講師の中島基浩です。
1日空きましたが、国家総合職試験は如何だったでしょうか。
難しかった。
思ったより、解けた。
ピーキングがうまくいかなかった。
今の素直な感想を、できるだけ何かに記録に取りましょう。
伝聞の域を出ませんが、今般の国家総合職試験は教養試験、特に数的が難しく、専門試験、特に法律科目は国家一般職・国家専門職に近かった、といったところでしょうか。
法律科目は最新判例等の出題が、国家一般職、国家専門職等と重複するところなので、直近の判例の問題については、しっかりと復習しておきましょう。
数的は著しく難しいと思われるので、出来はあまり気にしなくてもいいです。
自己採点をして、出来の悪さに落ち込んでいる方もいらっしゃるかもしれませんが、みんなができないところはできなくていいのです。
今年の国家総合職の数的は、中間目標の方なら特にみんなできないの類の出題だと思われます。
自己採点は必ず行って下さい。
自己採点をしないと、中間目標の意味合いが著しく低くなります。
合格点のボーダーラインは、当座のところ、去年の数字を参考にするといいでしょう。
詳しい去年の合格最低点は、受験ジャーナルvol1に掲載されています。
大まかに記すと教養、専門とも6割程度ですが、点数によって合格最低点は変わってくるので、詳しく知りたい方は、受験ジャーナルvol1を参照して下さい。
自分ができなかった科目、分野等を、しっかりと補っておきましょう。
この弱点補強こそが、中間目標の意味合いです。
それから、4月24日の本試験に向けてピーキングがうまくできたかも、確認して下さい。
ピークが少しでもずれていてはいけません。
本試験の時に、体力もメンタルも知識面もピークだったか、お昼ご飯の具合はよかったか、午後に眠くなったりしなかったか、眠くなったとしたら原因は何なのか、ケアレスミスを頻発しなかったか、糖分補給はうまくいったか等、しっかりと最終目標に備えてチェックしておきましょう。
これらの弱点やピーキング、当日の感想については、メモにまとめておきましょう。
何となくでは、忘れてしまいます。
記録を取ることを、習慣にしましょう。
記録を取ることは、実務でも必須です。
国家専門職まで、あと40日。
国家一般職まで、あと47日。
地方上級、A日程まで、あと54日。
天気が変わりやすいです。
勉強は、着々と進めていきましょう。
これからは、毎週末に本試験が控えている日程になります。
都庁、23区、裁判所事務官、警察官の方等、本試験が迫っていますが、ここが最後の踏ん張りどころです。
がんばって。