孤独な少年少女の心の成長を綴る、宮嶋風花監督・脚本・編集による半自伝的長編デビュー作。
北海道。
14歳の伊藤宗介(窪塚愛流)は、幼馴染の須藤愛(長澤樹)、愛の母・由美(田中麗奈)と3人で暮らしている。
宗介、愛の母親はそれぞれにふたりの世界を守ろうとしていたが、宗介の母・夏美(林田麻里)は夫を亡くしたことで心を病み、愛の母は少しおせっかいなところがあった。
そんなある日、由美が、喧嘩をした宗介を探している時に突如帰らぬ人となってしまう。
やがて愛は父親に連れられて東京への引っ越しを余儀なくされ、宗介は北海道に残ることに。
東京と北海道という遠く離れた場所で、孤独な心を抱えたふたりは何を見つけるのだろうか。。。
出演は、「ちひろさん」などの長澤樹、「少女は卒業しない」などの窪塚愛流、「福田村事件」などの田中麗奈、「向田理髪店」などの林田麻里、「18歳のおとなたち」などの兵頭功海、「怪物の木こり」などの堀部圭亮など。
音楽は、「市子」などの茂野雅道。
映倫区分PG12
2023年作品
日本映画
配給はパルコ
製作会社はザフール/Allen
上映時間88分
うーん。。。まあ、普通ですかね。
この作品の監督の宮嶋風花はとてもセンスがいいし才能がある感じの作風ですね。
でも、今作ではそのセンスに、溺れている感じがちょっとした。
なんか言いたい事が上手く観客に伝えられていないと思う。
これが、余白もありきでしっかり伝わるような表現が出来ると、かなり名監督になるような気がします。
これからが楽しみな監督さんですね。
内容的にはかなり痛い映画ですが、演出がなかなかユニークで良かった。
私、カエルが大嫌いなので、ドアップになった時は吐きそうになったわ。。。
ある意味、度肝を抜かれるシーンだったけど。
などなど、この監督のことはよく知りませんでしたが、宮嶋風花監督ならではの、他にはない映像表現だったのだと思う。
出演者の演技もみんないいですね。
それを引き出す演出もいいです。
ただ、先も言ったように、自分のセンスに溺れているような感じが終始見受けられたので、そこがちょっとしんどいところ。
このセンスを活かしつつ、もっと違った表現が出来るようになれば、素晴らしい作品になっていたと思う。
惜しいですね。
でも、リアルさはちゃんとありましたよ。
物語的には、なんか中盤くらいから方向性を見失っているような感じだった。
観ているこちらは、少しついていけなくなった。
ただ、上映時間が88分と小ぶりなので、あまり長さは感じられず、退屈になることはなかった。
■興行収入予想
現段階では上映館数10館と少ない。
3月1日(金)からの全国順次公開中。
うーん。。。悪い映画ではないですが、ヒットになるのは厳しいかな。
一部シネコン上映ですが、上映館数が少なすぎますね。
ちょっと厳しいかなぁ。
初登場圏外スタートと予想しましたがそうでした。
最終興行収入は1,600万円と予想。
星3つ(5点満点)
★★★
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