短編『土曜日ランドリー』『湯沸かしサナ子、29歳』が、各地の映画祭で注目を集めた東かほり監督・脚本による長編デビュー作。
祖母の家だった空き家を訪れるコト(xiangyu)。
しかし、何か様子がおかしい。
庭には見知らぬダンボールハウスが建ち、妙な老人・タケ(鈴木慶一)が住み着いていた。
老人は、町の音を録って土に埋める“音の墓”を作っているという。
その奇妙な行動にコトは興味を持ち、老人の手伝いを始めることに。
そんなある日、コトは家の立ち退きを迫られ。。。
出演は、水曜日のカンパネラのケンモチヒデフミがサウンドプロデュースを手がける気鋭のアーティストxiangyu、ムーンライダーズをはじめとする音楽活動だけでなく、「ラストレター」など数々の映画出演も果たしている鈴木慶一、「階段の先には踊り場がある」などの平井亜門、「クレマチスの窓辺」などの宇乃うめの、「クレマチスの窓辺」などの小川節子など。
脚本は他に、永妻優一。
音楽は、xiangyu、ケンモチヒデフミ。
映倫区分G
2022年作品
日本映画
配給はSPOTTED PRODUCTIONS
製作会社は「ほとぼりメルトサウンズ」製作委員会(制作協力:イハフィルムズ)
上映時間80分
うーんどうでしょうか。
始まりから終わりまで、淡々してます。
大きなドラマチックなことも特に起こりません。
ほとんど展開しないという展開。
めっちゃ地味ですが、それがまたいい雰囲気なんですよね。
終わった後は、余韻が残っていて、それがまたいい感じ。
もっとヘンテコりんでシュールな映画かと思ってましたが、そうでもなかった。
そういう意味ではめっちゃ普通でした。
物語を観ているというより、映画の中のキャラと一緒に行動しているような感じがした。
そこがこの映画の最大の良いところでもあり、欠点でもあるのかなぁ。
物足りないのは、この普通なところ。
もうちょっとヘンテコでもよかったのにと思うが。。。
じいさんがガンマイクで環境音を収集するというお話ですが、そこにはちゃんとドラマはあった。
日常に溢れている音に耳を傾けるのもいいかもしれないと思った。
しかし、音がテーマの映画なのに、音響の質が低いのが残念。
もっと凝りに凝ってほしかったところ。
5時のチャイムはなんだか懐かしい気持ちになった。
うちの住んでいる街も、私が中学生くらいまでは、朝の9時、昼の12時、夕方の5時、夜の10時に市役所からチャイムが鳴っていた。
もう一度聞きたいと思って、懐かしんでしまった。
でも、まあ、なんだか優しい映画です。
ほわっと、暖かいし、ユーモアもあった。
■興行収入予想
興行的には、現段階では上映館数2館と少ない。
7月16日(金)からの全国順次公開中。
うーん。。。ヒットは厳しいか。
ミニシアターランキングでも上位に入ってはいません。
初登場圏外スタートと予想しましたが、もちろんそうでした。
最終興行収入は820万円と予想。
星3つ(5点満点)
★★★
「ほとぼりメルトサウンズ」公式サイト
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