一卵性双生児姉妹の初恋を、自身らも一卵性双生児であるワンウェーウ&ウェーウワン・ホンウィワット姉妹が監督・脚本で撮った青春ドラマ。
一卵性双生児である女子中学生のユーとミーは、生まれた時からずっと一緒。隠し事なくどんなものでもシェアしてきた二人は、食べ放題のレストランや話題の恋愛映画を一人分の料金で二人分楽しみ、ユーが苦手な数学の追試をミーが代わりに受けても、誰も気付かない。
絶対的な信頼関係で結ばれた二人だったが、ハーフで色白、肩幅が広くて笑うと八重歯がのぞく素敵な同級生マークが現れてから変わり始める。
世の中がY2K問題で世界が終わると大騒ぎする1999年、ユーとミーはシェアすることのできない初恋の訪れに揺れていく。
プロデューサーは、「愛しのゴースト」「女神の継承」などの監督・バンジョン・ピサンタナクーン。
出演は、一卵性双生児の姉妹であるユーとミーの二役を新星ティティヤー・ジラポーンシンが演じている。
出演は他に、アンソニー・ブイサレート、スパクソーン・チャイモンコン、ナティー・ガームネオプロム、ナットワサー・シーヌデートなど。
音楽は、「デュー あの時の君とボク」などのチャパウィット・テムニティクン。
原題「เธอกับฉันกับฉัน」
映倫区分PG12
2023年作品
タイ映画
配給はリアリーライクフィルムズ
製作会社はJor Kwang Films
上映時間122分
タイの青春映画です。
今までのタイの映画といえば、トニー・ジャーのイメージが強かった。
それかホラー。
でも、今作にトニー・ジャーは出てませんし、ホラーでもありません。
なかなか面白かった。
前半は、Y2Kで世の中が騒がしくなっている背景の中、一卵性双生児姉妹の仲の良さをチャーミングに描いています。
この描き方、描写がなかなかいいい。
双子のやりとりを見ているだけでも楽しい。
一転、後半はちょっと変わってくる。
初恋による2人の心と体の成長を描いています。
女心たっぷりの初恋の描写がこれがまた可愛い。
グッとヒューマンドラマになっています。
総じて、思春期や初恋などが入り混じった素敵で可愛い青春映画でした。
なんか、私はおっさんの男子ですが、学生時代の初恋やときめきを思い出させてくれるような感じでした。
ノスタルジーで淡い雰囲気がとても心地よい。
ほんと、まっすぐな恋愛の美しさとユーとミーの可愛らしさに癒されます。
ユーとミーを1人2役で演じた、ティティヤー・ジラポーンシンが素晴らしい演技を見せてくれます。
情報を入れないで観たら、1人2役とは気づかないんじゃないか。
ワンウェーウ・ホンウィワット監督が双子ということも、ティティヤー・ジラポーンシンの演技にリアリティを与えてるんだろうと思います。
演出も素晴らしいですね。
タイのその時代の時代背景もいいですね。
それとタイの風景もいい感じです。
今作は、第18回大阪アジアン映画祭で、「ユー&ミー&ミー」の邦題で上映されました。
■興行収入予想
現段階では上映館数14館と少ない。
6月28日(金)からの公開。
同日の公開作品は、「言えない秘密」、「クワイエット・プレイス:DAY 1」、「ボーン・トゥ・フライ」、「悪は存在しない」、「スリープ」など。
タイでは2023年2月9日公開。
興行収入は、29.47百万バーツ。
まあ、ヒットのは難しいですね。
初登圏外スタートと予想。
最終興行収入は1,200万円と予想。
星3つ(5点満点)
★★★☆
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