こんにちは、ろんです。本日は、象印マホービン(7965)をご紹介します。
魔法瓶や炊飯器で有名な企業です。実は自己資本比率75%前後、有利子負債ゼロという非常に強い財務体質を持っています。派手な成長株ではありませんが、「着実に利益を積み上げる老舗メーカー」という印象を受けました。
本日は、株主優待IRを発表した会社を1社、(配当+優待)高利回り銘柄を6社調査しています。
ご訪問いただいた方の資産形成に、少しでもお役に立てれば嬉しいです。
----------------------------------------------------------------------------
■紹介銘柄オーバービュー:象印マホービン(7965)
結論:売上・BPSが長期で成長。自己資本比率75%前後、有利子負債ゼロの優秀な財務体質です。
・売上:597億円 → 925億円(+55%)(2010→2026予:以下同)
・EPS:15.66円 → 75.56円(+383%)
・営業利益率:3.13% → 7.14%(+4.01pt)
・ROE:2.92% → 5.27%(+2.35pt)
・自己資本比率:59.4% → 75.0%(+15.6pt)
・有利子負債比率:8.24% → 0%(▲8.24pt)
・現金:143億円 → 296億円(+107%)
→ 売上は約1.5倍、EPSは約5倍まで成長しました。自己資本比率は75%前後、有利子負債はゼロ。さらに、現金は約300億円あります。なんだか「貯金が趣味の堅実なおじいちゃん」が、気付けば資産家になっていたような会社です(笑)。
■事業の全体像
結論:炊飯器・電気ポットを中心とする生活密着型メーカー
象印マホービンは、
・炊飯ジャー
・電気ポット
・ステンレスボトル
・調理家電
などを手掛けています。誰もが一度は名前を聞いたことがある企業だと思います。派手なIT企業ではありませんが、毎日の生活の中で何十年も使われ続ける商品を作っています。
→ 私の場合、象印という名前を見ると「実家の電気ポット」を思い出します(笑)。株価は見ていませんでしたが、子どもの頃から商品は見続けていました。
■私の投資先分類(該当:緑色マーキング)
・情熱ある実業家(成長株)
・老舗旅館の跡取り(安定利益/財務良好株)←ここ
・誠実で実直な会社員(高配当/高優待株)
・夢を追うバンドマン(ギャンブル枠)
■配当:利回りは3.2%
結論:安定配当を続ける還元重視企業
・一株配当:6円 → 46円(2010→2026予)
・配当利回り:3.2%
・配当性向:41%(2024実績)
・連続増配年数(配当据え置き含む、特別配当除く):16年以上
→ 配当は長期で増加しています。ただし2025年は特別還元の影響もあり配当性向が高くなっています。今後の利益推移は確認したいところです。
そのため、「増配期待」というよりも、「安定還元」として見る方が自然かもしれません。
”内部留保や収益見通しなどを総合的に勘案しながら、連結配当性向50%以上を目安として安定的な配当の維持に努めていく所存です”
とIR資料に記載あり。累進配当方針、DOE下限目標の記載は確認できず(IR資料より)
■優待:自社商品優待販売
結論:長期保有優遇が新設され、より長く保有するメリットが増えました
‘26/10/2 優待制度の拡充を発表。変更内容は、優待販売に長期保有優遇を新設し、3年以上保有の株主に対する割引額を増額。利回り前提は、優待特別割引1,000円(前提:100株、権利確定:11月、継続保有条件なし。長期保有優遇あり、3年以上で1,500円に増額)
→ 100株保有時でも3年以上の継続保有により割引額が50%増加します。QUOカードのようにそのまま使える優待ではありませんが、炊飯器や電気ポット、水筒などを購入する予定がある方には実質的な価値がありそうです。
優待販売という性質上、「優待を使うために、まず商品を購入する必要がある」点には注意が必要です。家族会議で炊飯器の買い替えが決まっていれば嬉しい優待ですが、買い替え予定がなければ効果は薄いかもしれません(笑)。
■私の判断
結論:ウォッチリスト入り。3年保有時の(配当+優待)利回りは4.6%(増配率前提3.0%)で仮置きました。私としてはもう少し利回りが欲しいところ。総利回り5%に到達したところでもう一度考えたいと思います。
・売上成長
・鉄壁財務
・豊富な現金
・増配傾向
が魅力です。
一方で、
・利益成長は緩やか
・ROEは極端に高くない
・優待を使い切るには人を選びそう
という特徴もあります。派手な成長はありませんが、長年築いてきたブランドと財務基盤があります。私には、
「昔から地域で愛される老舗旅館が、設備を少しずつ新しくしながら営業を続けている」
ように映りました。劇的な成長株ではないものの、高い知名度による安心感を求める投資家には選択肢になりそうです。
あなたはこの企業をどう思いますか?「財務の安定感」「配当利回り」「優待の使い勝手」「株価の値ごろ感」など、気になるポイントがあればぜひ教えてください。
■本日の調査銘柄と3年保有時利回り(仮)
表の色:緑/橙:保有銘柄、黄色:優先順位 高(ウォッチリスト入り)、ベージュ:優先順位 中、灰色:優先順位 低、白:判断保留(過去実績が少ないなどで)
注:株価、業績、財務データの出典:KABU+。 分割前の株価で利回りを算出している場合があります。前提増配率は増配実績、BPS実績からの仮増配率[%/年]。優待利回りは優待品をヤフオクで売却した場合の仮金額の場合があります。
ご留意ください:本記事は、公開情報をもとに個人的な調査・考察をまとめたものであり、特定の銘柄の購入・売却を推奨するものではありません。株価、配当、優待、業績等は将来にわたり保証されるものではなく、投資には元本割れを含むリスクがあります。投資判断は、ご自身で企業のIR資料等をご確認のうえ、ご自身の責任でお願いいたします。
■合わせて読みたい(平日:利回り5%を目指せる銘柄調査編)
今日の銘柄のような“3年保有時に(配当+優待)で利回り5%を目指せる企業"を調べたい方は、こちらもご覧ください
■このブログで得られる価値をまとめた記事はこちら🔰
初めて来てくださった方は、こちらの記事をご覧ください。「このブログで得られる価値」 をまとめています。投資方針や利回り戦略を整理したい方にもおすすめです。










