9月24日、アメリカのトランプ大統領と中国の習近平国家主席がワシントンで会談します。
今回の米中首脳会談では、関税だけでなく、レアアース、AI・半導体、台湾問題など、両国の間にあるいろいろな問題が話し合われる見通しです。(テレ朝NEWS)
そして、首脳会談を前に、ひとつ動きがありました。
アメリカのベッセント財務長官によると、アメリカと中国は、現在の「貿易休戦」を2027年1月10日まで延長することで合意しました。
もともとの期限は11月10日。
つまり、いきなり米中貿易戦争が再燃するという状況は、ひとまず先送りされたわけです。(icis.com)
これだけを見ると、株式市場にとっては悪い話ではありません。
ただし、ここで「米中関係が完全に改善した」と考えるのはまだ早そうです。
今回の会談では、関税だけでなく、AIや半導体、レアアースなど、今後の世界の産業やサプライチェーンに影響する問題も話し合われます。
特にレアアースは、中国の供給力が大きく、アメリカ側も依存度を下げようとしている分野。
AIについても、両国は競争を続けています。(フィナンシャル・タイムズ)
なので、今回の米中首脳会談で市場が見ているのは、
「仲良くしました」だけではなく、具体的に何が決まったのか。
ここだと思います。
たとえば、
・追加関税をどうするのか
・レアアースの輸出は安定するのか
・AIや半導体をめぐる規制はどうなるのか
・アメリカから中国への農産物やエネルギーの輸出は増えるのか
・台湾をめぐる緊張がどうなるのか
このあたりは、株式市場にも影響してきそうです。
そして日本株を見る場合、米中関係は意外と無関係ではありません。
半導体関連はもちろん、中国向けの機械や素材、商社、海運、自動車など、米中の貿易が活発になることで恩恵を受ける企業もあります。
一方で、米中対立が再び強まれば、サプライチェーンや輸出規制などを通じて企業業績に影響する可能性もあります。
だから今日の日本株を見ていても、
「日経平均が上がるか下がるか」だけではなく、どの業種が動いているのかを見ることが大事なんだな
と改めて思います。
ちなみに、今回の会談については、事前から「大きな歴史的合意」よりも、まずは対立を管理して貿易休戦を延長することが現実的、という見方も出ていました。(Investing.com)
さて、会談はこれから。
次に出てくるニュース次第では、今夜のアメリカ株、そして明日の日本株にも影響してきそうです。
米中首脳会談。
投資をしていると、こういう世界の出来事まで気になってくるから面白いですね![]()