フランスの代表的戯曲「シラノ・ド・ベルジュラック」の誕生秘話を描いたコメディ。
崖っぷちの脚本家エドモン・ロスタンが、出演者らの気まぐれや非常識な要求などの壁にぶつかりながらも、3週間という期限のなかで新作舞台を作り上げていく様子を描く。
監督、原案、脚本はアレクシス・ミシャリク。
出演は「最強のふたり」のトマ・ソリヴェレス、「息子のまなざし」のオリヴィエ・グルメ、「ハリー、見知らぬ友人」などのマティルド・セニエなど。
音楽はロマン・トルイエ。
原題「Edmond」
映倫区分はG
フランス=ベルギー合作映画
配給はキノフィルムズ=東京テアトル
2018年作品
上映時間112分
「シラノ・ド・ベルジュラック」の舞台は観たことないです。
なかなか面白かった。
無名の詩人が、シラノ・ド・ベルジュラックの傑作劇をいかにして作ったかを描くドタバタコメディです。
シラノ・ド・ベルジュラックが好きな人にはめっちゃ楽しめると思います。
シラノ・ド・ベルジュラックを知らなくても、映画として全然楽しめます。
フランス映画のコメディは、合わなければ全然面白く感じられないのですが、今作はなかなか良かった。
コメディ映画らしく、気軽に楽しめる内容になってます。
また、パリのベルエポック時代のデザインや文化を味わえます。
なんとなく三谷幸喜の「ラヂオの時間」を思い出した。
舞台裏のドタバタもやし、なんせ「シラノ・ド・ベルジュラック」の舞台もしっかり見せてくれているのが嬉しいですね。
12月からジェームズ・マカヴォイ主演の「シラノ・ド・ベルジュラック」が上映されるようです。
そちらも観たいですね。
■興行収入予想
興行的には、現段階では上映館数37館と少ない。
アート系単館ロードショー作品ですが一部シネコンでも上映しています。
内容は明るいですが、フランスのコメディは日本ではなかなか大ヒットには繋がりにくいですね。
当然この館数では初登場圏外スタートと予想。
最終興行収入は800万円と予想。
星3つ半(5点満点)
★★★☆
「シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!」公式サイト
「シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!」のチラシセットです!
「シラノ・ド・ベルジュラック」の原作です!
ジェラール・ドパルデューの「シラノ・ド・ベルジュラック」です!
オペラ「シラノ・ド・ベルジュラック」です!
昔の「シラノ・ド・ベルジュラック」です!
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