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さっそく本題から始めますが、
今回の旅の1番の目的は
Kirraの3回忌に立ちあうこと。
３５歳でこの世を去りました。
Kirraは私のホストシスターです。
25年前、私が高校2年生になる春に
オーストラリアにホームステイに行った先の
シスターで当時中学生でした。
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その家には子供が３人いて、
私はKirraと寝室をシェアしました。
お互いに姉妹はいなかったので、
同じ部屋で寝ることがとても楽しかったことを覚えています。
特に髪を乾かしてもらうのが楽しくておかしかったな。
私は当時流行っていた
内巻きワンカールのパーマをあてていました。
私の洗った髪をKirraがドライヤーで乾かしてくれるのだけど、
私の英語が悪かったのか、
Kirraがパーマのことをよく知らなかったのか
「Hirokoの髪はセットしやすいー！」と感動するKirraに
私は「うん、パーマあててるねん」と説明する、
それをKirraは理解しなくてまた感動する、、、という流れを
コントのように毎晩繰り返しました。
1998年、高校生になったKirraは
三重県に１年間語学留学したので
大阪の私の実家に泊まりに来てもらって
大阪や京都、奈良を観光しました。
その次に会ったのは2011年1月、
東京での13年ぶりの再会がとても嬉しかった。
Kirraの友人２人と、４人で会いました。
オーストラリアで再会することを約束して
「またね」
その後311の震災に見舞われ、Kirraは心配してくれて
とても温かいメッセージをくれました。
そして2016年12月に突然Kirraの訃報が届きました。
一生懸命生きてたつもりの5年間だったけれど
本当にそうだったのか、
本当にオーストラリアに行く機会はなかったのかと
後悔もしたし自分を責めもしました。
これからは1日1日を精一杯生きて、
何の後悔もせずに生きようと決めました。
去年の夏にKirraのママのKerryから連絡が来ました。
「Kirraと一緒に日本に行こうねって約束してたの。
Kirraはもういないけれど、京都に行ったらHirokoは
会ってくれますか？」と。
「もちろんです」と京都でママとママの妹に再会しました。
23年ぶりのこと。
フェイスブックで見てKirraの遺骨が海に散骨されたことは
なんとなく知っていたけれど、
ママたちに会って
「Kirraの命日にKirraが眠るビーチに行きたい、
今度こそ行かなきゃ。もう後悔したくない」
強くそう思うようになりました。
Kirraのお墓はなく、遺骨は全て海に散骨されました。
それで今、メルボルンに向かう機内でこれを書いています。
あれからの3年間で、私、何一つ後悔することはありません。
Kirraに会いに、ママに会いに、
オーストラリアへ向かっています。
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☆② - 長期滞在の理由とKirra[12/23-1/9 オーストラリアの旅]
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