エルヴィス・プレスリーの元妻プリシラ・プレスリーの回想録「私のエルヴィス」を基に、彼女の人生とエルヴィスとの関係を描く。
世界が憧れるスーパースター、エルヴィス・プレスリーと出会った14歳のプリシラは、たちまち恋に落ちる。
やがて彼女は両親の反対を押しきり、エルヴィスの大邸宅で共に暮らし始めるように。
魅惑的な別世界に足を踏み入れたプリシラにとって、彼の色に染まり、そばにいることがすべて。
しかし、そんな彼女を待っていたのは波乱に満ちた日々だった。
監督・脚本・製作は、「The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ」などのソフィア・コッポラ。
出演は、「パシフィック・リム：アップライジング」などのケイリー・スピーニーがプリシラに扮し、ルヴィスを演じるのは、『キスからはじまる物語』などのジェイコブ・エロルディ、「エイブのキッチンストーリー」などのダグマーラ・ドミンスクなど。
原作・製作総指揮は、プリシラ・プレスリー。
原作は、サンドラ・ハーモン。
音楽は、「オン・ザ・ロック」などのフェニックス。
原題「Priscilla」
映倫区分PG12
2023年作品
アメリカ=イタリア合作映画
配給はギャガ
製作会社はThe Apartment=American Zoetrope
上映時間113分
うーん。。。まあ、普通ですかね。
もうひとつ、物足りない。
淡々としているのはいいけど、プリシラのドラマ部分をもう少し描いてほしかった。
特にプレスリーも好きではないし、プリシラの事も知ってはいますが興味はありません。
なので、思い言いれもありません。
でも、特に興味はなくてもプリシラの事を知ることができました。
この映画がなければ、永遠に知らないままだったでしょう。
プリシラって、かなり空っぽだったんですね。
ずっと空っぽなまま。
14歳の少女がスーパースターと出会い、夢のような展開で恋に落る。
そして夢の世界へ足を踏み入れるけど、現実は好きな服も着れないし、行動も自由じゃない。
友達もいない孤独な日々を送る。
でも、最後に大人になって彼の元を離れる決意をして自立する。
うーん。。。自業自得なところはありますが、空っぽな人生で可哀想とまで思う。
プレスリーもかなりクソ野郎です。
めっちゃ幼稚な妻物語です。
めっちゃモラハラ男です。
こんなんだったとはちょっと驚きでした。
プリシラのそれまでの人生はなんだったんだ。と思いますね。。。
この先のプリシラの人生はどんなんだったのか、ちょっと気になるところ。
ソフィア・コッポラ監督の作品は、いつもそこそこいい感じなんですが、今作もそんな感じでしょうか。
淡々としている感じはいつもと同じテイスト。
相変わらずの女性監督ならではの視点と世界観の構築。
ただ、全体的だと、やっぱりちょっと物足りないかなぁ。。。
もうちょっとプリシラの感情を掘り下げて描いて欲しかった。
けど、今作はプリシラ・プレスリーが製作総指揮と原作にも関わっているから、ちょっと気を使ったりしてるんでしょうかね？
でも、画像の質感や衣装などは、好きな時のソフィア・コッポラ作品だった。
プリシラの衣装が、おっさんが見ても可愛いと思えます。
特に、制服姿はかなりいいですよ。
バズ・ラーマン監督の「エルヴィス」と合わせて見たい作品ですね。
2作を見比べるのと面白いと思います。
2作見て、エルヴィス像がしっかり見えてくると思います。
プリシラを演じたケイリー・スピーニーは、第80回ヴェネツィア国際映画祭で女優賞を受賞しました。
■興行収入予想
現段階では上映館数83館と少ない。
4月12日（金）からの公開。
同日の公開作品は、「名探偵コナン 100万ドルの五稜星（みちしるべ）」、「リンダはチキンがたべたい！」、「貴公子」、「クラユカバ」、「クラメルカガリ」、「No.10」など。
北米では2023年10月27日公開。
製作費2,000万ドル。
興行収入は北米で約531万ドル。
うーん。。。日本でもヒットになるのは厳しいか。
初登場圏外スタートと予想。
最終興行収入は2,200万円と予想。
星3つ（5点満点）
★★★
「プリシラ」公式サイト
プリシラ・プレスリーによる回想録「私のエルヴィス」です！
「プリシラ」のサントラです！
輸入版のレコード版です！
バズ・ラーマン監督の「エルヴィス」のBlu-rayです！
バズ・ラーマン監督の「エルヴィス」のサントラです！
バズ・ラーマン監督の「エルヴィス」のパンフレットです！
プレスリー関連の書籍『ワークス・オブ・エルヴィス』です！
プレスリー関連の書籍『エルヴィス・プレスリー: 世界を変えた男 』です！
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