「シャクラ」の映画レビューと興行収入予想 | roninの最新映画レビュー&けっこう当たる興行成績予想ブログ

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映画大好き、シナリオライター&映画興行予想師(自称)でもあるroninが、劇場で観た最新映画の感想とその映画の興行成績を予想します!

「イップマン」シリーズや「ジョン・ウィック:コンセクエンス」のドニー・イェンが製作・監督・脚本・主演を務めた武侠アクション。

宋代の中国。

丐幇の幇主・喬峯(ドニー・イェン)は誰からも慕われる英雄的な存在だったが、ある日、副幇の馬大元が何者かに殺害され、犯人に仕立て上げられてしまう。

さらに、漢民族ではなく契丹人であるという出自まで明かされ、丐幇を追放される。

喬峯は自らを陥れた人間を探し出し、自身の出生の真実を突き止めるため旅に出る。

しかし、彼の行く手には様々な罠が仕掛けられていた。

喬峯は武林最強の技である降龍十八掌を使い、襲い来る刺客たちをなぎ倒していく。

果たして喬峯は黒幕を突き止め、復讐を果たすことができるのか。。。

原作は、金庸の長編小説『天龍八部』。

共同監督は、「スーパーティーチャー 熱血格闘」などのカム・カーワイ。

アクション監督は、「るろうに剣心」シリーズなどの谷垣健治。

出演は他に、チェン・ユーチー、リウ・ヤースー、「少年の君」などのウー・ユエ、「モンキー・マジック 孫悟空誕生」などのチョン・シウファイなど。

原題「天龍八部之喬峰傳」

映倫区分G

2023年作品

香港=中国合作映画

配給はツイン

製作会社はWishart Interactive Entertainment=Tiptop Entertainment Limited=Super Bullet Pictures Limited

上映時間130分

 

 

香港の武俠小説の大家・金庸の小説「天龍八部」の映画化ですが、原作は未読だし全く知識はありません。

1994年にブリジット・リン主演がしたものや、過去にも何度か映像化されておりますが、映画版もドラマ版も観ていません。

 

うーん。。。

これはなかなか難しい。

物語はかなり壮大。

これは原作、せめてドラマ版を観ていないと、大まかのあらすじも理解するのが難しい。

だいぶ絞ってはいるでしょうが、バクっとしかわからない。

今作が初見の私には、内容があんまり理解できなかった。

人物や団体も多く、どことどこが敵同士なのかとかわからない。。。

その分であまり楽しめなかった。

そして物語自体はかなりしっとりしている。

ただ、中国のクラシックな時代劇アクションの雰囲気は嫌いではありません。

 

でもやっぱり宇宙最強男ドニー・イェンさま。

それだけでワクワクする。

そして、やはりアクションはいいですね。

クライマックスが何度もあるって感じです。

相変わらずさすがな動きです。

アクション監督の谷垣健治もやっぱり素晴らしいです。

もちろん、演じる宇宙最強男ドニー・イェンさまも。

ただ、ちょっとワイヤー使いすぎか。

人も物も建物も飛び過ぎ、吹っ飛び過ぎ。

リアルなアクションというより、かなりファンタジーですね。

めっちゃ「グリーン・ディスティニー」を思い出した。

なんかちょっと引いてしまったわ。

 

それにCGを使いすぎか。

アクションもファンタジー部分も含めて、なんか中華時代劇版MCUの映画っぽい匂いがプンプンした。

中国がアメコミヒーローものをかなり意識しているんでしょうか。

ここで好き嫌いが分かれそうですね。

個人的には、CG多様じゃなくて、生身の肉弾戦が見たかった。

これもかなり引いてしまうところ。

 

それと音楽。。。

かなり壮大さはあるんですが、この手の中国映画にありがちな、全編壮大さを意識しすぎた大袈裟な曲。

うーん。。。これも個人的にはあまり受け付けないところ。

 

ラストは続編がありそうな感じ。

次があるんでしょうか。

だったら、もうちょっと長い目で見て初見でも理解出来やすいように作って欲しかった。

ただ、ラストはちょっと引っ張り過ぎですね。

それにエンドロールがなかなか早いスピードで流れる。

ま、それは別にいいですが。

 

 

■興行収入予想

現段階では上映館数53館と少ない。

1月5日(金)からの公開。

同日の公開作品は、「エクスペンダブルズ ニューブラッド」、「コンクリート・ユートピア」、「名探偵コナン vs. 怪盗キッド」、「笑いのカイブツ」、「ミツバチと私」など。

原作ファンやドラマ版などのファンは必見でしょうが、ファン以外の層をどれだけ取り込めるかですね。

てか、ファン以外、ドニー・イエンファン以外は劇場には足を運ばないでしょう。

ドニー・イェンの近年の作品だと、2023年の「ジョン・ウィック:コンセクエンス」が、製作費1億ドル、全世界で約4億3,000万ドル、北米で約1億8,600万ドル、日本で約10億3,000万円。

2020年の「燃えよデブゴン TOKYO MISSION」は、全世界で約4,600ドル。

香港製作のドニー・イェン主演の映画は、日本で公開はされますが、興行収入の発表があまりありません。

初登場圏外スタートと予想。

最終興行収入は2,600万円と予想。

 

星2つ半(5点満点)

★★☆

 

 

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