昨日は米国株が上昇し、日本株も反発!
この流れが続くのかな?と思っていたら、今日はまさかの急落……素直に悲しい。
10月22日の日経平均は、前日比1,713円40銭安の6万2,907円84銭で取引を終えました。
下落率は2.65%。昨日は545円高と反発していたのに、今日は一転して1,700円を超える大幅下落です。朝方は買いが先行したものの、そこから売りが加速し、終値はこの日の安値圏に。
昨日の米国市場では、ダウ平均が529ドル高、ナスダックも上昇していました。
それなのに、なぜ日本株はこんなに売られたのでしょうか。
ポイントを整理してみました。
1. 新しい買い資金が入らず、戻り売りに押された?
まず気になるのが、東京市場の売買代金です。
東証プライム市場の売買代金は、10月19日が約5.6兆円、20日が約5.5兆円、21日も約6.9兆円と、3営業日連続で7兆円を下回っていました。
つまり、株価が大きく動いている一方で、積極的に新しい資金が流れ込んでいるとは言いにくい状況だったわけです。
昨日はAI・半導体関連株などが買い戻され、日経平均は545円高と反発しました。
しかし、上昇したからといって、投資家がみんな強気に転じたわけではありません。
短期的な買い戻しが一巡すれば、利益確定の売りも出てきます。
新たな買い手が十分に現れなければ、その売りを吸収できず、株価は下がりやすくなります。
昨日の反発が本格的な上昇相場への転換だったのか、それとも一時的な買い戻しだったのか。
今日は、その違いが表れたようにも見えます。
2. 原油高と、日米の金融政策を前にした警戒感
もうひとつ気になるのが、原油価格の上昇です。
中東情勢をめぐる緊張が続くなか、原油価格が上昇すると、企業のコスト増加やインフレ再燃への懸念につながります。
インフレが再び強まれば、金利の高止まりや金融政策への影響も意識されます。
さらに、今後の物価指標や日米の金融政策をめぐるイベントも控えています。
こうした局面では、イベント前に積極的に買いを入れるよりも、いったん保有株を売ってリスクを抑えたいと考える投資家も出てきます。
ただし、原油高や金融政策への警戒感だけで、今日の下落をすべて説明できるわけではありません。
重要なのは、こうした不安材料があるところに、売りを受け止めるだけの買いが入らなかったことではないでしょうか。
3. 下落が下落を呼ぶ、先物主導の売り
そして、急落を考えるうえで見逃せないのが、先物などを通じた機械的な売買です。
株価が下がり始めると、相場の変動率や価格の動きをもとに売買するアルゴリズムが、売りを増やすことがあります。
先物の売りが増えれば、日経平均がさらに下がる。下落によって投資家の警戒感が強まり、追加の売りが出る。
こうした動きが重なると、短時間で下げ幅が大きくなることがあります。
もちろん、今日の下落がアルゴリズムによる売りでどの程度拡大したのかは、個別の売買データを確認しなければ断定できません。
ただ、ここ最近のように株価が乱高下している相場では、投資家心理だけでなく、先物や機械的な売買が値動きを増幅させる可能性にも注意したいところです。
今日の急落で感じたこと
今回の相場で気になったのは、昨日の米国株高や日本株の反発が、今日の買いにつながらなかったこと。
米国株が上がったから日本株も上がる、という単純な展開にはなりませんでした。
相場全体に不安材料が残っているときは、少し株価が戻っても、利益確定やリスク回避の売りが出やすいのかもしれません。
そして、新しい買い資金が少ない市場では、その売りが想像以上に大きな値動きにつながることもあります。
引き続き、原油価格の動き、米国株の上昇が続くかどうか、そして日本市場に新たな買いが入ってくるかにも注目したいところです。
それにしても、最近の相場は本当に忙しい。
明日はどうなるのかな〜悲しみこらえて明日も頑張る![]()