講師の中島基浩です。
試験勉強の最中に、そして本試験を解いている時に、「もうダメだ」 「手遅れだ」と、諦めてしまう投げ出してしまう心境に陥るかもしれません。
しかし、勝負はそこからどうがんばるかにかかっています。
いかにそこからしぶとく粘るかです。
試験勉強で、全部の科目がわかる、全部の過去問が解ける、すいすい何でも覚えられる、本試験も全部の問題が完璧に解ける。
こんな受験生いますか。
まず、いないです。
合格者も含め、受験生は泥沼の中でもがいて勉強し、本試験を解答します。
余裕しゃくしゃくと、さわやかに合格する受験生は、一部の天才を除いていません。
ぜんぜんできるようになった気がしない、数的処理が難しい、暗記科目が覚えられない。
ほぼ全ての受験生が、そう思って日夜勉強しています。
みんな、そうなのです。
自分一人だけが、暗闇で泥沼の中にいるとは思わないで下さい。
暗黒の中で、どれだけがんばるかで、合格は決まるのです。
将棋の大山康晴十五世名人は、「助からないと思っても、助かっている」という言葉を残しています。
とかく受験生は、「助からない」と思いがちです。
しかし、「助かっている」のです。
ただし、一生懸命勉強をして下さい。
どうせ「助かる」からと思って、何もしなかったら、本当に「助からない」ですから。
国家総合職まで、あと13日。
国家専門職まで、あと55日。
国家一般職まで、あと62日。
地方上級、A日程まで、あと69日。
直前期の計画は立てたでしょうか。
計画通り、勉強は進んでいるでしょうか。
計画とズレたのなら、柔軟に修正しましょう。
がんばって。