「東京カウボーイ」の映画レビューと興行収入予想 | roninの最新映画レビュー&けっこう当たる興行成績予想ブログ

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映画大好き、シナリオライター&映画興行予想師(自称)でもあるroninが、劇場で観た最新映画の感想とその映画の興行成績を予想します!

「福田村事件」「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」などの井浦新がアメリカ映画デビューを果たした人間ドラマ。

東京の大手食品商社に勤めるサカイヒデキは様々な食のブランドのM&Aを手がけており、上司である副社長のケイコと婚約している。

会社が米国モンタナ州に所有する経営不振の牧場の収益化を担当することになり、役員たちは土地開発業者への売却を勧めるものの、ヒデキは希少価値の高い和牛に切り替えて再建することを目指し、和牛畜産業の専門家を伴いモンタナに向かった。

しかしどこまでも空が続くことから“ビッグ・スカイ・カントリー”と呼ばれるモンタナは日本のオフィス街とは何もかもが異なっており、すぐにトラブルに見舞われる。

ワダが怪我で入院してしまい、ヒデキは一人場違いなスーツ姿で牧場管理人のペグに和牛の事業計画をプレゼンするが、まともに取り合ってもらえない。

牧場で働く元ロデオ選手ハビエルに7万エーカーもの広大な敷地を案内され、ヒデキの計画が実現困難であることは明白だった。

おおらかで地に足のついた生活を楽しむハビエルと交流するうちに、ヒデキはこの土地の魅力に気付き、カウボーイ姿で牧場を手伝ううちにペグや牧場労働者たちとも打ち解けていった。

そして自身の効率一辺倒の働き方やケイコとの関係を見つめ直し、ハビエルとの友情と牧場を守るためにペグに新たなプランを提案する。

しかし東京ではヒデキが任務を果たしていないと問題視され、ケイコはモンタナを訪れ牧場の閉鎖とヒデキの処遇を告げた。

そんなケイコに対し、ヒデキはこれからの展望とこれまで口にしてこなかった本当の気持ちを話し始める。

監督・原案は、短編やミュージックビデオなどの監督やテレビドラマのプロデューサーなどを務め、山田洋次監督作「男はつらいよ 寅次郎心の旅路」の海外現場に参加したこともあるマーク・マリオットの初長編作品。

脚本は、Netflixシリーズ『忍びの家 House of Ninjas』のデイヴ・ボイルや、平成『ガメラ』シリーズ3部作のヒロインを務め、アメリカと日本に拠点を置き俳優・脚本家として活躍、本作にも出演する藤谷文子。

出演は、カウボーイ文化と出会うサカイヒデキを井浦新が、和牛専門家のワダを「哭声/コクソン」「ブラック・レイン」など国内外の作品に出演してきた國村隼、ドラマ『ハリウッド・チャンス!』シリーズなどのゴヤ・ロブレス、「完全なるチェックメイト」などのロビン・ワイガート、「風に立つライオン」などの藤谷文子など。

音楽は、「Dr.Bala」チャド・キャノン。

原題「TOKYO COWBOY」

映倫区分G

2023年作品

アメリカ映画

配給はマジックアワー

製作会社はTaylormade

上映時間118分

 

 

まあ、普通に面白かったです。

アメリカ映画なのに、昭和の匂いがする作品でした。

そこら辺はなんかいい雰囲気でした。

全体的には、特に大きな事件も起こらず、起伏も少ない展開。

静かな作品ではあります。

これはこれでいいのですが、もうちょっとなんか盛り上がりが欲しいかなとは思いました。

ちょっと物足りないんですよね。

もう人盛り上がり欲しい。

大きなドラマチックな事が起こらないとダメということはないんですが、もうちょっと起伏の差が欲しかった。

それは主人公の心情の起伏も含めて。

 

ただ、なかなか笑いどころが多いユーモア溢れた作品にはなっています。

言語の違いや文化の違いによって生まれるクスリ笑いが、それなりに心地良かった。

何ヶ所か笑ってしまった。

それと、井浦新のキャラもなかなか良かった。

かなり昭和チックな仕事熱心さで、大真面目に真面目過ぎるところの表現、これがいいですね。

これが笑いを誘います。

 

全体的に地味な作品ではありましたが、なかなか味がある作品でした。

何度か観たら、さらに味が出てきそうです。

井浦新はほんといい感じですね。

今後の世界的な活躍が楽しみですね。

 

 

■興行収入予想

現段階では上映館数15館と少ない。

6月7日(金)から全国順次公開中。

井浦新の近年の作品としては、2024年の「ゴールデンカムイ」は、約29億5,000万円。

2023年の「アンダーカレント」は、約5,000万円。

2023年の「福田村事件」は、約2億5,000万円。

2021年の「恋する寄生虫」は、約1,000万円。

2021年の「かそけきサンカヨウ」は、約2,000万円。

2020年の「朝が来る」は、約1億5,000万円。

というような成績。

さて、今作はどうか。

上映館数が少ないので大ヒットにはなるのは難しいか。

ミニシアターで火がついて、シネコンまで上映館数を拡大するまではいかないですかね。

初登場圏外スタートと予想しましたがそうでした。

ミニシアターランキングでも上位には入ってないですね。

最終興行収入は1,400万円と予想。

 

星3つ(5点満点)

★★★

 

 

「東京カウボーイ」公式サイト

 

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