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こんにちは。
当社では、論文添削を中心とするサポートを行っております。
添削というと赤ペン先生を思い浮かべる方も多いかもしれませんね。
もちろん、そのイメージは間違いではないのですが、単純に模範解答を見ながら「〇×」をつけたり、文章を書き直すだけではありません。
今回は、ごく簡単ですが、当社で日頃行っている論文の添削やリライトの進め方についてお伝えします。
論文作成中の推敲作業に通じるところもあると思いますので、よろしかったら、ぜひお読みくださいませ。
1.添削部分を通読する
添削業務では、すぐに添削を始めるのではなく、まずは、お客様から頂いた原稿の全体を通読します。
なぜ通読するかというと、その論文のテーマに沿った文章になっているか、既定の文字数との過不足がどの程度あるか、などを確認するためです。
添削のご依頼が論文の一部であっても、論文のテーマをお尋ねするのは、そのような理由からです。
なお、基本的に通読するのは、添削対象部分の原稿ですが、必要に応じて、序論や結論など、別の部分を読ませて頂くこともあります。
2.添削作業で念頭に置くこと
通読ができたら、最初の文章から1文ずつ添削を進めます。
添削時には、主に以下のことを念頭におきます。
1.誤字脱字
2.「てにをは」(助詞)
3.文章の長さ
4.わかりやすさ
(1)誤字脱字
お客様は、書くことで頭の中がいっぱいになり、誤字脱字に気づかないことも珍しくないです。また、急いで書いていたり、何度も推敲を重ねていくうちに、変換ミスが起きていることもありますので修正します。それに限らず、気づいた誤字脱字はすべて修正します。
(2)「てにをは」(助詞)
「てにをは」とは、改めて言えば助詞のことです。私は、今日、学校に行きました」というように、単語と単語をつないで、文章にするために使います。
会話では、「てにをは」が少々違っていても使う名詞や動詞が違わなければ、意味は通じます。
外国人の方が「私が、10年前で、日本を来ました」などと言ったりすることがありますが、言いたいことはわかりますね。
ただし、文章、しかも論文となると、不適切な助詞が使われていると、非常に読みづらくなります。そこで、これらを修正します。
(3)文章の長さ
論文は、日ごろ書くレポートなどより、はるかに文章量が多いです。そのため、できるだけ一つの文章を長めに書こうとする方がおられます。
あるいは、考えていることを次々に文章にしていくために、気づいたら、一つの文章が6行にも7行にもなっていることがあります。
そこで、一部を削除したり、途中で区切ったりしながら、文章を整えていきます。
(4)わかりやすさ
意外かもしれませんが、知識を持っている方が書いた文章を、その知識を持たない方が読むと、わかりにくいことがあります。
理由は様々ですが、一つは、ご自身のなかでは当たり前過ぎて文章に出てこないということです。卒論や修論に限らず、昇進論文などでも、この点は注意しておく必要があるでしょう。
そこで、当社では、査読者にわかりやすく、という視点から、加筆修正を行います。
リライト作業で念頭におくこと
添削作業をより深く行うのが、リライト作業です。
リライト作業では、添削作業に加えて、以下の点を念頭におきます。
(5)文章の流れができているか
論文というと、難しい言葉をいかに使って書くか、ということに意識を向ける方が多いのですが、実は、文章の流れがとても大切です。
料理でも、同じようなところがあります。
例えば、みそ汁を作るとき、「水、味噌、具(野菜、豆腐など)」が基本的な材料ですね。
問題は、作業の順番です。
一般的な作り方の流れは、水を鍋に入れて沸騰させ、具材を入れ、火が通ったところで、味噌を溶かして、火を消す、となります。
それが、例えば、味噌と具を鍋に同時に入れ、火をつけ、しばらくしたところで水を入れて沸騰させ、火を消す、という流れだとどうでしょうか。
一応、みそ汁にはなるかもしれませんが、味噌が焦げていたりして、何だかおいしくなさそうです。
これは極端な例ですが、要するに、文章も流れに沿って進んでいかないと、著者が伝えたいことが伝わらないままになることがあります。
そこで、この点についても、査読者側の視点から、読みやすい流れになるように加筆修正します。

もし、論文作業で行き詰ったときは、当社でもサポートを行っています。
お見積りは無料です。少人数で運営していますので個人情報が外部に漏れることは一切ありません。
お急ぎのご依頼でも対応できるようにがんばっています。
どうぞお気軽にお問い合わせください(^^)。
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