内向的で仕事中毒の男に訪れた初めての恋を描くロマンティックコメディ。
家と会社を往復するだけの味気ない日々を送る、製菓会社の研究員チホは、底抜けに明るいシングルマザーのイルヨンに出会う。
共に過ごすうちにイルヨンはチホの誠実さや優しさに惹かれていくが、恋愛経験がまったくないチホは恋という感情にすら気づかずにいる。
これまでに経験したことのない感情に戸惑いながらもチホにとって、彼女と過ごす日々が特別なものへとなってきた矢先、ある事件が起こる。
出演は、「コンフィデンシャル」シリーズなどのユ・ヘジンが天才的な味覚を持つ仕事中毒な男チホを、『再婚ゲーム』などのキム・ヒソンがチホに好意を寄せるシングルマザーのイルヨンを演じる。
出演は他に、「チャ・インピョはどこへ消えたのか?」などのチャ・インピョ、「エクストリーム・ジョブ」などのチン・ソンギュ、ハン・ソンファなど。
監督は、「永遠の片想い」「無垢なる証人」などのイ・ハン。
脚本は、「エクストリーム・ジョブ」などのイ・ビョンホン。
音楽は、「崖上のスパイ」などのチョ・ヨンウク。
原題「달짝지근해:7510」
映倫区分G
2023年作品
韓国映画
配給は松竹
製作会社はMovierock
上映時間118分
ユ・ヘジンが好きなんで期待してましたが。。。
うーん。。。
まあ、普通ですね。
よくあるラブコメです。
たまにプッと笑えたりします。
ちょっとほっこりもします。
邦画でも洋画でも、こういう設定のラブコメは今までにごまんとありますね。
今作は、どうも狙ってきている感じが見えてしまって、ちょっと引いてしまった感じがある。
面白くないわけではないんですが、なんかありきたりな上に、若干白々しさを感じてしまった。
展開的ももう一押しほしいところ。
テンポもなんかちょっと違和感があった。
ずっとノリノリで見れないんですよね。
シチュエーションとかもなんか違和感がある。
なんかいちいち引っかかるところがあった。
恋愛の過程、ドラマ部分にどうも最後まで入れきれなかった。
ちょっと物足りなさを感じますね。。。
まあ、ただ、ユ・へジンのチャーミングさは十分に出ていて、この役にはぴったりという感じはあった。
それもあって、それなりには笑えるしほっこりもします。
魅力もちゃんと出ていたと思います。
可愛いさもあったし。
チョン・ウソンとイム・シワンのカメオ出演もありましたよ。
ファンは発見すると喜びそうですね。
■興行収入予想
現段階では上映館数42館と少ない。
5月3日(金)からの公開。
同日の公開作品は、「青春18×2 君へと続く道」、「バジーノイズ」、「タイガー 裏切りのスパイ」、「無名」、「水深ゼロメートルから」、「システム・クラッシャー」など。
ユ・ヘジン出演作の近年のとしては、2022年の「梟-フクロウ-」は約1,000万円。
2022年の「コンフィデンシャル 国際共助操作」が約8,000万円。
2017年の「コンフィデンシャル/共助」は、韓国で観客動員数718万人を記録し、2017年度上半期の観客動員数1位となった。
日本の興行収入は不明。
2017年の「タクシー運転手 約束は海を越えて」は不明。
さて、今作はどうか。
まあ、大ヒットにはなりませんね。
初登場圏外スタートと予想。
最終興行収入は2,000万円と予想。
星3つ(5点満点)
★★★
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