こんにちは。
大学・大学院で論文を書いたら、もう終わり、と思っている方もおられるかもしれませんが、実は、社会人になっても論文作成が必要となることがあります。
そう、昇進・昇格論文(以下、昇進論文に統一します)です。
この論文の書き方ブログでも、以前、昇進論文の作成時の基本的な注意事項をお伝えしました。
最近、集中して昇進論文の添削のご依頼をお受けしましたので、気づいた点などを書いてみたいと思います。
守秘義務の関係で、ちょっと曖昧な部分が多くなってしまうかと思いますが、ご容赦くださいませ。
査読者(審査員)を意識する
以前は、昇進論文の査読は、所属企業の幹部の方がされることが多かったのですが、数年前から外部に委託するという企業が増えてきました。
幹部の場合は、現場ほどではないにしても、ある程度の専門知識は持ち合わせておられると思います。
そのため、現場の人しかわからないような用語以外は特に説明の必要はないと思います。
しかし、外部機関の方が査読する場合、専門用語は簡単に説明を入れるなどの配慮が求められます。
ただし、説明が長くなると、本筋が見えづらくなりますので、なるべく簡潔にして、どうしても長くなる場合は、脚注にするとよいでしょう。
適度に箇条書きや見出しを使う
昇進論文は、もちろん企業によって設問は異なります。
ただ、一般的には、職場の現状や問題点を見出して、それに対する解決策を提示するというパターンが多いです。そして、その解決策の進め方や自分が果たすべき役割、抱負などを述べることが多いです。
その場合、例えば、問題点が3つあるなら、その3つを箇条書きにして、それぞれの内容を説明する、という方法をとると、査読者も理解しやすいです。
また、文字数が多い場合は、例えば「現在の●●部の状況」「問題点」「解決策」など、それぞれの内容を示す見出しを入れて書く方法もあります。
大変と思いますが、ぜひがんばってください!
もしご自分では全然進まない、という方は、当社でも支援サービスを行っております。
添削だけでなく、うまく書けないところの加筆も可能です。
ご希望納期やご予算に合わせて柔軟に対応させて頂きますので、お気軽にお問合せくださいませ。
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