何度も復讐できるプログラムに取り込まれ、恋人の仇をとり続ける男を主人公にしたオリジナル脚本のタイムループサスペンス。
最愛の恋人である唯を素性不明の男、溝口に殺された岩森淳は、大きな喪失感を抱えていた。
自らの手で溝口に復讐することを決意した岩森は、緻密な計画のもと犯行を実行する。
しかし、翌朝目覚めると、周囲の様子は昨日と変わらず、たしかに命を奪ったはずの溝口も生きている。
岩森は困惑しながらも復讐を繰り返すが、何度殺しても翌朝が来ることはないタイムループに巻き込まれていく。
監督・脚本は、「人数の町」の荒木伸二。
出演は、主人公の岩森淳を「市子」「街の上で」などの若葉竜也、岩森の恋人の唯を「ほしのふるまち」などの山下リオ、岩森の復讐相手となる溝口を「翔んで埼玉」などの伊勢谷友介、謎の男を「ドライブ・マイ・カー」などのジン・デヨン、「ブルーイマジン」などの松浦祐也、「炎上する君」などのうらじぬのなど。
音楽は、「愛にイナズマ」などの渡邊崇。
映倫区分PG12
2024年作品
日本映画
配給はキノフィルムズ
製作会社は木下グループ
上映時間99分
タイプループものにほぼハズレなし!
ここ数年は、「リバー、流れないでよ」、「MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない」など、よく出来た作品が多い。
荒木伸二監督は前の「人数の町」もそこそこ面白かったということもあり、そこそこ期待していました。
同じ日で何度も復讐をするタイムループものです。
やはりハズレなし!
の、はずだったのですが。。。
うーん。。。
なんかなぁ。。。
良く分からんかった。
後半手前までなんにも教えてくれないので、そろそろイライラし始めた頃にようやくザクッと教えてくれます。
なぜループしてるかは教えてくれますが、その他はほぼ教えてくれません。
余白、多過ぎます。
最後はわからないことばっかりで「もういいわ」って思ってしまい、ひとりで拗ねてしもたわ。
正直、私はダメでした。
面白くありませんでした。
とはいえ、オリジナル脚本というのがいいですね。
ただ、殺して殺される2人の関係が、段々と変化していくのは面白かった。
てか、そこだけが楽しかった。
チラシやポスター、予告編を見た感じ、シリアスなものなかなと思ってましたが、そこまでシリアスなものではなかった。
シリアスはシリアスですが、途中ちょっとふざけてます。
とはいいつつ、音楽などはかなりのサスペンスチックで不気味な感じ。
よくあるタイムループものとは少し違った感じです。
ちょっとアトラクション的な面白さも多少あったかなぁ。。。
なんかタイムループものなので、もちろんゴリゴリのフィクションなのですが、妙にリアルさを感じる部分もあった。
ほんまにあるのかもしれない。。。とまでちょっと思ってしまった。
展開的にも、構成的には先も言いましたが非常にわかりにくい。
よく考えられて作られているとは思いますが、私にはあんまり伝わらなかったですわ。
設定がちょっと「PLAN75」と通じる要素もあった。
ここは観てのお楽しみに。
主演の若葉竜也は、「街の上で」の時からいいと思っていましたが、今作もいいですね。
演技力もいいと思います。
ただ、今作ではそういう役所だからだと思いますが、、華があまり感じられなかった。
■興行収入予想
現段階では上映館数31館と少ない。
3月22日(金)からの公開。
同日の公開作品は、「四月になれば彼女は」、「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章」、「流転の地球 -太陽系脱出計画-」、「ブリックレイヤー」、「コール・ジェーン -女性たちの秘密の電話-」など。
近年の邦画のタイプリープものとしては、2023年の「リバー、流れないでよ」が約8,000万円、「MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない」が約6,000万円と、内容の面白さとは裏腹に興行的にはヒットまではしていない。
さて今作はどうか。
正直、厳しいですね。
初登場圏外スタートと予想。
最終興行収入は2,000万円と予想。
星2つ(5点満点)
★★
「ペナルティループ」公式サイト
「ペナルティループ」のサントラです!
荒木伸二監督作「人数の町」のBlu-rayです!
荒木伸二監督作「人数の町」のパンフレットです!
若葉竜也出演の「街の上で」のBlu-rayです!
若葉竜也出演の「街の上で」のパンフレットです!
山下リオ出演の「ほしのふるまち」のDVDです!
TVでも話題になっている「お花定期便bloomee」をご存知ですか?
お手軽にお花のある暮らしを提供するサービスなんです。
毎週違うアレンジのお花が自宅に届くんです。
お花の選別はおまかせなので、どんなお花が届くか、凄く楽しみになるんですよね。
自宅にいつも新鮮で綺麗なお花がある生活を体験できるんですよ。
実は私もやってるんです。
おっさんですが、自分の部屋のパソコンの前に花を生けてます。
見ていると穏やかな気持ちなれて、毎回届くのが楽しみになっています。
コロナ禍の今、映画館に行く機会も前と比べて気を使ったりして減ってますよね。
そこで自宅で映画鑑賞なおうち時間もいいですよ。
好きな映画を観ながら、その横には新鮮なお花。
きっと癒される暮らしになりますよ!
↓詳しくはこちら↓