「ダイ・ハード2」などのレニー・ハーリン監督がノア・ボイドのサスペンス小説を映画化。
ヨーロッパでアメリカの諜報活動への抗議デモが広がっていた。
ギリシャのテッサロニキで反米を唱える女性記者が遺体で発見される。
何者かがCIAの仕業に見せかけ米政府に批判的なジャーナリストを殺害し、世界を敵に回させようとしていたのだ。
事態を重く見たCIAの捜査により、ある一人の男が容疑者として浮かび上がる。
その男、ヴィクター・ラデック(クリフトン・コリンズ・Jr)は、1年半前に死亡したはずのCIA諜報員だった。
捜査が行き詰った米政府は、かつてラデックの同僚でもあり、犯人追跡に非凡な才能を見せていた元CIAエージェントのスティーヴ・ヴェイル(アーロン・エッカート)の協力を仰ぐ。
ヴェイルは、今はレンガ職人として穏やかな生活を送っており、依頼を断る。
だが、直後にラデックが送り込んだ刺客に襲われ、辛くもこれを退けると、旧友との因縁に決着をつけるため再び捜査に身を投じる。
出演は、「エンド・オブ・ホワイトハウス」などのアーロン・エッカート、「トリプルX 再起動」などのニーナ・ドブレフ、「マン・ダウン 戦士の約束」などのクリフトン・コリンズ・Jr、「黒い司法 0%からの奇跡」などのティム・ブレイク・ネルソンなど。
脚本は、「アンリミテッド」などのマット・ジョンソン、「スパイダー」などのマーク・モス。
音楽は、「海上48hours ―悪夢のバカンス―」などのヴァルター・メア。
原題「THE BRICKLAYER」
2023年作品
アメリカ=ブルガリア=ギリシャ合作映画
配給はクロックワークス
製作会社はMillennium Media=Eclectic Pictures production
上映時間110分
原作は未読です。
存在も知りませんでした。
2004年の「エクソシスト ビギニング」以降は、徹底してB級的なアクション映画や中国に招かれてB級アクション映画を撮り続けているレニー・ハーリン監督。(2014年の映画史に残る失敗作と評価れた「ザ・ヘラクレス」はちょっと大作だったけど)
今作も、B級アクションです。
まあ、普通ですね。
ここ数年のレニー・ハーリン作品と、特になんらかわらない感じです。
それなりに面白いけど、めっちゃ面白いわけでもない。
まあ、こんなもんです。
原作ものではありますが、なんかどこかで観たことがあるような。。。なシーンがいくつかあります。
まあ、リーアム・ニーソンのアクション映画ノリの作品です。
今作は元CIAのレンガ職人です。
アクションもありますが、そんなに派手ではないです。
ヒーローにヒロインがつくという、80年代や90年代に大量に作られた大作でないアクション映画のお決まりの展開です。
ストーリーも、この手の映画の割にはそれなりにしっかり作られてはいますが、薄めではある。
映画としては物足りないところが多い。
かといって、なんとかギリギリ退屈せずには観れる。
観ている間は、なんとか楽しめるけど、たぶんもう2度と観ない。
みたいな感じでしょうか。
まあ、よくあるこの手のアクション映画です。
B級アクション映画好きはいいかもしれませんね。
それにしても、レニー・ハーリンはここ数年、中国で映画撮ったり、この手のアクション映画ばっかり撮ってますが、2014年の「ザ・ヘラクレス」の最大級の酷評が効いてるんでしょうか。
ハリウッドメジャー作品を撮れないでいますね。
それとも、本人が望んだスタイルなんでしょうか。
■興行収入予想
現段階では上映館数15館と少ない。
3月22日(金)からの公開。
同日の公開作品は、「四月になれば彼女は」、「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章」、「流転の地球 -太陽系脱出計画-」、「コール・ジェーン -女性たちの秘密の電話-」、「ペナルティループ」など。
レニー・ハーリン監督としては、2021年の「ザ・ミスフィッツ」は、約156万ドル。
2016年の「スキップ・トレース」は、日本で約1億8,000万円。
2014年の「ザ・ヘラクレス」は、製作費7,000万ドルで、北米で約1,884万ドル、全世界で約6,120万ドル。
2011年の「5デイズ」は、製作費1,200万ドルで、北米で約17,479ドル。
というような興行収入。
正直、ヒット作はありません。
今作も、厳しいです。
初登場圏外スタートと予想。
最終興行収入は1,000万円と予想。
星2つ半(5点満点)
★★☆
「ブリックレイヤー」公式サイト
レニー・ハーリン監督作「ザ・ミスフィッツ」のBlu-rayです!
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レニー・ハーリン監督作「ザ・ヘラクレス」のBlu-rayです!
評論家たちから「大人が撮ったと思えない」と言わしめた大酷評作品です!
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私も持ってます!
レニー・ハーリン監督作「ダイハード2」のBlu-rayです!
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