手塚治虫が1970年代に発表した大人向け漫画を、稲垣吾郎&二階堂ふみW主演で手塚眞監督が実写化。
ある日、人気小説家・美倉洋介は酔払った少女ばるぼらに出会い、家に連れて帰る。
大酒飲みで自堕落な彼女だったが、美倉は奇妙な魅力を感じ追い出せずにいた。
共演は「柴公園」の渋川清彦、「いちごの唄」の石橋静河、「相棒」シリーズなどの大谷亮介、「海辺の映画館-キネマの玉手箱」などの渡辺えり、「Vision」などの美波、「星くず兄弟の伝説」のISSAYなど。
撮影監督は「エンドレス・ポエトリー」などのクリストファー・ドイル。
脚本は「海のふた」などの黒沢久子。
音楽は「コードギアス 亡国のアキト」シリーズなどの橋本一子。
日本=ドイツ=イギリス合作映画
映倫区分はR15+
配給はイオンエンターテイメント
2019年作品
上映時間100分
手塚治虫の原作漫画は昔に読んだことあります。
あんまり覚えてないけど。
堕ちていく作家のお話です。
うーん。。。
これはあんまり好きでない。
かなり狂った感じの内容だと思ってましたが、そこまで狂ってませんでした。
ばるぼらの二階堂ふみの役は狂ってますが、稲垣吾郎の役は元々は普通で、だんだん狂ってくるというような内容です。
原作はもっと複雑だったような気がするが、映画はそこまで複雑じゃない。
でも、不思議な世界観は表現出来ていたと思います。
複雑なストーリーはありません。
雰囲気や映像の美しさで観る映画です。
なので、好き嫌いがめっちゃ別れると思います。
私はあかんかった。
音楽がジャズなのも、どうもダメだった。
センスの問題でしょうが、私には全然格好いいとは思わなかった。
それに、ジャズ以外の音楽も、いかにもそういうシーンで流れる音楽で、なんか引いてしまった。
この音楽が、映し出される映像以外の想像力を削ってしまって、ただ観てる。という感じになってしまっていた。
ま、これは個人的な好き嫌いの問題ですが。
しかし二階堂ふみの演じた役は、難しい役ですね。
素晴らしい。。。というか、凄い演技でした。
どう役作りしたんでしょうか。
それにしも、よく脱いでいる映画でした。
半分以上は裸だったんじゃないか。
かなりエロティックな内容です。
ほんでエッチなことばっかりしてます。
でも、全然ムラムラするような描写じゃないんですよね。
それがいいのか悪いのかわかりませんでした。
クリストファー・ドイルの映像は美しいです。
ここはとても良かった。
めっちゃ雰囲気出てますね。
■興行収入予想
興行的には、現段階では上映館数75館と少ない。
配給がイオンなんで、イオンシネマでも上映してます。
かなりアート系の作品って感じですので、万人受けする内容ではありません。
おまけにR15+なんで、ヒットに繋げるのはちょっと厳しいか。
裸ばっかりでエッチなことばっかりしてるし。
当然この館数では初登場圏外スタートと予想。
最終興行収入は1000万円と予想。
星2つ(5点満点)
★★
「ばるぼら」公式サイト
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手塚治虫原作漫画です!
稲垣吾郎主演・阪本順治監督作「半世界」です。
この映画はオススメです!
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