論文、書くのは初めてだから、
どう書けばいいか、ぜんぜん、
わからない!
そんな方、いませんか?
ちょっとドキっとしたあなた、
もしかすると、
あなたの文章は「往来文章」になって
いるかもしれません。
往来文章とは、、、
私が勝手に作った用語です。
往来とは、「行ったり来たり」という
意味ですね。
例えば、あなたが、リンゴとミカンと
バナナの3つの果物を買ったという
テーマで文章を書くとします。

まず、それぞれの特徴を箇条書きに
してみます。
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・リンゴとミカンとバナナを買った。
・このリンゴは、赤い。
・このリンゴは、甘い。
・このリンゴは、青森でとれた。
・このミカンは、よく熟している。
・このミカンは、愛媛でとれた。
・ミカンには、ビタミンCが含まれている。
・最近、バナナが安い。
・バナナは、私の好物である。
・このバナナは、甘くておいしい。
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さて、あなたなら、これらの要素を
どのような文章にまとめますか?
意外に多いのが、こういう感じの文章。
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赤いリンゴを買った。よく熟した
ミカンも隣にあったので買った。
リンゴは甘かった。好物のバナナも
買ったが、これも甘くておいしかった。
リンゴは青森でとれたそうだ。
ミカンは愛媛でとれた。
バナナは栄養がある。そういえば
ミカンもよく熟していた。
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あれ? ミカンがよく熟していたことが
2回出てきます。
それから、ミカンとリンゴとバナナが
バラバラに出てくるので、それぞれの
内容が少しつかみにくいですね。
えー! こんな文章書かないよ~!
そうですよね~。
わかります!!
でも、短い文章のときは、結構、気を遣う
ものですが、数十ページになってくると、
まとまりがなくなったりするものです。
読み直してみると、1度出てきたことが、
少し表現を変えて、2度、3度と出てくる
こともあったりします。
あなたが、もし、論文を書いている途中なら
ぜひ、見直してみてくださいね。
それでは、また!!
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