「シング・フォー・ミー、ライル」の映画レビューと興行収入予想 | roninの最新映画レビュー&けっこう当たる興行成績予想ブログ

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映画大好き、シナリオライター&映画興行予想師(自称)でもあるroninが、劇場で観た最新映画の感想とその映画の興行成績を予想します!

芸達者なワニを主人公にしたベストセラー絵本、バーナード・ウェーバー原作の「ワニのライル」シリーズを原作としたミュージカル映画。

ニューヨークでショーマンをするヘクターは、古びたペットショップで魅惑的な歌声を持つ子ワニ、ライルと出会い、相棒にする。

だが、ライルのステージ恐怖症が判明し、ショーは大失敗。

ヘクターはライルをアパートに残して姿を消す。

それから長い月日が経ったある日、少年ジョシュとその家族がライルの潜む家に越してくる。

共に孤独を抱えたジョシュとライルは、歌を通してしだいに心を通わせていく。

「ラ・ラ・ランド」のベンジ・パセックとジャスティン・ポールが音楽を担当し、2年連続でグラミー賞にノミネートされたショーン・メンデスが歌うワニ、ライルの声を務めた。

出演は、ショーマンのヘクターを「ノーカントリー」などのハビエル・バルデム、、「クレイジー・リッチ!」などのコンスタンス・ウー、ウィンズロウ・フェグリー、「カモン カモン」などのスクート・マクネイリー、「ハープーン 船上のレクイエム」などのブレット・ゲルマンなど。

日本語吹替版の声の出演は、「月の満ち欠け」などの大泉洋、「アキラとあきら」などの石丸幹二、「雨を告げる漂流団地」などの水樹奈々など。

監督・脚本は、「俺たちフィギュアスケーター」のウィル・スペック&ジョシュ・ゴードン。

脚本は他に、ウィル・デイヴィス。

音楽は、「キングスマン:ファースト・エージェント」などのマシュー・マージソン。

原題「LYLE, LYLE, CROCODILE」

映倫区分PG12

2022年作品

アメリカ映画

配給はソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

製作会社はColumbia Pictures=Eagle Pictures

上映時間106分

 

 

原作は未読。

存在は知っていましたが、中身は知りませんでした。

 

うーん。。。

どうも物足りない。

完全ミュージカルと思ってましたが、ハートフルなコメディだった。

ミュージカル要素はあまり強くない印象ど、王道ミュージカル展開ではあるけどかなり子供向けな感じ。

アメリカ版「パディントン」にミュージカル要素が入っているという感じでしょうか。

楽しい映画ではありますが、楽しいだけ。

パフォーマンスに感動する事もなかったし、物語自体にも特になにも思わなかった。

 

なのですが、まあ、とにかく、ワニのライルが可愛いい。

そして優しすぎで、なんとも愛おしい。

この魅力全開のライルにハートを鷲掴みされそうにはなるんですが、なんか、それがこの映画の最大の見せ場なんですよね。

楽曲の良さも私にはあまりわからなかった。

歌唱パートの魅せ方がエンタメ度数は高めなんですけどね。。。どうもあまり響かなかった。

 

 

私、ミュージカル映画はそんなに好みではないですが、この映画はその苦手要素があまりなかったけど。。。いや、むしろなかったから、なのか。

この物足りなさを感じるのは。

 

物語の展開的にはかなりテンポ良くスピーディーに進んでいくポップなもの。

と言っても速すぎないので、とても観やすくはある。

物語はちょっと出来すぎている感じがあって、ありきたりではあるけど、この手の映画はこれぐらい王道でないといけないのですかね。

 

「グレイテスト・ショーマン」と比べると、かなり子供向けな感じで、正直かなり見劣りする。

そして原作が児童書で、内容的にも子供に刺激の強いものではないと思うのですが、なぜかPG12のレーティング。

なんでなんでしょう。

めっちゃ謎です。

たぶん、ライルと主人公の行動に問題があるからなんでしょうか。

 

まあ、春休みにはぴったり映画です。

家族みんなでワクワクしながら楽しんで観てください。

と言っても、あんまりヒットしなさそう。。。

 

 

興行収入予想

現段階では上映館数342館と拡大ロードショー。

3月24日(金)からの公開。

同日の公開作品は、「ロストケア」、「グリッドマン ユニバース」、「デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム」、「ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー」、「赦し」、「メグレと若い女の死」、「三茶のポルターガイスト」など。

北米では、2022年10月7日公開。

製作費は、5,000万ドル。

ちなみに2017年の「グレイテスト・ショーマン」は、制作費8,400万ドル、全世界で4億2,250万ドル、北米で1億7,400万ドル、日本で52億2,000万ドルという大ヒット。

2016年の「ラ・ラ・ランド」は、制作費3,000万ドル、全世界で4億4,600万ドル、北米で1億5,100万ドル、日本で44億2,000万ドルというこれまた大ヒット。

さて今作はどうか。

初登場8位スタートと予想。

最終興行収入は3億2,000万円と予想。

 

2つ半(5点満点)

★★☆



 

「シング・フォー・ミー、ライル」公式サイト

 

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