スノークの舌と、ユールの舌 | 302号室のヘビとトカゲとヤモリたち

302号室のヘビとトカゲとヤモリたち

レオパ、フトアゴ、アオジタ、ノギハラバシリスク、コーンスネーク、ニホンヒキガエルたちとの楽しい生活

 昨日のスノークにみかんをあげたときの動画をコマ送りして、じっくり見てみました。お皿をペロペロするスノークの、特徴的な青い舌をです。
 

 わずかに開いた口から、今まさに舌が出でこようとしています。
 
 おっ!
 
 おお! 
 
 おおーっ、なんかすげえ!
 
 戻りが速い! じっくりコマ送りしてみても途中の状態を捉えることができませんでした。
 
 戻りました。
 なんとも不思議で、おもしろい青い舌! スノークがこの舌でお皿をペロペロするさまは、まるで布巾でお皿を拭くみたいです。そりゃあお皿もピカピカになりますね。
 
 ところでスノークの舌はこれに似てると思いました。
 
 ウミウシ。海にいる、貝殻のない貝です。
 
 
 
 こちらはフトアゴのユールの舌。
 
 スノークの舌がウミウシに似てるのなら、ユールの舌は明太子に似ています。
 アオジタトカゲの舌は食べ物を舐め取るのに適していますが、フトアゴの舌はカエルやカメレオンのように、獲物をくっつけて捕らえることができます。まあカエルやカメレオンほど長くは伸びないですけどね。明太子ですから。
 
 ぼくは一度だけ、ユールのこの舌に触れたことがあります。というか、ユールが当ててきたんです。冷凍コオロギをあげたときに、生きコオロギに見せようと指でつついて動かしていたら、ユールが間違ってぼくの指のほうを舌で捕えようとしたんです。
 ぼくの人差し指にユールの舌が当たったその感触は、
 
「ぽむっ」
 
 でした。
 めちゃくちゃ柔らかかったですよ。