「NISAのお花畑(お花畑状態)」
主に新NISAなどが盛り上がる中で、投資コミュニティやSNS等で、楽観的すぎる投資マインドや市場の過熱感を揶揄・警戒する言葉として使われています。
たしかに、最近は
「NISAでS&P500を買っておけばOK」
「長期投資なら大丈夫」
「淡々と積み立てれば資産形成できる」
みたいな話をよく見かけます。
もちろん、間違っていない。
私もNISAは使っているし、長期で株式を持つことにも意味があると思っている。
でも、
NISAをやっていれば安心
これは違うと思う。
NISAはあくまで税金が優遇される制度であって、投資のリスクをなくしてくれるものではない。
たとえば、S&P500。
2000年代は、ITバブルの崩壊に始まり、2008年にはリーマンショックもあった。2000年から2009年までの10年間では、配当込みでもリターンがほぼゼロに近い時期だった。
いわゆる「失われた10年」。
ダウ平均も、2000年代の価格リターンは約マイナス9%だったと言われている。
「長期で見れば株価は上がってきた」
これは事実。
でも、
長期で上がってきたことと、自分が投資する10年、20年が必ず順調だということは別の話。
これからAI関連への期待がさらに膨らんで、もしAIバブルのようなものが起きたら?
当然、今までのような右肩上がりが続くとは限らない。
だからといって、
「危ないから投資なんてしないほうがいい」
と言いたいわけでもない。
むしろ逆。
資産形成は、リスクを取ってお金を増やしていくことだと思っている。
だからこそ、
「何を買えば儲かる?」
だけじゃなく、
「どこまで下がっても自分は耐えられる?」
を考えておくことが大事なんじゃないかしら。
NISAを使う。
S&P500やオルカンを買う。
日本株を持つ。
現金も残しておく。
どれが正解というより、自分の年齢や資産、収入、これから使うお金、そして暴落したときの自分のメンタルまで含めて考える。
結局そこなんだと思う。
私はいわゆる就職氷河期世代。
50代になった今振り返ると、若い頃からずっと景気のいい時代を歩いてきたわけではない。
だからこそ、今こうして株式市場が比較的好調な時期に投資を始めて、資産を増やすチャンスに参加できていることは、素直に良かったと思っている。
もちろん、自分なりに勉強したり、続けてきたこともある。
でも、それだけではなく、時代や相場の流れに恵まれた部分も大きいと思う。
もし今がたまたま良い時期だったのだとしたら、これから先も同じように進むとは限らない。
だから、「絶対」はないと思いながら、これからも自分なりに投資を続けていきたいところです![]()