「グラディエーター」「ヴァチカンのエクソシスト」などラッセル・クロウが2014年の「ディバイナー 戦禍に光を求めて」以来の監督×脚本×主演を務めたサスペンス・スリラー。
オンライン・ポーカーゲームの開発により莫大な富を得た億万長者ジェイク（ラッセル・クロウ）。
ある日、彼は長らく疎遠だった幼なじみたちを自身の邸宅に招待し、高額のポーカーゲームを開催しようと提案する。
最初は昔話に花を咲かせていた参加者たちだったが、いつしか冷や汗が流れ出し、やがて発熱と吐き気に襲われる。
そこでジェイクは彼らに「毒を盛った」と告げるのだった。
ゲームが進むにつれて見えてくる彼らの秘密とジェイクの関係。
そこに予定外の侵入者まで現れ、事態は収拾不可能なパニックに陥ってゆく。。。
出演は他に、「インデペンデンス・デイ リサージェンス」などのリアム・ヘムズワース、「Mr.ノーバディ」などのRZA、「アンシーン／見えざる者」などのエイデン・ヤング、スティーヴ・バストーニなど。
脚本は他に、ステファン・Ｍ・コーツ。
音楽は、「ハンター」などのマッテオ・ジンガレス、「アニマル・キングダム」などのアンソニー・パートス。
原題「POKER FACE」
2022年作品
オーストラリア映画
配給はナカチカピクチャーズ
製作会社はHamilton Entertainment=JBH Entertainment=Future Artists Entertainment=Fear of God Films
上映時間94分
うーん。。。これはんまりだった。
なんというか、クライムサスペンスと友情ドラマが合わさったものですが、なんかどっちつかずで中途半端な感じ。
物語の展開も、食い入るようになるほどでもない。
脚本の出来が良くないんでしょうか。
もっと面白く出来そうなんですけどね。
それとも、ラッセル・クロウの監督の手腕のなさなんでしょうか。
あ、脚本もラッセル・クロウか。。。
そうか。
そうですか。。。
ギャンブルのポーカーをもっと見たかったなぁ。
たしかにあるいんはあるけど、それは背景程度。
まあ、観る前から思ってたのと違っていたから、余計に肩透かし。
ギャンブルのポーカーフェイスというより、みんな何かを隠したままのポーカーフェイスということなんですね。
まあ、その視点も特に珍しいものではありませんが。
今作では、たまたま起こる強盗にギャンブルで培ったポーカーフェイスが役に立つというかなり微妙な設定。
まあ、その設定自体はいいのですが、どうもその表現がいまいちだったなぁ。。。
また、ラストの強盗シーンも、なんかワクワクもドキドキもしない。
かなり微妙。。。
もうちょっと展開的にもどうにか持っていけたような気がしますが。。。
うーん。。。
本当に個人的な意見で申し訳ないのですが、今作のラッセル・クロウの髪型、前髪が降りている時の髪型が、嫌い。。。
太ってるから、余計に嫌だ。。。
■興行収入予想
現段階では上映館数16館と少ない。
3月1日（金）からの全国順次公開中。
ラッセル・クロウの監督作品では、2014年の「ディバイナー 戦禍に光を求めて」が、製作費2,250万ドルで全世界で約3,080万ドル。
ラッセル・クロウの近年の出演作では、2023年の「ヴァチカンのエクソシスト」が製作費1,800万ドルで全世界で約7,660万ドル、北米で約2,000万ドル。
2022年の「ソー:ラブ&サンダー」が、全世界で約7億6,000万ドル、北米で約3億4,300万ドル、日本で約13億5,000万円。
2020年の「アオラレ」が、製作費3,300万ドルで全世界で約3,700万ドル、日本で約8,000万円。
というような成績。
さて、今作はどうか。
初登場圏外スタートと予想しましたがそうでした。
最終興行収入は1,200万円と予想。
星2つ（5点満点）
★★
「ポーカー・フェイス／裏切りのカード」公式サイト
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