中村うさぎさんの新刊『老後破産の女王』について、小林真理子さんの書評が話題になっています。
本編は発売前なのでまだ読んでいないのですが、特に印象に残ったのは、投資家を「あくせく働くアリでもなければ、浪費でジリ貧になっていくキリギリスでもない。唸るほど金を持ってて、その金がまた新たな金を生み、果てしなく肥え太り続けるサステナブルな黄金虫」と表現していたところ。
お金とは労働の対価だと思っていたのに、投資家は自分が働く代わりに、お金に働いてもらい、さらにお金を生み出していく。
しかも、増えたお金がまた新しいお金を生み出していく。
なんだか不思議な世界ですよね。
私も投資を始める前から、こうした仕組みに不思議さを感じていました。
一生懸命働いて収入を得る人がいる一方で、資本を持つ人は、その資本自体に働いてもらうことができる。
もちろん、投資にはリスクもあるし、誰もが簡単にお金を増やせるわけではない。
でも、労働によって収入を得る世界と、資本によって収入を得る世界では、そもそものルールが違うのだと思う。
そして、資本を持っているかどうかで、その後の資産形成にも大きな差が生まれていく。
これって、よく考えるとすごい構造。
働いて稼いだお金を貯めて、そのお金に働いてもらう。
最初は小さな金額でも、時間をかけて少しずつ大きくなっていく。
私自身、株式投資を続けてきて、この仕組みの面白さを実感している。
だからこそ、小林さんが紹介していた、うさぎさんの毒とユーモアたっぷりの表現がとても面白かった。
お金って、いったい何なんだろう。
働いて稼ぐだけが、お金を得る方法ではない。ある程度の資本があれば、お金そのものが新しいお金を生み出していく。
しかも、時間が経つほど、その差は広がっていく。
自分の時間を使って働いて稼ぐ人と、お金に働いてもらって増やす人。同じお金を得るという行為なのに、仕組みはまるで違う。
資本主義って、よくできているようで、なかなか不思議な世界だ。
お金に働いてもらい、さらにお金を生み出す。私もそんな黄金虫を目指して、せっせと投資を続けています![]()
