脱皮したての大吉 | 302号室のヘビとトカゲとヤモリたち

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レオパ、フトアゴ、アオジタ、ノギハラバシリスク、コーンスネーク、ニホンヒキガエルたちとの楽しい生活

 コーンスネークの大吉が脱皮をしました。
 大吉はいつも脱皮が近づくとフンを溜め込み、脱皮を終えると同時に豪快にブッ放します。そのため抜け殻がフンまみれになってしまうこともよくあります。今回はそのパターンだったので、せっかくの見事な一本脱ぎでしたが、抜け殻はすぐに捨てました。
 

 ケージの掃除のついでに体重測定。1330g! お腹の中が空っぽなので大吉にしてはちょっと軽いですが(ふだんは1400gくらい)、コーンスネークとしては圧倒的な体重ですね。

 
 脱皮したてのピカピカの大吉、少しもじっとしてくれません。写真を撮ろうとすると、
 
 しゅるるるる~~と、
 
 手の中を滑るように動いていきます。このときの肌触りといったら! しっとりしているようでサラッとしているようで、ほんとにたまらない肌質感なのです。
 
 だめだ……文章をうまく書けない……。
 数日前に東野圭吾の『秘密』を読み終えたのですが、いま、言いようのない喪失感というか寂しさに包まれてしまっています。すごい小説だった……。こんな気持ちになるのはダニエル・キイスの『アルジャーノンに花束を』を初めて読み終えたとき以来だ……。
 ここ数日ブログ更新が滞っていたのはこれが原因です。
 
 ぼくは東野圭吾の小説はまだ21作品しか読み終えていません。100作品以上あるようなので、これから読む80以上の作品の中にもまたこんな読後感を覚えるものがあるかもと思うと、楽しみなような恐いような……でもやっぱり楽しみです。