発達障害・グレーゾーン

子どもの困った行動をおうちで解決!

おうち療育アドバイザー浜田悦子です。 

 

こんにちは。

 

 

今日は、こちらのお悩みにお答えします。

 

 

友達が嫌がることをやり続ける。

 

相手の子が「やめて!」と言うのに、

からかったり、侮辱する言葉を投げかけたりします。

 

自分の要求を叶えてもらえないと、なんで?となるようです。

 

しかし、誰に対してもではなく、園では真逆でそれができない。

 

親しくなった子には歯止めがきかない。憎しみを抱く。

 

 

年長のお子さんのお悩みです。

 

 

 

お友達に関わらず、

兄弟や両親に対しても

このような行動が出るという声は多く

とても多いお悩みです。

 

 

 

このお悩みのポイントは、こちら。

 

  • 嫌がることをやり続ける
  • 園で親しくなった子への行動
 
この二つの視点から
考えてみましょう。
 

 

 

 

 
嫌がることをやり続けるお子さんとは

 

 

まず、嫌なことをやり続けるお子さんは
次のような理由が隠れていることがあります。

 

 

嫌がるお友達の反応を喜んでいる

 

 

ここにあてはまるお子さんは、

お友達が嫌がれば嫌がるほど

反応が大きくなるので、

嫌がることをやり続けます。

 

 

 

お友達が嫌がっている、という捉え方ではなく

お友達が嫌がる反応が大きいので

反応してもらえてうれしい!

と、思っているのです。

 

 

 

こんな時は、反応を与えないことが大切です。

 

 

 

とはいえ、園という集団だと

なかなか難しいと思います。

 

 

そんな時は、

特定のお友達に出る行動がでるなら

トラブルになる前に

間に先生が入ったり、

お子さんの好きな歌を3、2、1、で歌ったり・・・

その場面を切り変えるようにしてみましょう。

 

 

問題行動は、繰り返すたびに練習されると言われています。

 

ですので、まずはそういう場面を作らないことが大切なのです。

 

 

 

 

わたしたち大人は

正しいコミュニケーション方法を

一生懸命教えようとします。

 

 

  • お友達が嫌がっているよ
  • お友達の気持ちを考えて
  • どうしてそんなことするの?
 
 
何度も教えれば、
子どもはいつか分かると思っています。
 

 

 

でも、発達凸凹のお子さんは

人の話しを聞く前に

人の反応に左右されています。

 

 

 

小さい子は、

リズムに乗せて場面を切り変えたり、

好きなものや興味のあることで

うまく場面を切り変えることができます。

 

 

言葉で教える、説明するよりも

人が入って視界を遮ったり

場面を切り変える方法で

問題行動を練習させない努力をしてくみてださい。

 

 

 

 

 

適切なコミュニケーションを理解していない

 

 

また、

 

適切なコミュニケーション方法を理解していない

 

ということも関わっています。

 

 

 

今回のお子さんは

お友達と適切なコミュニケーションが取れていません。

 

 

 

要するに、

お友達とどうコミュニケーションを取ると

自分も相手もうれしいのか?

理解していないのです。

 

 

ママや先生にとっては、

そんなこともわからないの?

 

と、思うかもしれません。

 

 

 

でも、

発達支援センターで指導員をしていた時

このようなトラブルはとても多かったです。

 

 

 

子どもが悪いのでも

いじわるな子でもなく、

適切なコミュニケ―ションを理解していない、

それだけのことなのです。

 

 

 

こんなこともわかってないなんて

わたしたち大人は思ってもみませんから、

土台であるココをすっ飛ばして

なんとか子どもを軌道修正させようとします。

 

 

 

でも、軌道修正も何も

子どもに何にも教えてあげていないのです。

 

 

 

今回の事例に関わらず

こういうこと、多々あるんです。

 

 

 

 

 

園で親しくなった子への行動
 

 

特に、園で親しくなった子へ

このような行動が出る場合は、

分かってほしい相手だからこそ

そんな行動が出てしまうのだと思います。

 

 

本当は仲良くしたいのに、

どうコミュニケーションを取っていいのか

分からなくて困っているのです。

 

 

 

特に、

いつも怒られているお子さんや

ほめられるよりも怒られることが多いお子さんは、

周りから怒られるということで強化されているので

怒られる行動を取ってしまいがちになります。

 

 

周りの反応、注目、刺激に左右される子どもたち。

 

 

ここを理解していないと、

どこまでいっても平行線です。

 

 

おうちでできることは、

家族と実践することです。

 

 

 

 

まずは、ママが

園での様子を想定して

適切な声かけをかけて行きます。

 

 

 

「 ねえねえ、一緒に遊ぼう 」

 

 

お子さんの前に行って

肩を優しく叩いたりしてもいいですよね。

 

 

 

お子さんも理解してきたら

お友達の具体的な名前を出して

伝えていくといいと思います。

 

 

「 〇〇くんと仲良くしたい時は、ねえねえって肩を叩くと喜ぶよ 」

 

「 〇〇ちゃんと一緒に遊びたい時は、一緒に遊ぼうって言えば一緒に遊べるよ 」

 

 

 

声かけは、

  • 短く
  • 肯定的であること
 
「 〇〇してはダメ 」
 
 
では、ただ否定しているだけで
子どもには伝わりません。
 
 
参考になさってください。

 

 

 

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