未来を予知する謎の女性マダム・ウェブの活躍を描くマーベル初の本格ミステリー・サスペンス。
アメリカ・ニューヨーク。
救命士として懸命に働いていたキャシー・ウェヴ(ダコタ・ジョンソン)は、ある日、生死を彷徨う事故に遭い、それをきっかけに“未来予知”の能力を手にする。
突如覚醒した能力に戸惑うキャシーだったが、未来を予知するだけでなく、自分の意思で未来を変えられる事が分かってくる。
そんなある日、キャシーは偶然出会った3人の少女が、黒いマスクとスーツに身を包んだ謎の男に殺害される未来を見たことから、図らずもその男から少女たちを守ることに。。。
ある重要な秘密を持つとされる少女たちは一体何者なのか。
そして、キャシーと同じく未来が見える黒いマスクとスーツの男は、どこからやって来たのか。
やがて全ては、キャシー出生の秘密とともに、壮大な“運命”の糸で結びついてゆく。。。
出演は、「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」シリーズなどのダコタ・ジョンソン、「リアリティ」などのシドニー・スウィーニー、「ゴーストバスターズ アフターライフ」などのセレステ・オコナー、イザベラ・メルセード、「ザ・ハント」などのエマ・ロバーツなど。
監督・脚本は、TV『Marvel ザ・ディフェンダーズ』などのS・J・クラークソン。
脚本・製作総指揮は、クレア・パーカー。
原作は、マーベル・コミック。
原案は、ケレム・サンガ。
音楽は、「マヤの秘密」などのヨハン・セーデルクヴィスト。
原題「MADAME WEB」
2024年作品
アメリカ映画
配給はソニー・ピクチャーズ
製作会社はColumbia Pictures=Marvel Entertainment
上映時間116分
コロンビア ピクチャーズがマーベルと共同で製作した、「ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース」(SSU)の第4作目。
マーベルやDCのヒーローものにすっかり飽きてきたので、こういうMCUとは違う路線のSSUでのミステリー・サスペンスはいいですね。
「スパイダーマン」シリーズのスピンオフ作品となっています。
うーん。。。まあ、面白かった。。。かな?
いや、ちょっとキツイかな。。。
どうやろ。
とりあえず、割り切って観れば、それなりに新鮮な感じでは観れた。
ですが、面白かったかといえば、そんにテンションが上がったわけでもない。
かといって、全然ダメということもない。
観ていて、それなりに手に汗握るところもあるのですが。。。
アクションはかなり控えめです。
ちょっとホラー映画のような感じもありました。
アメコミ原作って感じがしました。
ツッコミどころも結構あります。
ただ、ダコタ・ジョンソンは可愛い。
ストーリーは結構シンプルで観やすくはあります。
混乱することはありません。
ただ、全体的に色々と中途半端だったような気がする。
アクションもそうだし。
物語も。
女子チームの面白さがあるのかもしれませんが、特に活かされていない。
キレキレのアクションやド派手なCGてんこ盛りなマーベルを期待すると、ちょっとがっかりするかもしれません。
拍子抜けなところもありますが、まあ、割り切って観れば。。。
なのに、色々と詰め込んでいる感じがする。
パッと見た目はそうでもないけど、実は結構、ギューギューな感じ。
なんだろうな。。。脚本の出来がいまちなんでしょうかね。。。
ストーリーがあんまり面白くないんですよね。
なんかこの先の「ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース」を展開するにあたって、色々と伏線を張っている感じはあった。
この作品だけだとシンプルなように思えるが、「ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース」全体で見ると、一部でしかない感じですかね。
まあ、今後、今作を含めてどういう展開になっていくかですね。
そこは楽しみではありますが。
今作、ファンからも評論家たちからも酷評されています。
「チェルノブイリ級の悲惨さで、始まりから終わりまで途方に暮れるくらい酷い。スーパーヒーロー映画界の映画版『キャッツ』。どの決断もまともじゃないし、どの演技も題材に合っていない。唯一の素晴らしい要素は、どこかの誰かが、これの公開にゴーサインを出したということだけだ。。。」
などとボロカス言われてます。
北米での興行も大コケのスタートみたいです。
エンドロール後の映像はありません。
入場特典でちょっとしたチラシみたいなポスターがもらえますよ!
■興行収入予想
現段階では上映館数351館と拡大ロードショー。
2月23日(金)からの公開。
同日の公開作品は、「犯罪都市 NO WAY OUT」、「マッチング」、「コヴェナント/約束の救出」、「ネクスト・ゴール・ウィンズ」、「落下の解剖学」、「ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突」、「悪魔がはらわたでいけにえで私」、「ドラレコ霊」など。
北米では2024年2月14日公開。
北米オープニング週末3日間で約1760万ドル(約26億4500万円)、公開からの6日間で約2580万ドル(約38億7800万円)の興行収入を記録したという。
この成績は、2022年の公開で酷評された『モービウス』の約3910万ドルのオープニング興収よりも低く、ソニーの「スパイダーマン」映画で過去最低となりました。
初登場2位スタート。
SSU作品としては、2022年の「モービウス」が、製作費7,500〜8,300万ドルで、全世界で約1億6700万ドル、北米で約7,380万ドル、日本で約5億6,000万円。
2021年の「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は、製作費1億1,000万ドルで、全世界で約5億600万ドル、北米で約2億1,300万ドル、日本で約19億1,000万円。
2018年の「ヴェノム」は、製作費1億ドルで、全世界で約8億5,600万ドル、北米で約2億1,300万ドル、日本で約22億5,000万円。
というような成績。
ちなみにMCU作品の2023年の「マーベルズ」は、全世界でも約2億ドル、日本で約7億6,000万円と惨敗。
ファン以外、みんな飽きているヒーローものですが、今作はどうか。
「スパイダーマン」ブランドがあるとはいえ、この出来ではちょっと厳しいか。
北米でも惨敗スタートの様子です。
日本でも、大きなヒットにはならないと思いますが。。。
初登場4位スタートと予想。
最終興行収入は6億4,000万円と予想。
星2つ半(5点満点)
★★☆
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