往来文章に注意!  | 論文の書き方ブログ

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こんにちは。


論文、書くのは初めてだから、

どう書けばいいか、ぜんぜん、

わからない!


そんな方、いませんか?


ちょっとドキっとしたあなた、

もしかすると、

あなたの文章は「往来文章」になって

いるかもしれません。


往来文章とは、、、

私が勝手に作った用語です。


往来とは、「行ったり来たり」という

意味ですね。


例えば、あなたが、リンゴとミカンと

バナナの3つの果物を買ったという

テーマで文章を書くとします。




まず、それぞれの特徴を箇条書きに

してみます。

=================

・リンゴとミカンとバナナを買った。

・このリンゴは、赤い。
・このリンゴは、甘い。
・このリンゴは、青森でとれた。

・このミカンは、よく熟している。
・このミカンは、愛媛でとれた。
・ミカンには、ビタミンCが含まれている。

・最近、バナナが安い。
・バナナは、私の好物である。
・このバナナは、甘くておいしい。
=================


さて、あなたなら、これらの要素を
どのような文章にまとめますか?

意外に多いのが、こういう感じの文章。

=================
赤いリンゴを買った。よく熟した
ミカンも隣にあったので買った。

リンゴは甘かった。好物のバナナも
買ったが、これも甘くておいしかった。

リンゴは青森でとれたそうだ。
ミカンは愛媛でとれた。

バナナは栄養がある。そういえば
ミカンもよく熟していた。
=================

あれ? ミカンがよく熟していたことが
2回出てきます。

それから、ミカンとリンゴとバナナが
バラバラに出てくるので、それぞれの
内容が少しつかみにくいですね。


えー! こんな文章書かないよ~!

そうですよね~。

わかります!!

でも、短い文章のときは、結構、気を遣う
ものですが、数十ページになってくると、
まとまりがなくなったりするものです。

読み直してみると、1度出てきたことが、
少し表現を変えて、2度、3度と出てくる
こともあったりします。


あなたが、もし、論文を書いている途中なら
ぜひ、見直してみてくださいね。


それでは、また!!




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