10年にわたる愛と別れを、壮大なスケールで描いた同名ベストセラー恋愛小説を映画化。
4月、精神科医の藤代俊のもとに、かつての恋人、伊予田春から手紙が届く。
“天空の鏡”と呼ばれるウユニ塩湖から出された手紙には、10年前の初恋の記憶が書かれていた。
その後も春は、ウユニ、プラハ、アイスランドなど世界各地から手紙を送る。
藤代は婚約者の坂本弥生と結婚の準備を進めていたが、弥生が突然姿を消してしまう。
春はなぜ手紙を書いてきたのか、弥生はどこへ消えたのか、2つの謎はやがてつながっていく。
監督・脚本は、米津玄師「Lemon」など多くのミュージックビデオを演出してきた山田智和が長編映画初監督を務める。
出演は、「護られなかった者たちへ」などの佐藤健、「MOTHER マザー」などの長澤まさみ、「ライアー×ライアー」などの森七菜のほか、「熱のあとに」などの仲野太賀、「パレード」などの中島歩、「ひとりぼっちじゃない」などの河合優実、「mellow」などのともさかりえ、「唄う六人の女」などの竹野内豊など。
脚本・原作は、「百花」などの川村元気。
脚本は他に、「天国はまだ遠く」の木戸雄一郎。
音楽は、「キリエのうた」などの小林武史。
主題歌は、藤井風の「満ちてゆく」。
映倫区分G
2024年作品
日本映画
配給は東宝
製作会社はAOI Pro.
上映時間108分
河村元気の原作は読んでいません。
うーん。。。まあ、普通に面白かったかな。
展開的には前半、中盤、後半とずっと同じトーン。
予告編で観て感じた予想通りの明るい恋愛ものではなく、そこそこ重いものです。
キラキラ恋愛映画はありません。
それなりの大人の恋愛ものです。
なんか、めっちゃ湿った映画です。
映像的も絵的にも色もなんかじめじめした感じがずっとあった。
辛気臭いです。
それがずっと続きます。
正直、ちょっとしんどかった。
とはいえ、素敵な映画はあります。
この雰囲気は嫌いではありません。
じめついた色もなかなかいい感じでした。
それに、小林武史の音楽もこの映画に合っていたと思います。
いつもながら良かったです。
私は佐藤健にも、長澤まさみにも共感は出来ませんでしたが。。。
特に、長澤まさみ演じる弥生の考え方や行動は理解できなかった。
なんか川村元気の原作ものって、そこまでハマらないんですよね。
「百花」の時もどうもピンとこなかった。
って、ここ最近の川村元気もの、結構重いですよね。
今作も、そんな川村元気色がいっぱい出ていたと思います。
今作のタイトルの「四月になれば彼女はですが、サイモン&ガーファンクルの曲と一緒なんで、絡んでくるのかと思ってたけど、全くなかった。
なんか佐藤健って、ここ最近こんな感じの恋愛ものばかりのような感じがするけど、気のせいか。
それに、中野大賀、太りましたよね。
これは役作りか。
しかしあの役で、役作りで太るなんかあるんでしょうか。
■興行収入予想
現段階では上映館数254館と普通規模公開。
3月22日(金)からの公開。
同日の公開作品は、「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章」、「流転の地球 -太陽系脱出計画-」、「ブリックレイヤー」、「コール・ジェーン -女性たちの秘密の電話-」、「ペナルティループ」など。
川村元気の原作作品としては、2022年の「百花」は、約5億6,000万円。
2018年の「億男」は、約6億3,000万円。
2016年の「世界から猫が消えたなら」は、約12億3,000万円。
という成績。
川村元気の原作ものはそんなにヒットしてないんですよね。
さて今作はどうか。
春休みにどれだけ動員できて、終わってからも粘れるかですね。
この手の恋愛ものなので、息が長くなる可能性もあります。
初登場3位スタートと予想。
最終興行収入は10億5,000万円と予想。
星3つ(5点満点)
★★★
「四月になれば彼女は」公式サイト
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川村元気による「四月になれば彼女は」の原作本です!
四月になれば彼女は」のコミック本です!
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