「カラーパープル」の映画レビューと興行収入予想 | roninの最新映画レビュー&けっこう当たる興行成績予想ブログ

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映画大好き、シナリオライター&映画興行予想師(自称)でもあるroninが、劇場で観た最新映画の感想とその映画の興行成績を予想します!

アリス・ウォーカーの小説を原作にしたスティーヴン・スピルバーグの同名映画をミュージカルとしてリメイク。

優しい母を亡くし、横暴な父が決めた相手と結婚したセリーは、自由のない生活を送っていた。

加えて、唯一の心の支えだった最愛の妹ネティとも生き別れに。

そんななかセリーは、自立した強い女性ソフィアと、夢を叶え歌手になったシュグと出会う。

彼女たちの生き方に心を動かされたセリーは、少しずつ自分を愛し、未来を変えようとする。

出演は、ブロードウェイ版でも主人公セリーを演じたファンテイジア・バリーノが同役で主演を務めるほか、「リトル・マーメイド」などのハリー・ベイリー、シンガーソングライターのH.E.R.、「私たちの声」などのタラジ・P・ヘンソン、ダニエル・ブルックス、「トランスフォーマー/ビースト覚醒」などのコールマン・ドミンゴ、「ドラキュラ/デメテル号最期の航海」などのコーリー・ホーキンスなど。

監督は、ブリッツ・バザウレ。

脚本は、マーカス・ガードリー。

製作は、スティーヴン・スピルバーグと、オリジナル版に出演したオプラ・ウィンフリー、クインシー・ジョーンズなど。

音楽は、「ホーンテッドマンション」などのクリス・バワーズ。

原題「THE COLOR PURPLE」

映倫区分G

2023年作品

アメリカ映画

配給はワーナー・ブラザース映画

製作会社はHarpo Films Production=Amblin Entertainment=Scott Sanders Production=QJP Production

上映時間141分

 

 

私、スピルバーグの「カラーパープル」、大好きなんです。

めっちゃ思い入れがあるんです。

劇場で3回観て、Blu-rayも持ってます。

アリス・ウォーカーの原作も読んでいます。

クインシー・ジョーンズの音楽も、毎年秋になると聴きまくってるんです。

 

なので、スピルバーグの「カラーパープル」が身体中に染み付いているので、ブロードウェイのミュージカル版は観てないですが、存在はしっていました。

そして今作は、すでに「E.T.」の後、スピルバーグは「クインシー・ジョーンズと一緒にミュージカルを作る構想がある」と語っておりました。

そして、今回はそのミュージカル版の映画化。。。ちょっと不安でした。

なのですが。。。

 

面白かった。

私は特にブラックミュージックに興味があるわけでも好きでもないですが、この世界観は良かった。

スピルバーグの「カラーパープル」を引きずらずに、別物と考える事が出来た。

スピルバーグの「カラーパープル」は、基本的には静かでありながら熱きものが感じら、スピルバーグらしいエンタメ要素もなり、ちょっとした笑い要素もありの人間ドラマでしたが、今作はかなりパワフル。

演出もかなり力強さを感じる。

そのパワフルさは歌なんですが、ほぼ全編歌ばっかりです。

ミュージカルが好きな人にはかなり楽しめるんじゃないでしょか。

そして映像も美しいです。

 

物語は細かく知っているので、それ自体に新鮮味はないけど、とにかく力強い作品なので、結構圧倒されてしまった。

テンポもめっちゃいいし、そして、なかなかの感動もあった。

特に終わり方がいい。

泣きそうになった。

 

ただ、ミュージカルになった分、スピルバーグの「カラーパープル」よりは全体的にマイルドになった感じですかね。

そこら辺で、意見が分かれそうですが、まあ、今作はミュージカルだしなぁ。。。

ちょっと綺麗にまとまり過ぎてるという感じがしたのが、ちょっと物足りないところ。

まあ、でも、前よりかは随分わかりやすくなっているし、自然な感じになっていますね。

 

最初の方で、ウーピー・ゴールドバーグがカメオ出演してますよ!

探してみてください!

 

第96回アカデミー賞では、助演女優賞でダニエル・ブルックスがノミネートされています。

日本時間3月11日に発表です。

 

 

■興行収入予想

現段階では上映館数256館と普通規模より多め。

2月9日(金)からの公開。

同日の公開作品は、「身代わり忠臣蔵」、「夜明けのすべて」、「ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ」、「Firebird ファイアバード」、「梟ーフクロウー」など。

北米では2023年12月25日公開。

製作費9,000万ドル〜1億ドル。

北米での興行収入は、現在約5,526万ドル。

1985年の、ウーピー・ゴールドバーグの映画デビュー作、スピルバーグ監督の「カラーパープル」は、製作費1,500万ドル、興行収入は北米で約9,846万ドル。

第96回アカデミー賞で助演女優賞しても、日本の興行収入ではほぼ影響がないと思われます。

初登場7位スタートと予想。

最終興行収入は5億4,000万円と予想。

 

星4つ(5点満点)

★★★★

 

 

「カラーパープル」公式サイト

 

「カラーパープル」のパンフレットです!

 

アリス・ウォーカーによる「カラーパープル」の原作本です!

 

スピルバーグの「カラーパープル」日本語吹替音声追加収録版(4K ULTRA HD&Blu-rayセット)です!

私も持ってます!

 

スピルバーグの「カラーパープル」のスペシャル・エディションDVDです!

 

スピルバーグの「カラーパープル」のパンフレットです!

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ハリー・ベイリー出演の「リトル・マーメイド」のMovieNEXです!

 

ハリー・ベイリー出演の「リトル・マーメイド」のパンフレットです!

 

 

 

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