「映画ドラえもん のび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)」の映画レビューと興行収入予想 | roninの最新映画レビュー&けっこう当たる興行成績予想ブログ

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映画大好き、シナリオライター&映画興行予想師(自称)でもあるroninが、劇場で観た最新映画の感想とその映画の興行成績を予想します!

「映画ドラえもん」シリーズ通算第43作目(アニメ第2作2期シリーズ第18作目)で、藤子・F・不二雄の生誕90周年記念作品。

音楽をテーマに、地球の危機を救うため、ドラえもんとのび太たちが繰り広げる大冒険を描く。

苦手なリコーダーの練習をしているのび太。その前に不思議な少女ミッカが現れる。

のび太が吹く音を気に入ったミッカは、音楽がエネルギーになる惑星で作られた“音楽(ファーレ)の殿堂”にドラえもんとのび太たちを招き入れる。

ミッカは殿堂を救うため、一緒に演奏する音楽の達人(ヴィルトゥオーゾ)を探す。

ドラえもんたちはひみつ道具「音楽家ライセンス」を使い、殿堂復活のため演奏するが、世界から音楽を消してしまう不気味な生命体が迫る。

監督は、「映画ドラえもん のび太の宝島」、「映画ドラえもん のび太の新恐竜」から3度目のオリジナル作品を手がける今井一暁。

声の出演は、おなじみの水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみ、木村昴、関智一など。

ゲスト声優として「Arc アーク」などの芳根京子や「キングダム」シリーズなどの吉川晃司などが参加。

脚本は、内海照子。

主題歌は、Vaundyの『タイムパラドックス』。

映倫区分G

2024年作品

日本映画

配給は東宝

製作会社は

上映時間116分

 

 

ここ数年、毎年毎年面白さを増していく「映画ドラえもん」シリーズ。

私にとって、年に一回に「ドラえもん」に触れる事が出来る3月。

「ドラえもん」を見ると、もうすぐ春が来る!

って感じがしてなんかワクワクする。

今作も大いに期待です。

ですが。。。

 

まあ、安定の面白さはあるんですが。。。

今作はちょっとトーンダウンですかね。

本当にここ数年、年を重ねるごとに私の中で「ドラえもん」映画史上No.1!ってなってたのですが、今作はそこまでは行かない感じですかね。

今作は、全体的にちょっと弱いかな。

ストーリーも弱いし、絵的にも弱い。

展開的にも、ちょっとスピード感に欠ける。

ここ数年で、おっさんの私でも感じたワクワク感があまりなかった。

ちょっと残念。

 

 

物語の善と悪を表す表現が、セリフで説明されているのが、面白味を消しているんだと思う。

ワクワクしないんですよね。

悪の存在に脅威を感じないんですよね。。。

ここ、「ドラえもん」映画としてはかなり大きい。

ちゃんと伏線もはってあって、肝心なコアな部分で回収はされているんですが、驚きやトキメキがいまいちない。

展開的にも中盤、ちょっと間延びしている。

近年の「ドラえもん」映画とは、脚本の出来がちょっと落ちている感じですね。

 

まあ、でもやはり安定ではあります。

オープニングが「ドラえもん」映画っぽくなくて、ちょっとワクワクしたんですが。。。

ここ近年の作品が良く出来過ぎたのかな。

とはいえ、クライマックスはググーンと大きく盛り上げて、ちょっとワクワクしてしまった。

感動まではなかったけど。

 

音楽の素晴らしさを謳うメッセージはわかりやすくていいですけどね。

それと映像のクオリティは高いです。

まとめ方としては、「ドラえもん」らしい落とし方でした。

 

 

エンドロール後は、いつものように来年公開の予告があります。

 

入場特典でまんがBOOKがもらえます!

 

 

■興行収入予想

現段階では上映館数383館と拡大ロードショー。

3月1日(金)からの公開。

同日の公開作品は、「52ヘルツのクジラたち」、「ARGYLLE/アーガイル」、「コットンテール」、「FEAST -狂宴-」など。

当初は2021年3月5日公開予定だったが、2020年より続いた新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、1年公開が延期された2022年の「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021」は約26億9,000万円と大きく成績を落とした。

これは、1985年作品のリメイクということもあったか。

2020年の「映画ドラえもん のび太の新恐竜」はコロナ禍で夏休み公開にずれ込みそれまでのここ数年より興行収入を落として約33億5,000万円、2019年の「映画ドラえもん のび太の月面探査記」は約50億2,000万円、2018年は「映画ドラえもん のび太の宝島」は約53億7,000万円、2017年の「映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」は約44億3,000万円、2016年の「映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生」は約41億2,000万円と右肩上がりの大ヒット興行を展開してましたが2020年と2022年で成績を落としています。

しかし、2023年の「映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)」は、約43億4,000万円と大ヒットで完全復活。

出来もかなり良かったので、この数字には納得。

さあ、今作は藤子・F・不二雄の生誕90周年記念作品ということもあり、2019年以来の50億円突破となるか

初登場1位スタートと予想。

最終興行収入は43億円と予想。

 

星3つ(5点満点)

★★★

 

 

「映画ドラえもん のび太の地球交響楽」公式サイト

 

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