最近、ソフトバンクグループの社債が話題になっています。
今回の第70回無担保普通社債は、現在「年4.30~4.90%」という仮条件が発表されています。
そして、正式な利率は今日、9月4日に決定される予定です。
9月7日から申し込みが始まるので、利率を確認してから申し込むかどうかを考えることができます。
そんな社債について調べていて、ふと思ったことがあります。
「社債って、先着順なの?」
株なら、証券取引所が開いている時間なら基本的に好きなタイミングで売買できます。
でも、個人向けの社債はちょっと仕組みが違います。
今回のソフトバンクグループの第70回無担保普通社債は、発行総額1兆円、1口100万円。
申込期間は9月7日から9月16日までで、主に個人投資家を対象に募集されます。(ソフトバンクグループ株式会社)
では、期間内なら誰でも必ず買えるのかというと……
そうとは限りません。
社債は「この条件で、これだけの金額を発行します」とあらかじめ数量が決められています。
そこに購入希望者が集まって、発行される数量を超える申し込みがあれば、全員が希望額を買えるとは限りません。
そのため、人気の社債では、
「申し込みが始まったら早めに申し込まないと買えないかも」
ということが起こります。
これが、個人投資家の間で「社債は先着順」というイメージにつながっているんですね。
ただし、すべての社債が単純な先着順というわけではありません。
募集方法や証券会社によって取り扱いが違うので、
「申し込み開始日に申し込めば必ず買える」
というものでもありません。
ここは株とはかなり違うところです。
そして、もうひとつ大事なのが、
「社債=預金」ではない
ということ。
今回のソフトバンクグループの社債も「無担保・無保証」です。つまり、会社が元本や利息を必ず保証してくれる商品ではありません。(ソフトバンクグループ株式会社)
もちろん、社債には信用格付けなどの判断材料があります。
今回の第70回無担保普通社債については、取得予定格付はJCRの「A」とされています。(ソフトバンクグループ株式会社)
「金利が高いからお得!」
だけで決めるのではなく、
誰が発行しているのか
何年お金を預けるのか
途中で現金化したくなったらどうするのか
元本割れの可能性はないのか
こうしたところまで確認してから考える必要があります。
私自身、株式投資が中心なので、社債は株とは違った仕組みがあって面白いなと思っています。
特に今回のように「高めの金利」が提示されると気になりますよね笑
でも、金利だけを見るのではなく、
「なぜこの会社は、この金利でお金を集めるんだろう?」
と考えてみる。
それも投資をするうえで大事な視点なのかもしれません![]()
