第2回ホラーサスペンス大賞を受賞した五十嵐貴久によるサイコスリラー小説「リカ」シリーズを原作にしたドラマを映画化。
2019年のドラマシリーズ最終回で警察に捕まったはずのリカのその後が、小説「リターン」をベースに描かれる。
ドラマ版に続いて主人公の雨宮リカを「モンスター」などの高岡早紀が演じるほか、リカの新たな運命の相手役として「極道大戦争」などの市原隼人が参加し、「仮面病棟」などの内田理央、「天使の恋」などの佐々木希、「この空の花 長岡花火物語」などの尾美としのり、「東京喰種 トーキョーグール【S】」などのマギー、「滑走路」などの水橋研二らが出演。
監督は、「映画 中村勘三郎」の松木創。
脚本は三浦希紗。
音楽は「桃とキジ」の戸田有里子。
主題歌は、FAKY。
挿入歌は、Lil’ Fang。
映倫区分PG12
2021年作品
日本映画
配給はハピネットファントム・スタジオ
上映時間99分
2003年のリカが浅野温子だった単発ドラマは観た記憶が少し残っているのですが、高岡早紀主演になった2019年度版、2021年度版ドラマは観てません。
原作も未読です。
今作は2019年の連続ドラマ版最終回のその後を描いています。
なので、私はドラマを観ていないので、それまでのことがわかりません。
ドラマとは別のストーリーがメインなんで、1本の映画としてはなんとか楽しめます。
なかなかぶっ飛んだ内容でした。
考えたらダメな映画ですね。
考えたら、ツッコミどころがいっぱいです。
頭を空っぽにして観るのがいいですね。
これは、とても素晴らしい出来の作品。。。とは言えないです。
でも、なぜか全体的に醸し出すチープさに引き込まれたりする。
ちょっとコメディというか、コントのような部分もあり、イメージが違った。
サイコサスペンスかと思ってたら、意外に笑いどころも結構あった。
かなりB級映画って感じです。
キャラの行動も、正直なんでこんな行動になるのかよくわからんし、動機が非常に薄い。
それに、なんだか良くわからんけど、途中から舵の方向が変わっていったような。。。
ドラマ版を観てたらわかるんですかね。
映画としての出来は、良くない駄作といえる作品なのに、なぜかそこそこ楽しめるという不思議な魅力を持った映画でした。
これはこれで、記憶に焼き付いた。
たぶん、観たことは忘れないと思う。
■興行収入予想
興行的には、現段階では上映館数111館と少ない。
2021年6月18日(金)から公開。
当初は2021年2月5日に公開予定でしたが、コロナの影響により、2021年6月18日に公開予定に変更された。
今作の他、同日の作品は、「クワイエット・プレイス 破られた沈黙」、「ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜」、「モータルコンバット」、「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」など。
先週くらいから、公開延期になっていた作品などが一斉に上映開始になっています。
新作公開ラッシュになっています。
なのでライバルが多い。
今週はどの作品も1位スタートでもおかしくない粒揃いな作品群。
でも今作は上映館数も少ないし、内容的にも1位になるような映画ではない。
初登場圏外スタートと予想。
最終興行収入は1.3億円くらいか。
星2つ(5点満点)
★★
「リカ 〜自称28歳の純愛モンスター〜」公式サイト
「リカ 〜自称28歳の純愛モンスター〜」の原作、五十嵐貴久の「リカ」です。
主演の高岡早紀の著書「魔性ですか?」です。
高岡早紀の写真集です!
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高岡早紀の音楽アルバム「SINGS-Daydream-」です!
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