「名探偵コナン vs. 怪盗キッド」の映画レビューと興行収入予想 | roninの最新映画レビュー&けっこう当たる興行成績予想ブログ

roninの最新映画レビュー&けっこう当たる興行成績予想ブログ

映画大好き、シナリオライター&映画興行予想師(自称)でもあるroninが、劇場で観た最新映画の感想とその映画の興行成績を予想します!

人気アニメ「名探偵コナン」のテレビシリーズ特別総集編。

劇場版27作目「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」(2024年4月12日公開)でキーパーソンとなる怪盗キッドの登場回を再編集した。

江古田高校2年生の黒羽快斗はある日、世界的マジシャンだった父・黒羽盗一が実は世間をにぎわせていた「怪盗キッド」であったこと、そして父が謎の組織に殺害されたことを知る。

盗一が遺した衣装を身にまとい2代目怪盗キッドとなった快斗は、盗一が追っていた「伝説のビッグジュエル」と謎の組織の正体に迫っていく。

「コナンVS怪盗キッド」「集められた名探偵!工藤新一vs.怪盗キッド」など、怪盗キッドの誕生やコナンとの対決を描いたエピソードを抜粋して再編集。

一部には新規映像も含まれる。

また、「名探偵コナン」テレビシリーズ総集編では初となるテーマソングを、テレビシリーズのオープニングを手がけたこともあるバンド「WANDS」が書き下ろした。

原作は、青山剛昌。

脚本・構成は、「名探偵コナン 緋色の不在証明」などの宮下隼一。

声の出演は、「名探偵コナン」シリーズの高山みなみ、林原めぐみ、緒方賢一、堀之紀、「ONE PIECE FILM RED」などの山口勝平、など。

音楽はおなじみの大野克夫。

映倫区分G

2023年作品

日本映画

配給は東宝

製作会社はトムス・エンタテインメント=読売テレビ=小学館

上映時間90分

 

 

私は特に「コナン」のファンというものでもなく、テレビシリーズも観てません。

原作漫画も読んだことありません。

劇場版の「コナン」映画を、10年くらい前から力を入れて観始めたという、ビギナーファンです。

とはいえ、今やGWの手前で公開される劇場版「コナン」映画を、毎年密かに楽しみにしています。

私の中でGW=「コナン」という式が出来上がっています。

 

ファンの間で大人気キャラの怪盗キットの登場回の再編集です。

ビギナーファンの私は特に灰原哀に思い入れもないけど、この映画の映像は知らないので、まあ、そこそこ楽しめました。

ただやはりテレビアニメの再総集編、既に知っている人には物足りないんでしょうか。

劇場版と違い、スケール感もあまりないのは総集編だからですかね。

でも、ビギナーとしてはまあ、普通に楽しめました。。。けど、やはり再編集版ですね。

劇場版とくらべる遥かに物足りない。

うん。

物足りないですね。

劇場版とは全然違います。

まあ、4月公開の劇場版27作目「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」の予習ですね。

私はテレビ版も知らないですから、こんな機会がないと一生知らないままだったと思います。

と、考えると、今作を劇場で観ることに、意味はあるのか。

と、無理やり納得しています。

正直、サブスクでも観れるんとちゃうの?って思ってますが。。。

 

 

「コナン」といい、「鬼滅の刃」といい、テレビアニメを再編集する上映が定番になりつつあります。

あんまり予算かかってないのに、「鬼滅の刃 上弦集結、そして刀鍛冶の里へ」は約40億6,000万円もの興行収入を上げている。

これは美味しいですよね。

「コナン」にしても、昔作ったものをくっつけて、ちょっと新規映像作ったりしてるだけで約10億円近くの興行なら美味しいですよね。

しかも、本劇場版への伏線にしてそちらを大いに盛り上げている。

いやぁ。。。儲かってまんな。

 

 

■興行収入予想

現段階では上映館数178館と普通規模公開。

1月5日(金)からの公開。

同日の公開作品は、「エクスペンダブルズ ニューブラッド」、「コンクリート・ユートピア」、「シャクラ」、「笑いのカイブツ」、「ミツバチと私」など。

近年の過去作のオリジナル劇場版であると、劇場版20作目が、興行収入約63億円という大ヒット。

21作目「名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)」は約68億9,000万円。

22作目の「名探偵コナン ゼロの執行人」は2018年の日本国内ベスト3の約91億8,000万円という100億円目前の数字を記録。

そして2019年の「名探偵コナン 紺青の拳(こんじょうのフィスト)」は約93億7,000万円。

と、右肩上がり。

ですが、2021年の1年間公開を延期して、コロナ禍で公開された「名探偵コナン 緋色の弾丸」は約76億5,000万円とダウン。

2022年の「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」は約96億8,000万円とシリーズ最高記録でしたが100億円に一歩届かず。

そして2023年の「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」がついに大台を突破、シリーズ新記録を樹立する約138億1,000万円の特大ヒットに。

今作は、2021年2月に公開された、テレビシリーズの編集版、ファンサービス映画「名探偵コナン 緋色の不在証明」と同じ感じで、興行収入は12億円でした。

同様の2023年の「名探偵コナン 灰原哀物語〜黒鉄のミステリートレイン〜」は、約7億3,000万円という成績。

さて、今作はどうか。

初登場4位スタートと予想。

最終興行収入は8億円と予想。

 

星2つ半(5点満点)

★★☆

 

 

「名探偵コナン vs. 怪盗キッド」公式サイト

 

「名探偵コナン vs. 怪盗キッド」のパンフレットです!

 

原作漫画『名探偵コナン vs. 怪盗キッド』完全版の1巻2巻です!

 

 

名探偵コナン 灰原哀物語〜黒鉄のミステリートレイン〜」のパンフレットです!

 

名探偵コナン 緋色の不在証明」のパンフレットです!

 

名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」のパンフレットです!