国家総合職を振り返って | 中島基浩公務員試験合格ブログ

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公務員試験講師歴23年、「文系のジェネラリスト・試験のスペシャリスト」の講師中島基浩が、公務員試験受験生に有益な情報を提供します。「語呂合わせで急所をチェック 公務員試験」(文芸社),「全体の奉仕者への道~知って得する!公務員試験のヒント」(GalaxyBooks)発売中。

 講師の中島基浩です。

 

 1日空きましたが、国家総合職試験は如何だったでしょうか。

 難しかった。

 思ったより、解けた。

 ピーキングがうまくいかなかった。

 今の素直な感想を、できるだけ何かに記録に取りましょう。

 

 伝聞の域を出ませんが、今般の国家総合職試験は教養試験、特に数的が難しく、専門試験、特に法律科目は国家一般職・国家専門職に近かった、といったところでしょうか。

 法律科目は最新判例等の出題が、国家一般職、国家専門職等と重複するところなので、直近の判例の問題については、しっかりと復習しておきましょう。

 数的は著しく難しいと思われるので、出来はあまり気にしなくてもいいです。

 自己採点をして、出来の悪さに落ち込んでいる方もいらっしゃるかもしれませんが、みんなができないところはできなくていいのです。

 今年の国家総合職の数的は、中間目標の方なら特にみんなできないの類の出題だと思われます。

 

 自己採点は必ず行って下さい。

 自己採点をしないと、中間目標の意味合いが著しく低くなります。

 合格点のボーダーラインは、当座のところ、去年の数字を参考にするといいでしょう。

 詳しい去年の合格最低点は、受験ジャーナルvol1に掲載されています。

 大まかに記すと教養、専門とも6割程度ですが、点数によって合格最低点は変わってくるので、詳しく知りたい方は、受験ジャーナルvol1を参照して下さい。

 自分ができなかった科目、分野等を、しっかりと補っておきましょう。

 この弱点補強こそが、中間目標の意味合いです。

 

 それから、4月24日の本試験に向けてピーキングがうまくできたかも、確認して下さい。

 ピークが少しでもずれていてはいけません。

 本試験の時に、体力もメンタルも知識面もピークだったか、お昼ご飯の具合はよかったか、午後に眠くなったりしなかったか、眠くなったとしたら原因は何なのか、ケアレスミスを頻発しなかったか、糖分補給はうまくいったか等、しっかりと最終目標に備えてチェックしておきましょう。

 

 これらの弱点やピーキング、当日の感想については、メモにまとめておきましょう。

 何となくでは、忘れてしまいます。

 記録を取ることを、習慣にしましょう。

 記録を取ることは、実務でも必須です。

 

 国家専門職まで、あと40日。

 国家一般職まで、あと47日。

 地方上級、A日程まで、あと54日。

 天気が変わりやすいです。

 勉強は、着々と進めていきましょう。

 これからは、毎週末に本試験が控えている日程になります。

 都庁、23区、裁判所事務官、警察官の方等、本試験が迫っていますが、ここが最後の踏ん張りどころです。

 がんばって。