3連休明けの日本株は、なかなか厳しいスタートとなりました。
10月13日の日経平均株価は、前営業日比 1,253円40銭安(-1.82%)の67,777円52銭。これで4営業日続落です。
一時は1,900円を超える下落となり、6万7,000円台まで売り込まれる場面もありました。
そんな日経平均は大幅安。。。でもTOPIXは上昇!
- 日経平均:67,777円52銭(-1,253円40銭)
- TOPIX:4,104ポイント台(前営業日比+0.33%)
このように、日経平均とTOPIXで明暗が分かれた一日でした。
原因はAI・半導体株の下落
今回の日経平均の下落で大きく影響したのが、AI・半導体関連株です。
米国市場では半導体株が売られ、中国の半導体メーカーが技術面で進展しているとの報道もありました。
中国勢との競争が激しくなれば、半導体の価格や企業の利益率が低下するのではないか。そんな警戒感から、半導体関連株を中心に売りが広がりました。
さらに、中東情勢への不安や原油高も投資家心理の重荷となりました。
日経平均は、値がさ株と呼ばれる株価水準の高い銘柄の影響を受けやすい指数です。
そのため、半導体関連株など一部の大型株が大きく下がると、ほかの銘柄がそれほど下がっていなくても、日経平均全体が大きく押し下げられることがあります。
それなのに、上がっている株も多かった
日経平均が大幅安だったにもかかわらず、東証プライム市場では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を大きく上回る場面がありました。
銀行株や保険株、海運株などには買いが入り、三菱UFJ、三井住友、みずほ、東京海上なども堅調に推移しました。
ちなみに私の持ち株も大幅に上がりました![]()
このように日本株全体が一斉に売られていたわけではありません。
AI・半導体関連株が大きく下落する一方で、金融株などには資金が向かっていたということです。
もちろん、TOPIXが上昇したからといって、すべての銘柄が上がったわけではありません。自分の持ち株がどの業種に属しているかによって、今日の相場の感じ方はかなり違ったはずです。
株式投資をしていると、どうしても日経平均の上げ下げが気になります。
でも、今日のように日経平均とTOPIXの動きが食い違う日は、指数だけで相場全体を判断するのは難しいものです。
日経平均が下がっていても、自分の持ち株が比較的堅調なら、指数を押し下げている銘柄や業種を確認してみる。
逆に、日経平均が上がっているのに自分の持ち株が下がっているなら、どの業種に買いが集まっているのかを見てみる。
そんなふうに、指数と個別株を分けて考えることも大切だと思います。
明日以降はどうなる?
気になるのは、今回の下落が一時的な調整で終わるのか、それとももう一段下がるのかということ。
今後は、米国の半導体株の動きやAI関連株への投資家心理、中東情勢と原油価格などが引き続き注目されます。
特に、半導体株の下落がほかの業種にも広がっていくのか、それとも金融株などが相場を支えるのかは、確認しておきたいところです。
ただし、今日のTOPIXの上昇だけで、相場が底を打ったと判断することもできません。
大きく下がった翌日に反発することもあれば、さらに売られることもあります。
株価の先を正確に当てるのは難しいので、こういう日は指数の数字だけに振り回されず、自分の持ち株がなぜ動いているのかを確認していきたいですね。
日経平均が大幅安でも、上がっている株はある。
今日の相場は、そんな当たり前のことを改めて感じさせる一日でした![]()