「コン・エアー」「トゥームレイダー」「エクスペンダブルズ2」のサイモン・ウェスト監督によるパニック・アクション。
活火山を間近で感じ未体験のスリルが楽しめる世界初の火山テーマパーク“天火島リゾート”。
だがそこで賑わう人々の真下では、マグマが目覚めようとしていた。。。
出演は「レイン・オブ・アサシン」のワン・シュエチー、「スカイスクレイパー」のハンナ・クィンリヴァン、「最後のランナー」などのショーン・ドウ、
脚本は、ウェイ・ブ、シドニー・キング。
主題歌はハンナ・クィンリヴァンの夫であり人気ミュージシャンのジェイ・チョウ。
音楽はピナー・トプラック。
原題「天火」
映倫区分はG
中国映画
配給はアルバトロス・フィルム
2019年作品
上映時間94分
中国資本の灼熱のパニック・アクション超大作！
ということでハリウッドから一流スタッフを招いた中国映画です。
ものすごーく、王道なパニックアクション映画です。
もう何もかもお決まりの展開。
セリフやキャラも、何度も何度もハリウッドでこういう映画観たことある。って感じの内容でした。
オープニングの、ポリゴンか？と引いてしまうほどのしょぼいCGから始まった時は、「マジか。このクオリティでいくのか」と思いましたが、本編はそうではなくなかなか迫力のある映像でした。
一言で言うと、これは「ジュラシック・ワールド 炎の王国」の恐竜出ない版ですね。
そして、なにもかも読めてしまう内容ですが、それなりにドキドキハラハラします。
B級の匂いがプンプンしますが、意外にこれまたなかなか迫力はあります。
噴火や爆発のシーンは、さすがサイモン・ウェストですね。
けっこう、おお！ってなります。
全然期待してなかった分、観ている間はけっこう楽しめた。
ただストーリーはあってないようなもので、ドラマとしての深さは浅いです。
一応、親子の確執を描いてますが、これまたお決まりの展開と見せ方。
目新しさは全くなかったですが、何も考えずにただ普通に楽しめました。
まあそもそもドラマ部分がどうとかこうとかいう映画ではありません。
でも、実際そこら辺、ほぼ無視した内容になっているので、ブレてはいないです。
この映画の魅力は何と言っても噴火の描写。
パニック度数も高かった。
サクッとドキドキしたいのには最適。
なんとなく、ハリウッドの監督を招いて、中国がこういうパニック映画を撮りたかったのがわかります。
100%中国産だと、かなり中国愛に寄せた内容になってしまいますもんね。
この映画は、中国万歳なところもあったけど、プロパガンダの匂いはあまりしなかった。
■興行収入予想
興行的には、現段階では上映館数46館と少ない。
なかなかの大作ですが、中国の映画ですからね。。。
日本では、こういったハリウッドの二番煎じなアジア映画はヒットしません。
なので、大ヒットの期待できません。
当然この館数では初登場圏外スタートと予想。
最終興行収入は600万円と予想。
星3つ（5点満点）
★★★
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