第27回ファンタジア国際映画祭の長編アニメーション部門にて観客賞・金賞に輝いた長編アニメーション。
私立探偵の荘太郎は、世間を惑わしている集団失踪の捜査をスタートさせる。
目撃者はなく、意図も不明なその事件の現場には必ず、“不気味な轍”が残されていた。
手がかりを求める荘太郎は、街の地下領域“クラガリ”へと足を踏み入れる。
そこで出会った黒鐵の装甲列車とその指揮官タンネが、荘太郎の運命を大きく揺れ動かしていく。
長年にわたり個人映像作家として活動してきた「クラユカバ 序章/弥栄堂の轍」「クラメルカガリ」の塚原重義が監督・脚本・原作を務める。
声の出演は、主人公の私立探偵である荘太郎を講談師の六代目・神田伯山、“クラガリ”で荘太郎と出会う装甲列車の列車長タンネを「響け!ユーフォニアム」などの黒沢ともよ、「プリハラ」シリーズなどの芹澤優、「アリスとテレスのまぼろし工場」なおの佐藤せつじ、狩野翔など。
キャラクターデザインは、「クラユカバ 序章/弥栄堂の轍」の皆川一徳。
音楽は、「クラユカバ 序章/弥栄堂の轍」のアカツキ チョータ。
主題歌は、チャラン・ポ・ランタン。
映倫区分G
2023年作品
日本映画
配給は東京テアトル=ツインエンジン
製作会社はクラガリ映畫協會(アニメーション制作:チームOneOne)
上映時間64分
017年11月23日のイベント「塚原重義、奮闘中」で特報(ティザーPV)を初公開。
二度のクラウドファンディングで資金を調達し2021年に本編の冒頭15分を「クラユカバ 序章/弥栄堂の轍」として先行公開。
「クラユカバ 序章/弥栄堂の轍」は観ていません。
存在も知りませんでした。
お、いいですね。
まず、この世界観がいいです。
映像も絵も音楽も、昭和レトロな感じもいいですね。
これはレトロファンは喜びそうです。
この雰囲気が好きな人にはたまらないと思います。
ちょっとした小物や機械、背景がめっちゃいいですね。
そして、オリジナルアニメってのがいいですね。
2回のクラウドファウンディングを経て完成した作品です。
上映時間が短いけど、色々と濃い作品でした。
江戸川乱歩や夢野久作のような世界観。
私立探偵が狂言回しになるところも、なんだかワクワクさせてくれる。
終始、楽しめた。
ただ、語り口がなかなか独特です。
セリフ回しがかなり面白いです。
テンポもかなり速く、猛スピードのカットの切り替えがかなり多くあったと感じた。
短い上映時間の中に、ギュッと上手く詰め込まれているという感じです。
物語的には、まあ、上映時間64分と中編ながら一通り描いて終わります。
まあ、綺麗に収まっていますが、ちょっとわかりにくいですかね。。。
ただ、サーカスのところなど教えてくれないところもあって、余白もある作品です。
ここが賛否のわかれるところですかね。
あと、テンポが恐ろしく速いというのもあり、ちょっとダイジェスト感があったかなぁ。。。
そこが残念でした。
同時公開されている今作のスピンオフ「クラメルカガリ」と続けてみるのがいいと思いますよ。
■興行収入予想
現段階では上映館数60館と少ない。
4月12日(金)からの公開。
同日の公開作品は、「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」、「リンダはチキンがたべたい!」、「プリシラ」、「貴公子」、「クラメルカガリ」、「No.10」など。
私、塚原重義をほぼ知らなかったので、どれくらいファンがいるかわかりません。
上映時間が64分と中編なので、大ヒットになるような作品では無いと思いますが、どうでしょうか。
ただ、注目度はそれなりに高そうですし、ミニシアターではヒットになるんでしょうか。
ミニシアターランキングでは上位に入ってきそうですね。
初登場圏外スタートと予想。
最終興行収入は5,000万円と予想。
星3つ半(5点満点)
★★★☆
「クラユカバ」公式サイト
「クラユカバ」「クラメルカガリ」のパンフレットです!
「クラユカバ」のチラシセットです!
「クラユカバ」のコスプレ衣装です!
六代目・神田伯山の『神田伯山の講談を楽しもう』のDVDです!
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