「ライド・オン」の映画レビューと興行収入予想 | roninの最新映画レビュー&けっこう当たる興行成績予想ブログ

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映画大好き、シナリオライター&映画興行予想師(自称)でもあるroninが、劇場で観た最新映画の感想とその映画の興行成績を予想します!

一線を退いたスタントマンが愛娘、そして愛馬と共に再びスタントに挑む姿を描くアクション。

伝説のスタントマン、ルオ・ジーロンは、愛馬チートゥとエキストラなどの仕事をこなす日々を送っている。

そんななか、チートゥの元持ち主の債務トラブルが原因でチートゥが競売にかけられる危機に。

困ったルオは疎遠になっていた法学部に通う娘シャオバオに助けを求める。

彼女は、新米弁護士である恋人を紹介するも、スタントに入れ込むあまり母と離婚した父のことを受け入れることができずにいた。

出演は、初主演作から50周年、70歳を迎えるジャッキー・チェンが主人公の元伝説のスタントマン、ルオ・ジーロンに扮する。

出演は他に、「ワン・セカンド 永遠の24フレーム」などのリウ・ハオツンがルオの娘シャオバオを演じるほか、「タクシーハンター」などのユー・ロングァン、「カンフーリーグ」などのアンディ・オン、「MEG ザ・モンスターズ2」などのウー・ジンなど。

監督・脚本は、ラリー・ヤン。

音楽は、ラオ・ザイ。

原題「龍馬精神」

映倫区分G

2023年作品

中国映画

配給はツイン

製作会社は中國電影股[イ分]有限公司=北京海潤影業有限公司=浙江横店影業有限公司=上海復逸文化傳播有限公司=北京阿里巴巴影業文化有限公司

上映時間126分

 

 

ここ近年、毎回ジャッキー・チェンの映画は、【集大成】とか、【ジャッキー最後のアクション大作】とか、そんなような宣伝文句になっているような気がするけど、気のせいか。。。

そして、年を取ってからのジャッキー映画は、正直面白くない。

今作も全く期待していませんでしたが。。。

 

うーん。。。

やっぱり。

こんなもん。

もう、ジャッキーのこの手の映画はダメですね。

ジャッキー・チェンは、アクションは別として、キャラ設定として若い頃の下っ端だったり若造だったりする頃のコミカルさが面白かったけど、近年の映画は年も重ね出世していたり、隊長になっていたりで面白味が薄いです。

今作は、老いたスタントマンという役柄ですが、同じようなもんです。

今作は、コメディ色は弱く、ドラマ部分が濃かったので、まだ良かったですが。

近年の不出来な作品群よりは、だいぶマシでした。

 

 

とにかく、全体的に古臭い。

物語や展開がわかりやすいというのは、ジャッキー映画ならではなんですが、なんか。。。とにかく、なにもかも古さを感じる。

なにもかもベタベタな展開。

まあ、でも、今回のスタントマンという役所は、ジャッキー・チェンのキャリアを振り返るドキュメンタリーのような位置付けなのかもしれません。

そういう意味ではファンは喜ぶかもしれません。

たしかに、誰もが認めるカンフーアクションのレジェンドであることは間違いない。

ただ、アクション映画というところから見れば。。。うーん。。。かなり物足りない。

 

昔を知っているファンからすれば、この年になってもアクションが見れるというの涙もんではありますが、なんか痛々しい感じすらする。

それはアクションだけに限らず、映画作り全体に感じてしまうのは私だけでしょうか。

正直、ジャッキー・チェンは、この手の映画はもういいんじゃないかと思いますが。。。

 

それと、今作はスタントマンという役所なゆえに、CGを否定していますが、この作品自体はCGを多用していますよね。。。

それがなんかめっちゃ引っかかるなぁ。。。

そこ、役所だけじゃなく、作品作りの点でこだわって欲しかったなぁ。。。

 

ま、でも、ジャッキー映画の過去作のオマージュや小ネタなんかもあったりして、知っているファンは喜ぶところもあります。

ここを探して観るのはファンとしては楽しいですね。

 

 

■興行収入予想

現段階では上映館数158館と普通規模公開。

5月31日(金)からの公開。

同日の公開作品は、「マッドマックス:フュリオサ」、「映画『からかい上手の高木さん』」、「告白 コンフェッション」、「お終活 再春!人生ラプソディ」、「わたくしどもは。」、「若武者」など。

中国では、2023年4月7日公開。

興行収入は約363万ドル。

さて日本ではどうか。

ジャッキー・チェンの近年の出演作では、2017年の「カンフー・ヨガ」は、製作費6,500万ドルで、全世界で約2億5,770万ドル、日本で約2億6,000万円。

2017年の「ザ・フォーリナー/復讐者」は、製作費3,500万ドルで、全世界で約1億4,500万ドル。

2020年の「プロジェクトV」は、製作費4億人民元で、約2億9,400万人民元。

というような成績。

ここ近年、中国ではそこそこ動員できていても、特に日本ではなかなかヒットにはならない。

今作も日本での興行は厳しいでしょう。

初登場圏外スタートと予想。

最終興行収入は7,000万円と予想。

 

星3つ(5点満点)

★★★

 

 

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