先週は日経平均が大きく下落。木曜日には3,000円を超える暴落となり、金曜日には反発したものの、米国市場では再びハイテク株を中心に売りが広がりました。
そして週末、日経平均先物は大幅安。
これは月曜日も厳しい展開になってしまうのでしょうか。。。
日経平均先物は1,890円安
10月16日(金)の日経平均株価は、前日比898円高の65,324円で終了しました。
しかし、その後の米国市場ではNASDAQが2.1%下落。半導体株などが売られ、AI関連株への警戒感が強まりました。
そして17日朝、日経平均先物は63,630円で夜間取引を終了。
前日清算値から1,890円安となり、金曜日の日経平均終値と比較しても約1,700円低い水準です。
この数字を見ると、月曜日は大幅安で始まる可能性を考えておく必要がありそう。
ただし、先物はあくまで現時点の市場参加者の売買によって形成された価格。月曜日の寄り付きや終値が、この水準になると決まったわけではありません。
週末のニュースや海外市場の動きによって、状況が変わる可能性はあります。
日経平均は暴落。でも、日本株全体が同じように下がっている?
注目したいのは日経平均とTOPIXの違いです。
10月9日から16日までの週間騰落率を比較すると、日経平均株価は5.37%の下落だったのに対し、TOPIXの下落率は0.95%にとどまりました。
日経平均とTOPIXでは、下落幅に大きな差が出ていたことがわかります。
日経平均は、東京エレクトロンやアドバンテストなど、株価水準の高い一部の銘柄の影響を受けやすい指数です。
一方、TOPIXは東証上場企業を幅広く対象としているため、市場全体の動きを見るうえで参考になります。
今回の数字からは、日経平均の下落が日本株全体に均等に広がっていたわけではなく、一部の大型ハイテク株への売りが指数を大きく押し下げたことがうかがえます。
もちろん、TOPIXも下落していますし、これだけで安心できるわけではありません。
それでも、日経平均の下落率だけを見て「日本株がすべて同じように暴落している」と判断するのは、少し違うのかもしれません。
では、月曜日、どんな展開になれば希望が持てる?
① 米国株先物が持ち直すこと
米国のハイテク株への売りが一巡し、NASDAQ関連の先物が反発すれば、日本の半導体関連株にも買い戻しが入る可能性があります。
② 日経平均先物の下落幅が縮小すること
週末の大幅安から下落幅が縮まってくれば、売りの勢いが弱まっている可能性があります。
ただし、先物が戻したからといって、現物株も必ず反発するとは限りません。
③ TOPIXも含めて売りが落ち着くこと
日経平均だけでなく、TOPIXや幅広い銘柄の値動きも確認したいところです。
日経平均だけが大きく下がるのか、それとも市場全体に売りが広がるのか。ここは、相場の状況を見極めるうえで重要だと思います。
為替の動きも無視できません。円高が急速に進めば輸出関連株の重荷になることがありますし、円安が進んでも米国株安の影響を打ち消せるとは限りません。
つまり、先物が下がっているという事実だけで、月曜日の相場を決めつけることはできないのです。
相場が荒れていると、あれもこれも気になってしまいます。
でも、確認するポイントを絞ることも大切です。
⚫︎米国株先物は反発しているか。
⚫︎日経平均先物の下落幅は縮小しているか。
⚫︎ドル円は急激な円高になっていないか。
⚫︎日経平均だけでなく、TOPIXや自分の保有株も確認する。
寄り付きで大きく下がったとしても、その後に買い戻しが入ることはあります。反対に、朝に持ち直していても再び売られることがあります。
寄り付きの数字だけで一日全体を判断しないようにしたいです。
株価が大きく下がると、どうしても不安になります。
でも、上がる日もあれば、下がる日もある。
相場を完璧に予想することなんて、誰にもできません。
だからこそ大切なのは、目先の値動きに振り回されて、怖くなって株を投げ売りしたり、無理な損失を抱えて投資を続けられなくなったりしないこと。
生活に必要なお金まで投資に回さず、無理のない範囲で続けていく。
相場が下がっても、慌てて市場から離れず、長く投資を続けられること。それが、長期投資では何より大切だと思っています。
月曜日は、少しでも良い方向に向かうことを願いながら冷静に相場を見ていきたいと思います![]()