“音”を立てるものに襲いかかる“なにか”がもたらす恐怖を描いた「クワイエット・プレイス」シリーズの、始まりの日を描くホラー。
“音”を立てるものすべてに襲いかかる謎の生命体が、大都市ニューヨークに突如襲来した。
猫を抱えた1人の女性は、この未曾有の事態のなか、サバイバルを余儀なくされる。
“音を立ててはいけない”というルールもわからないまま、彼女は“なにか”に支配された世界を生き抜くため奮闘する。
監督・脚本・ストーリーは、「PIG/ピッグ」のマイケル・サルノスキ。
出演は、「アス」「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー」などのルピタ・ニョンゴが主演、主人公と共に“なにか”の脅威から逃れる男性を『ストレンジャー・シングス』などのジョセフ・クイン、「クワイエット・プレイス 破られた沈黙」に登場したジャイモン・フンスー、アレックス・ウルフなど。
音楽は、「PIG/ピッグ」のアレクシス・グラプサス。
原題「A Quiet Place: Day One」
2024年作品
アメリカ映画
配給は東和ピクチャーズ
製作会社はPlatinum Dunes=Sunday Night production
上映時間99分
2018年に公開されたホラー映画「クワイエット・プレイス」シリーズの前日譚を描くスピンオフ作品。
前2作で監督・脚本・製作/製作総指揮を務めたジョン・クラシンスキーは製作に就いているが、出演はしていません。
1作目の「クワイエット・プレイス」は面白かったけど、2作目の「クワイエット・プレイス 破られた沈黙」はいまいちだった。
なので、今作もさほど期待はしてませんが。。。
うん。
なかなか面白かった。
ただ、なんか音を出したらいけない。というのはだいぶ慣れてきた。
でも、まあ、今作は、大都市部を舞台にして、全2作とは違ったスピンオフ感というのはちゃんとあった。
観ている間はそれなりにハラハラして楽しめます。
ガン闘病という要素を入れているのが、深みを感じていいかもしれません。
ニューヨークが舞台というこもあり、一番最初のアタックという事もあり、スケールも大きくなってました。
ですが、なんかもうちょっと物足りないですね。
まあ、前2作も個人的にはそこまでだったんですが、今作は前2作よりは楽しめた感じですが。。。
怖さというより、どちらかというとワクワク感があるんですよね。
でも、監督は変わったけど前2作の雰囲気はちゃんと継承している感じですね。
怖がらせ方も、ベタではありますが上手い。
音の要素も、今作はかなりシンプルですね。
そこら辺はいいですね。
しかも今作の舞台は騒音たっぷりのニューヨークということで、これまでとは違った怖さもあります。
クリーチャーのデザインも個人的にはなかなか良かった。
監督げこだわっていた事が伝わってきました。
それと音楽が良かった。
なかなか切なさがある静かな旋律が作品を盛り上げていたように思える。
それと、ラスト。
いいですね。
これまでとは全く違った幕の閉じ方。
なんかこの最後のカットで、B級作品だったのが、一気にA級にアップしたような余韻があるラストだった。
今作はニャンコ好きには大喜びすると思います。
ほぼ、猫が準主役になってます(笑)。
前2作を観ていなくても、今作は前日譚なので全然観れますよ。
■興行収入予想
現段階では上映館数286館と普通規模より多め。
6月28日(金)からの公開。
同日の公開作品は、「言えない秘密」、「ふたごのユーとミー 忘れられない夏」、「ボーン・トゥ・フライ」、「悪は存在しない」、「スリープ」など。
北米では2024年6月28日公開で、日米同時公開。
2018年の「クワイエット・プレイス」は、製作費1,7000万ドルで、全世界で約3億4,000万ドル、北米で約1億8,800万ドル、日本で約8億6,000万円。
2021年の「クワイエット・プレイス 破られた沈黙」は、製作費6,1000万ドルで、全世界で約2億9,700万ドル、北米で約1億6,000万ドル、日本で約3億6,000万円。
というような成績。
さて今作はどうか。
全世界や北米では大ヒットしていますが、日本ではさほどヒットはしていない。
今作はスピンオフということで、全世界や北米、日本でも興行収入は下がると考える。
初登6位スタートと予想。
最終興行収入は4億4,000万円と予想。
星3つ(5点満点)
★★★☆

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