「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章」の映画レビューと興行収入予想 | roninの最新映画レビュー&けっこう当たる興行成績予想ブログ

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映画大好き、シナリオライター&映画興行予想師(自称)でもあるroninが、劇場で観た最新映画の感想とその映画の興行成績を予想します!

 

「ソラニン」などの浅野いにおによる漫画をアニメーション映画化した2部作の前章。

東京で女子高生ライフを送る小山門出と中川凰蘭。

学校や受験勉強に追われつつも毎晩オンラインゲームで盛り上がる2人が暮らす街の上空には、3年前の8月31日から、突如現れた巨大な宇宙船「母艦」が浮かんでいた。

異様な光景は日常に溶け込み、当たり前となっていたが、ある夜、東京で悲劇が起こる。

監督は、「ぼくらのよあけ」「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズなどの黒川智之。

シリーズ構成・脚本は、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」シリーズなどの吉田玲子。

声の出演は、小山門出をYOASOBIのボーカル、ikuraとしても活動するシンガーソングライターの幾田りら、中川凰蘭を「鯨の骨」などのあの、「劇場版 SPY×FAMILY CODE: White」などの種崎敦美、「サマーゴースト」などの島袋美由利、大木咲絵子、「その声のあなたへ」などの和氣あず未、「映画 マイホームヒーロー」などの津田健次郎など。

音楽は、「ユーリ!!! 」シリーズの梅林太郎。

主題歌は、ano feat. 幾田りらの「絶絶絶絶対聖域」。

映倫区分G

2024年作品

日本映画

配給はギャガ

製作会社はProduction +h.

上映時間120分

 

 

浅野いにおによる漫画原作は未読。

存在も知りませんでした。

予告編でしか知りません。

調べてみると、2014年より『週刊ビッグコミックスピリッツ』にて連載が開始され、2022年にコミックス全12集をもって完結。

第66回小学館漫画賞一般向け部門、第25回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞しているという作品なんですね。

全く知りませんでした。

なので、全く思い入れがない状態で鑑賞。

 

絶望的に思えた異常事態も次第に日常へと溶け込んでゆく世界の中で、一緒に下校したり、放課後街に繰り出したりと日々の青春を謳歌する少女たち2人の姿を描いています。

謎の宇宙船の出現を報じるニュース速報や避難勧告、ロックダウンの緊急事態宣言を告げるニュース音声がけたたましく駆け抜けるディストピアと、青春ストーリーを掛け合わせ、友情、初恋、そして終末を描き出しています。

 

 

面白かったです。

原作未読もでもわかりやすかったし、すぐに世界観に入ることができた。

まず、世界観が良かった。

リズムもなんか心地よく、物語的にも面白かった。

漫画原作からアニメになった喜びや、こだわりなどは私には見えませんでしたが、この映画が初見でも十分に楽しめました。

作画のクオリティ、キャラクターの描写もいいですね。

なんだかわからないけど、細かいところまでに作り手のこだわりを感じる作品だった。

 

テンポも良く、上手く展開していって観やすい。

それに、ほのぼのとした日常とディストピア的な雰囲気のコントラストが絶妙に表現されています。

なんか、こういう設定でこういう世界観のもの、作りたい!って思った気持ちがなんとなくわかります。

コミカルな部分もあり、シリアスな重いところもある。

そのバランスもいい。

 

声優陣も豪華で、やはり主役のあのちゃんと幾田りら、いいですね。

歌もいいです。

それと先日亡くなったTARAKOの声が聞けてちょっと嬉しかった。

エンドロール後に追悼のクレジットもありました。

 

ただ、1本の映画としては、まだ前章なのでなんともえいません。

さあ、ここから!という時に終わります。

後章でどうなっていくのか、楽しみです。

それを期待させるだけの前章ではありました。

 

 

それと、やはり原作を全く知らないので、ニヤリとするところやマニアックな目で見れない思い入れの無さ具合は、ちょっとマイナスになっているかなぁ。

細かく知っていると、もっと楽しめたと思います。

でも、全然初見でも大丈夫でしたよ。

 

後章は2024年4月19日に公開予定でしたが、5月24日に延期されました。

楽しみです。

 

エンドロール後に後章の予告的な映像があります。

 

入場特典でポストカードがもらえますよ!

 

 

■興行収入予想

現段階では上映館数223館と普通規模公開。

3月22日(金)からの公開。

同日の公開作品は、「四月になれば彼女は」、「流転の地球 -太陽系脱出計画-」、「ブリックレイヤー」、「コール・ジェーン -女性たちの秘密の電話-」、「ペナルティループ」など。

この作品、私は全く無知で超ビギナーなので、どれだけファンがいるかどうかわかりません。

ただ、2部作としているところをみると、ある程度の動員が見込めてのことなんでしょうか。

ファンはマストでしょうが、ファン以外を取り込むのは難しいのかなぁ。。。

でも、テレビアニメにもなっていなし、私みたいに今作を初見にする人はそれなりに多いかもしれませんね。

初登場5位スタートと予想。

最終興行収入は6億5,000万円と予想。

 

星3つ半(5点満点)

★★★☆

 

 

 

「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章」公式サイト

 

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