ユールのアゴ髭 | 302号室のヘビとトカゲとヤモリたち

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レオパ、フトアゴ、アオジタ、ノギハラバシリスク、コーンスネーク、ニホンヒキガエルたちとの楽しい生活

 とにかく日光浴が大好きなユール。今日は日差しがイマイチだったのでずっとケージの中でしたが、バスキングスポットで体をガンガン炙っていました。
 
 かなり長い間バスキングスポットいたので気になって、「ユール、そろそろいいんじゃないか? 喉も乾くだろうし」と言ってクールスポットに移動させてみたのですが、ダダダッと走ってまた体を炙るんです。
 
 そしていつものように「ラ~~~~♪」と歌っていました。
 去年の今頃、まだ我が家に来てそれほど間もない頃は、歌っているときに写真を撮ろうとするとピタッと口を閉じてしまったものですが、今ではもうまったく気にしません。
 
 真正面から超至近距離で撮っても、「ラ~~~~?」って感じです。それにしてもフトアゴの舌ってほんとキュートですよね。
 
「フトアゴヒゲトカゲ」の名前の由来となる、太いアゴ髭(トゲトゲ)。何のためにこんなふうに発達したのでしょうか。やっぱり外敵から身を守るためでしょうか(鎧のようなものとして)? それとも「ぼくはこんなに尖ったトゲトゲを持ってるんだぞ! 刺しちゃうぞ!」みたいな感じでしょうか(武器として)?
 
 バラの棘のように鋭く尖っていて、すごくよく刺さりそうなこのアゴ髭ですが、実はけっこう柔らかくて、触ってもぜんぜん痛くないし、刺さったりしないです。つまりこのトゲトゲは完全にハッタリ用なんですね。まったくお茶目なトカゲですねえ、フトアゴってやつは!