佇むよし子 | 302号室のヘビとトカゲとヤモリたち

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レオパ、フトアゴ、アオジタ、ノギハラバシリスク、コーンスネーク、ニホンヒキガエルたちとの楽しい生活

 よし子は夜行性なので昼間は基本的にタッパーの中で寝ていますが、昼間でも、ふと見ると、
 

 起きてタッパーの上にいたりします。
 またしばらくしてから見てみると、
 

 タッパーの中に戻って眠そうにしていて、またまたしばらくすると、
 

 タッパーの上にいたりします。
 
 タッパーの上にいるときって、よし子はどんな気分なんだろう?
 そして、
 

 何を見ているんだろう?
 ぼくにはよし子の目の前にはガラスしかないように見えますが、よし子の目には何が映っているのだろう? それとも何かを見ているわけではなく、ただ何かを考えているのかな?
 それとも、何を考えているわけでもなく、ぼ~っとしているだけなのかな? 
 
 いずれにせよ、よし子のように何もせず流れる時間の中にただ佇むって、もはや人間には難しいんですよね。
 人間ってなぜ「退屈」を感じるようになっちゃうんでしょうね。