株を持っていると、あるあるな悩み。
「この株、権利確定日をまたぐ?」
配当がもらえる銘柄なら、せっかくだから配当をもらいたい。
でも、権利落ち日に株価が下がることもある。
じゃあ、権利確定日の前に売って、権利落ち後に買い戻したほうがいいんじゃない?
……と思ったりする。
でも、これ、そんなに簡単な話でもない。
そもそも配当や株主優待などの権利を受け取るには、基準日に株主になっている必要がある。
そのためには、権利確定日の直前まで持っていればいいというわけではなく、実際には「権利付き最終日」までに買っておく必要がある。
そして、その翌営業日が「権利落ち日」。
ここはちょっとややこしい。
そして権利落ちになると、理論上は配当金の分だけ株価が下がる。
たとえば、1株あたり100円の配当なら、
権利落ち前 1,000円
↓
権利落ち後 900円
というのが理論上のイメージ。
もちろん、実際の株価はそんなにきれいには動かない。
その日の相場全体の動きや、その会社への評価など、いろいろな要因で動くからだ。
だから、
「配当をもらって、権利落ちで株価が下がるなら意味ないじゃん」
という話でもないし、
「権利落ち前に売れば絶対に得」
という話でもない。
そもそも、権利確定日前だから株価が必ず上がるわけでもないし、権利落ち後だから必ず配当分だけ下がるわけでもない。
ここが難しいところ。
私は基本的に、長く持ちたいと思っている配当株なら、権利確定日をまたぐことにあまり抵抗はない。
配当をもらうために持っているのだから、権利を取って、そのまま持っておく。
逆に、「権利確定日だから」という理由だけで、普段なら売らない株を売ったり、買い戻したりするのは、ちょっと面倒くさい。
しかも、売ったあとに株価が上がったら、
「あれ、売らなきゃよかった……」
となる可能性もある。
反対に、権利落ち後に安く買い戻せることもある。
結局、どちらが正解というより、
その株をこれからも持ちたいのかが大事だと思う。
配当株を長期で持つなら、権利確定日は「売らなきゃいけない日」ではなく、
「今年も配当をいただく時期が来たな」
くらいに考えておく。
もちろん、含み益が大きくなっていて一度利益を確定したいとか、投資方針を変えたいとか、売る理由があるなら別。
でも、
「権利落ちが怖いから、とりあえず売る」
なんてことは私はやらない。
株って、こういう細かいところまで考え始めると、どんどん難しくなるんですよね。
権利確定日をまたぐか、またがないか。
結局、自分の投資スタイルに合うほうを選べばいい。
私は長く持ちたいと思える株なら、淡々とまたぎます。
そして、配当金が入ったら、
「今年もありがとう」
と感謝しながらいただくだけです![]()