中島基浩公務員試験合格ブログ

中島基浩公務員試験合格ブログ

公務員試験講師歴26年、「文系のジェネラリスト・試験のスペシャリスト」の講師中島基浩が、公務員試験受験生に有益な情報を提供します。「語呂合わせで急所をチェック 公務員試験」(文芸社),「全体の奉仕者への道~知って得する!公務員試験のヒント」(GalaxyBooks)発売中。

 講師の中島基浩です。

 

 上半期もそろそろ終了です。

 受験生の正月は、合格するまで来ない等、1月の記事に書きましたが、首尾よくお正月が来た人もいらっしゃるようです。

 時が経つのは速いです。

 ましてや、若いうちで楽しいことも多く、しかも受験勉強をしていると、なおさら時は飛ぶように早く経つでしょう。

 

 今年受験の方は、1月の時点と比べると、信じられないほど筆記試験の実力が向上したのではないでしょうか。

 この6月末から7月の時点では、地方上級と市役所A日程が終わり、筆記試験は一段落という方が多いものの、市役所試験はこれからという段階でしょうか。

 しかも、近年では市役所試験のSPI・SCOA化が進んでいます。

 SPI・SCOAだからこそ、市役所試験を受験するという方もいらっしゃるでしょう。

 そういう方も上半期を振り返って見て、いかに自分の実力が向上しているか、ということをまとめておきましょう。

 

 来年受験の方は、5月くらいから学内講座なり資格試験予備校の講座がスタートしたと思われます。

 大概のコースでは、最初の科目は数的処理で、教養科目コースの方なら、とにかく数的処理、時々社会科学というカリキュラムではないでしょうか。

 数的処理は心が折れることたくさんあるとは思いますが、とにかく授業についていって、講師がこの問題は解けるようにと指摘した問題にまずは集中しましょう。

 数的処理という科目は、特に全部が全部解けなくても、本試験は何とかなるものです。

 当座の目標としては、講座では講師の話が半分理解できていれば、OK。

 本試験では半分くらい解けていれば、まずはOKです。

 まわりの受験生と自分を比べるのではなく、過去の自分と比べましょう。

 昨日の自分より、今日の自分が1問でも多く解けるようになっていればOK。

 いきなり全部がわかるようになるのは、おそらく来年の4月以降の直前期になってからです。

 直前期が来るまでは、ひたすら粘ることです。

 

 社会科学も、いかにも難解そうで苦戦が必至の科目です。

 ただ、法学部、経済学部等の社会科学系の学部の人は、けっこう有利です。

 しかし、社会科学の講師は私も含めて、その辺の事情は熟知しているので、とにかく動画の講師の説明に食らいつくことです。

 社会科学は、試験種によってかなり重要度に差がある科目でもあります。

 具体的に言いますと、国家総合職・国家一般職・国家専門職の国家系では、社会科学をはじめ、自然科学、人文科学、時事などが統一科目になって、従来の社会科学の勉強の見直しが迫られる問題構成になっています。

 まだピンと来ない方は、一度国家系の統一科目になった年以降の問題を見てほしいです。

 言ってみれば、教養試験のSCOA化とも言うべき事態が起こっています。

 かと言って、社会科学を省エネ化すると、地方上級や市役所などの社会科学がわからん、という何とも困った事態になります。

 

 専門科目も勉強される方は、現在のカリキュラムは憲法を消化しているころだと思います。

 憲法は人権や国会・内閣・裁判所など、「聞いたことある」というワードが頻出します。

 憲法は、俗に入りやすく達しにくい科目と言われます。

 確かに最初はすんなり入れるのですが、人権なら判例理論、統治なら自由主義・民主主義など、背後に大きなセオリー・イズムが隠れていて、本当の理解というのがけっこう難しいところがあります。

 そういう背後のところは、自学自習ではなかなかつかめなくて、講師に言ってもらうなどしないと、何のことかわからないところです。

 まあ、選択肢試験が解けりゃいいじゃん、と割り切るしかないところです。

 

 試験種によっては、憲法の記述試験も課される方が、少なからずいらっしゃいます。

 市販の憲法の論述集などを購入して、答案例を覚えるという勉強法でも何とかなるとは思います。

 さらには、何らかの形で自分の試験種の憲法の記述試験の過去問を入手されて、例えば一行問題なのか事例問題なのかという傾向を把握されると、記述問題は対応しやすくなると思います。

 

 記述試験の問題の手始めとして行ってほしいのは、目次の作成です。

 例えば、北方ジャーナル事件やよど号ハイジャック事件は21条の表現の自由のところに出てくる等、自分の使っているテキストの詳しめの目次を作ってみるとよいです。

 テキストの目次を眺める等でも、同じような効果は期待できますが、それならパソコンのワード等で、よりまとまっている目次をハンドメイドで作ってしまうのがいいと思います。

 

 

 前に書いた記事です。

 参照してみてください。

 

 すごい雨です。

 前線+台風+温帯低気圧。

 これから、もっとすごい雨になりそう!。

 梅雨やから、こんな感じの天気なのでしょうか。

 2002年の日韓W杯のときも、梅雨はかなり心配されていたような気がします。

 日本が決勝トーナメント1回戦でトルコ(@仙台)に負けたときも、確か雨だったような。

 あのときは、トルコにもし勝っていたら、セネガルとベスト8で、ベスト4行けたんちゃうんって感じです。

 今のW杯のベスト32でブラジルとかモロッコ、フランスと当たるかもしれないという当たりの強さと言うか、くじ運の無さは隔世の感があります。

 W杯もいいですが、今年受験の方は勉強しましょう!。

 がんばって。

 講師の中島基浩です。

 

 特異日ってわかりますか。

 晴れとか雨とかの天気が、統計上高い確率で現れる特定の日だそうです。

 英語で言うところのシンギュラリティーです。

 

 時事のニュースを追っていても、ときどきこの特異日があったりします。

 手元の新聞によると、6月17日(水)の朝刊がそうでした。

 一面のトップ記事が日銀1%に利上げというもの。

 少し小さめに、国旗損壊罪今国会成立へ、という記事。

 写真付きの記事は、東証一時初の7万円台と、普通の日ならこれも一面トップでもおかしくない出来事。

 左の端に、ホルムズ海峡正常化について、フランスのG7で話し合われたというものと、つながりで米・イランが戦闘終結の覚書に署名したという記事。

 さらに社会面にアイス大手6社カルテルのニュース。

 普通の日なら、これも一面トップ級の記事。

 運が悪くて、社会面に回されてしまいました。

 

 6月17日は明らかにニュースの特異日でした。

 これらのニュースは今年後半の市役所試験等に加えて、来年の公務員試験での出題が見込まれます。 

 ホルムズや覚書、あとカルテルは情勢の変化によって、重要性が変わると思われますが、あとのニュースは全部重要です。

 プロ野球の新人王の候補が、4人も5人もいる新人が豊作の年みたいなものです。

 

 時事の対策としては、公務員試験にお金をかけても大丈夫という方は、新聞を読むことです。

 物価高の昨今、節約したいという方は、いわゆるyahooニュース、スマートニュースなどの、スマホのアプリでも構いません。

 自分のできる範囲で時事を追いかけるというのが、受験生の心得としてとても大事です。

 スマホにradiko(民放)、らじるらじる(NHK)のラジオのアプリをインストールして、ラジオのニュースを混んでる電車内の通学時間などの、すき間時間に聴くというのも良い方法です。

 おすすめの番組は、NHK-AMの夜10時から1時間放送されるNHKジャーナルです。

 しゃべりのプロがいろいろ教えてくれて、耳から聴くだけでもわかりやすい説明になっています。

 ラジオアプリはタイムフリーなので、1週間以内ならいつ聴いても大丈夫です。

 

 来年の2月に発売になる受験する年度版の速攻の時事(実務教育出版)でまとめて勉強する、というのもありえます。

 ただ2月の段階で新しい参考書が増えるのは、負担と言えば負担です。

 「速攻」の時事という名前ですが、だまされないように。

 これを「速攻」で読んで、「速攻」でわかる人はあまりいません。

 分量がかなりある本です。

 新聞やTV、アプリなどでニュースを普段から追いかけてる人が、2月に「速攻の時事」を読めば、「速攻」できると思われます。

 

 本ブログは慣例で金曜日更新ですが、昨日は受講生面談で出講しており、本日の更新となりました。

 今日は少し短めで……。

 本試験の日程が続く頃合いです。

 体調管理には、本当に気をつけてください。

 突然の発熱などありえます。

 とにかく無理をしないように。

 来年受験の方は、数的処理如何ですか。

 なかなか難解だと思いますが、一つひとつ解法をマスターしていきましょう。

 この形ならいけそうだというものを、少しずつ増やしていきましょう。

 がんばって。

 講師の中島基浩です。

 

 世の中、AIが席巻しています。

 NHKではAIアナウンサーがニュースを伝えています。

 将棋・囲碁の世界では、人間よりAIの方が強いということが認められて、現在強い棋士はいかにAI通りの手を指すか、打つかということに躍起になっています。

 

 筆者は将棋は一応アマチュア三段で、囲碁はかじりかけみたいなものですが、人間の知性の象徴であるチェス、将棋、囲碁の業界では、プロはコンピューター(AI)をめちゃくちゃ活用しています。

 将棋の世界では、AIを使っていないと公言している棋士は、ほんの少しの先生だけです。

 ただ棋士の先生が言われるには、AIも将棋の神様の目線から見ると、人間とどっこいどっこい、神様の領域にはまだまだ遠いのだそうです。

 明らかにAIは人間より強いのですが、絶対必勝の戦法とか将棋は先手必勝なのかとか、そういうことはAIにもわからないらしいです。

 

 公務員試験も、講師はAIになるのでしょうか。

 大いに気になっています。

 科目によっては、かなりAIが先を行っているものもあります。

 筆者がびっくりしたのは、受講生さんの中に手元の生成AIに論作文の過去問を打ち込んで、予想問題を作ったという方がいらっしゃいました。

 そして、この予想問題の出来が極めて良好なことに、改めてびっくりしました。

 論点にしろ、問題文の言葉遣いにしろ、いかにも出そうな優秀な問題文なのです。

 

 申告されていないだけで、面接カードなどもAIで作成する方がそこそこいらっしゃるのではないか、と思ってしまいます。

 面接カード、エントリーシートなどは、AIの助けも借りれば、かなりの水準なものが簡単にできてしまうということもあるでしょう。

 また民間企業では、AI面接官もいるみたいです。

 もちろん最終面接ではなく、一次面接くらいの段階なのですが。

 人間の面接官よりAIの面接官の方が、コストはかからないでしょう。

 

 しかしです。

 面接カードでは誰かと言うか、AIの助けを借りることもできるでしょうが、実際に面接試験を受験するのは自分自身なのです。

 また面接試験は、そもそもがその人物の人柄を評価するということで、極めてリアルな、ある意味AIとは対極な試験なのです。

 面接カードで面接の問答をかなりの程度コントロールすることも可能でしょうが、例えば面接ではいわゆる想定外な問いというのは、ほぼ必ずなされます。

 AI面接官でもプログラムをコントロールすれば、ベテラン面接官のような鋭い質問もできるかもしれません。

 しかし、そこは匙加減を調節できる、人間のベテラン面接官や人事課長、総務局長などの幹部の面接官の出番でしょう。

 

 NHKがAIアナウンサーの技術を磨きながら、メインは人間のアナウンサーがしゃべっているのも、一つは想定外な出来事、例えばニュースの生放送中に総理の会見が入ったり、突発的な大災害、大事故が起こったりする場合、AIアナウンサーなら、ほぼ対応不可能というか、ニュースの構成がうだうだになってしまうからでしょう。

 面接でも同じようなものなのです。

 AIに面接カード丸投げした受験生と、一行一行かみしめて面接カードを書いた受験生とでは、面接官が「そういうこと訊く」という突拍子もない質問をしてきたときに、明快な差が出るでしょう。

 

 二次の面接試験でなく、一次の筆記(択一)試験はどうでしょうか。

 数的処理は、筆者は門外漢なのですが、例えばこのプログラム上の50問を解くと、公務員試験の基本はおさえられるというプログラム、問題集の編集、動画による解説等は、いかにもAIが得意そうな感じがします。

 というか、AIプログラム、AI問題集の「出そうな日本史40問」とか、数的処理に限らず、講師からAIに置き換えられるかもしれません。

 

 ただ当たり前ですが、解くのは受講生さんです。

 牛を水飲み場(AI)に連れて行くことはできますが、実際に牛が水を飲まないと(その問題演習をする)、講師の講義であれAIのプログラムであれ、まったく意味はありません。

 

 平凡な結論かもしれませんが、新しい問いに関しても、答えは古くの昔から言われたものなのです。

 試験の中のリアルな部分、例えば実際の面接試験で「この問いはどういう意図だろうか」と思ってしまう質問、どんなによいプログラムをAIが作成し、講師とかスー過去、過去問集、人間の面接官等が過去の遺物として滅亡してしまった、未来の公務員試験であっても、質問はリアルに答えるしかないし、AIの優秀プログラムを受験生が手にしても、このプログラムをリアルに受講し、演習するしかないのです。

 

 新聞の夕刊で、最近寿司職人になろうという人が増加しているという記事を見ました。

 前職はコンサルタントや会社員(商社とか銀行、メーカー等)でかなりバリバリに働いていた方なのですが、手に職をつけたいので、寿司職人教室に通われるそうです。

 コロナの体験が大きくて、今の自分の仕事はほんとにリアルに社会に役に立っているだろうか、と考えを深めた結果の教室通いです。

 少なくとも、お寿司を握ることができれば、目の前のお客さんに満足してもらえる、会社の仕事にはないリアルな手ごたえが得られる。

 自分の手先に沁み込んでいく寿司を握る技術、しゃりを炊く技術、寿司酢を調合する技術、顧客をおもてなしする技術は、今の仕事にはないまさにリアルなものであるのが魅力だと。

 

 寿司を握るというのは、AIのまさに対極であると言えるでしょう。

 自分にしかない技術で勝負する、勝負したい。

 これからの公務員としても、同じことが言えるでしょう。

 AIを徹底的に使いこなす、というのももちろん一つの道でしょう。

 自治体によっては、生成AIを公務で使うと、時間の短縮、業務の効率化に大いに資するので、どんどんAIを使うという方針の自治体もあります。

 一方、AIにはないリアルな技術を身に付ける、というのもありえる道でしょう。

 先ほどの寿司職人の例まで振り切れる方はあまりいらっしゃらないかもしれませんが、そこまで行かなくても、何かAIの公務にはない、リアルな技術、特技、趣味などを磨くというのもよいでしょう。

 

 AIとの距離感をどう取っていくかというのは、ここ十年くらいのスパンで自分の行く末を考えていくと、考えなければいけない問いになるかもしれません。

 

 初夏からいきなり夏になりそうな気候です。

 梅雨時のジメジメ感が、真夏の猛暑+ジメジメ感になるのは、何とかしてほしい。

 地方上級筆記試験はもうすぐです。

 そろそろ面接試験もラッシュになって、いろいろと大変。

 友達は就活もう終わったって言っている。

「あぁ、何で公務員試験受けるんやろ」

 公務員試験は長丁場。

 年を超える人もいる。

 でも年を超えた人は、そこが第一志望で追加募集してたんやけど、内定取れたで。

 時間はかかったけど、第一志望の内定を取れる人もいる。

 いきなり決戦も、年を超えて決戦も。

 まあ、いろいろあります。 

 とにかく、あせらないこと。

 来年の今ごろは、公務員になっていきいき働いている。

 イメージは雨のち晴れ。

 がんばって。

 講師の中島基浩です。

 

 文房具どんなもん使ってますか。

 まあ、まさにピンからキリまででですね。

 100均を愛用している方、無印良品が信用できるという方、文房具屋に買いに行く方等々。

 

 文房具というのは、いいもんを買うと長く使えるものです。

 いいもんは使い心地がぜんぜん違います。

 万年筆を使う人もいらっしゃるかもしれません。

 手紙などに万年筆を使うのはいいですが、普段の授業でノートを取ったり、問題演習で計算などのときには、万年筆はあまり向かないかもしれません。

 まあ、時と場合によるものなのです。

 

 ただ一般的には、文房具はお金をかけるとそれなりの見返りがある、例えば書き心地が違うとか、耐久性があるとか、発色が違うということがあるかもしれません。

 またいいもんには機能があるかもしれません。例えば消せるボールペンとか、消せる蛍光ペンというのは、そういう機能であると言えるでしょう。

 

 まずは筆箱。

 これもいいもんを買うと、筆立てを兼ねるものもあったりして、大学の授業などで重宝するでしょう。

 

 ルーズリーフ。

 百均でも悪くないですが、それなりに高いものを買うと、書きやすい、発色がいいなど、いろいろと機能的に優れているでしょう。

 

 ボールペン。

 これまた百均の健闘が光ります。

 しかし、千円~二千円前後のボールペンは、百均の十倍以上値段はするものの、書き心地は段違いです。

 就活や公務員試験の書類の請求などで、手書きが求められるときに、百均との差が出ます。

 十倍ボールペンは、十倍以上の美しさを書いた文字に保障するでしょう。

 消せるボールペンは、公式の文書では使えないので注意しましょう。

 普段使いには、消せるボールペンは何かと便利なのですが。

 

 蛍光ペン。

 これも消せる蛍光ペンがあって、自分の理解に応じてマーキングを消したり付けたりでるので、とても重宝するでしょう。

 ただ、消せる蛍光ペンは発色がイマイチな感じがすると、個人的には思います。

 消せる蛍光ペンは、従来型蛍光ペンと比べて、特にピンクの発色がだいぶ違う感じがするのですが……。

 蛍光ペンは、いかにも受験勉強に必要なグッズだと思うので、ピンクや黄色のペンは、手元に二、三本ストックを用意しておくとよいでしょう。

 

 定規

 百均のものがよいように思えます。

 しかし、百均は定規の目盛りの部分があまり長持ちしないような印象が……。

 確かに定規でものの大きさを測るという機会は、めったにないのですが。

 ただ、いざ測ろうとすると、メモリの部分が経年劣化していて、何cmなのかがわからんとなると、何のための定規やねんという感じがします。

 

 シャープペンシル

 近年いろんな機能のものがあります。

 筆者が最近気に入っているのは、書くたびに芯が少しずつ回転して、常に一定の太さの文字が書けるというものです。

 特に小さなスペースに書くときに、非常に重宝します。

 かなり細い、小さな文字を書いても、つぶれずに書けるのはよいです。

 他にも、重心が低くて書きやすいモデル、きれいな文字が書けるモデル、などいろいろあります。

 

 ノート

 筆者はキャンパスの赤いノート30枚を愛用しています。

 また語学のノートには、キャンパスのドット入り罫線のモデルを使用しています。

 ただ、これはまったく個人の好みなので、金銭面も含めてご検討されるといいでしょう。

 外国製のかなり高いノートもありますが、たぶん使い心地がいいのでしょう。

 ノートにそんなに出せないという方は、まさにコスパのいい国内製のキャンパスノートなどを使用されるといいでしょう。 

 

 手帳

 スマホでスケジュール管理をされる方も多いでしょう。

 私は昭和の人間なので、スケジュール管理はアナログ派で、手帳に書いて、消して、色ペン塗ってなどと、令和においては時代遅れの手帳派です。

 スマホで対応という方は、それで全然OKです。

 手帳派のメリットとしては、スマホをどっかで忘れた等非常事態時に強いくらいのところでしょうか。

 私も家計や、食事、体重の管理は、スマホのアプリで行っています。

 スケジュールも一括してスマホで管理したほうが、効率的だという感じは否めません。

 ただ、平日に仕事が入って手帳に記入したり、土日にスポーツ観戦の予定が埋まって手帳に書いたり等、手帳派ならではの感覚です。

 日記を手帳と兼ねているという方などは、手書きの手帳派の醍醐味でしょうか。

 

 消しゴム

 これも安価で、機能が工夫されている商品を見かけます。

 筆者の愛用しているものは、消しゴムの消した後のカスが勝手にまとまってくれるというものです。

 そんなに高くありませんし、勝手にまとまってくれるのはとても使い勝手がいいです。

 まだ使用していない方は、お試しあれ。

 よく消えると、消しゴムの本来の効用を全面的にアピールしている商品もあります。

 これは、確かに文字をさっと消せます。

 何と言ってもそんなに高くないので、その割には長く使えるので、いろいろ試してみるとよいでしょう。

 小学生の頃通学路に、カレンダーか何かが載っているでっかい消しゴムとか、やわらかくて文字がさっと消せるねり消しとかを売ってるおっちゃんがいました。

 あの消しゴム、何となく魅力的でした。

 お小遣いとか持ってたら、散財しそう。

 当時はお小遣いとか少なかったから、無駄遣いはしなかったです。

 

 まとめ

 文房具は一度買ったら、かなり長い期間使うようになるものです。

 百均もいいですが、ボールペンやシャープペンシルなどは、どーんと投資のつもりでそれなりの値段のものを買うのもありでしょう。

 ただ、百均でも百円というコストを考えれば、それなりにいい性能のものが購入できたりするので、大事なのは投資のメリハリですね。

 ええもんは文房具屋で買って、主に消耗品などはコスパを考えたうえで百均を利用するというのもいいでしょう。

 無印良品も掘り出し物があったりするので、ときどきのぞいてみましょう。

 ネットで探してみるというのも、一案です。

 これも売る側からすると、店舗を構えるコストが浮いた上で、価格を設定できるので、買う側からするとネットショッピングするのも魅力的です。

 

 本試験なども行われているでしょう。

 かなりの方が受験する国家一般職の筆記試験は終了していて、地方上級は6月21日が統一試験日で、最後の追い込みでしょうか。

 筆記試験は、これを通らないと面接試験には上がれません。

 その意味では筆記試験は大事ですが、今日の公務員試験においては、面接試験=人物試験がとても重視されており、筆記試験で合格点以上の高得点を取ったとしても、まったく無意味です。

 筆記試験には面接試験へのパスポート以外の意味合いは、まったくありません。

 地方上級試験受験される方も、自治体のホームページに公開されている筆記試験と人物試験の配点の配分をよく見て、面接試験=人物試験対策を着々と進めてください。

 

 がんばって。

 講師の中島基浩です。

 

 公務員試験を受験される中で、一番多くの受験生が受験する試験は何でしょうか。

 おそらくは、市役所試験でしょう。

 ただし、市役所はだいたい八百くらいあります。

 いわゆる政令指定都市が全部で二十。

 東京特別区が全部で二十三。

 町村がだいたい九百くらいで、市町村は全部で千七百くらいあります。

 

 都道府県は全部で四十七、国は数えかたにもよるでしょうが、一つと言えば一つです。

 都道府県庁の四十七と、政令指定都市の二十を足して、地方上級試験は全部で六十七。

 いわゆる地方上級を第一志望とされる方も多いでしょう。

 

 都道府県庁にしろ政令指定都市にしろ、これらは似たような位置づけにあります。

 一つ、考察してみます。

 

 まず一つ目は、国と市町村のパイプ役という役割です。

 経営学で勉強されると思いますが、卸売りの役割という論点です。

 

 経営学の場合、まずはその製品を作っているメーカーを考えます。

 そしてその製品を消費者に販売する小売業があります。

 その製品の種類が小さいとか量もそれほどでもない場合は、メーカーから直接小売店に持って行って売るということが考えられます。

 

 しかし、製品の量が膨大であるとか、種類がたくさんあるという場合は、メーカーと小売店の間をつなぐ、卸売り店という業態が登場します。

 小売店が百あったとしたら、メーカーは百の小売店との取引を強いられます。

 メーカーがメール一本打つにしても、百本メールを打って管理しなければならないので、例えば問い合わせのメール一本打つだけでも、膨大な手間がかかります。

 

 この点、もし卸売り店が五店設けられるとしたら、メーカーは取りあえず五本、卸売り店に問い合わせのメールを打てば済みます。

 そして各々の卸売り店から、最寄りの小売店に二十本のメールを打てばいっちょ上がりです。

 卸売り店が間に入るだけで、膨大な手間を節約できます。

 

 都道府県庁も同じようなものです。

 国と市町村が直接メールでやり取りすると、国は千七百本のメールを打って、管理するという膨大な手間を強いられます。

 一方あいだに四十七の都道府県庁が入ると、国は都道府県庁に四十七本のメールを送り、都道府県が所掌の市町村に二~三十本のメールを送れば、労力のかなりの節約になります。

 

 都道府県庁は、いわばサッカーのMF(ミッドフィルダー)みたいなものです。

 DF(ディフェンダー)は国のようなもので、国から市町村(FW フォワード)に直接パスを狙ってもなかなか通りません。間のMFにパスを預けて、MFからFWへパスを通すのが確実な攻めです。

 

 経営学とサッカーの例からわかる通り、都道府県庁は国と市町村をつなぐパイプ役なのです。

 ただ、都庁は東京二十三区(特別区)と特殊な関係にありますが、他の道府県庁には東京二十三区(特別区)に匹敵するものがありません。

 また、道庁もかなり独特で、道庁は北海道の広い範囲をカバーします。

 府庁は大阪と京都ですが、大阪府庁は何と言っても大阪都構想が進んでおり、もしかしたら業態がかなり変わるかもしれません。

 他の県庁でも見られると思いますが、京都府庁と京都市役所はけっこうギクシャクしているそうです。

 あくまで伝聞ですが。

 

 個別具体的に見るといろいろありますが、都道府県庁は行政におけるパイプ役、つなぎ役であるということです。

 くりかえしになりましたが。

 

 もう一つの都道府県庁の特徴としては、広域的行政を行うということです。

 例えば、X県の中でA市とB市とC市が共同で観光振興のプロジェクトを立ち上げようといった場合です。

 A市、B市、C市は、インバウンド観光客を取り込むために、域内の地域観光資源を活かすべく、A市、B市、C市で例えば共同の市バスを運行する、三市共同の観光アプリを導入して、スタンプラリーを行う、三市共同のグルメを開発し、飲食店のメニューを充実させるといった内容のプロジェクトを行おうという場合です。

 三市共同で話し合いをするというのもいいのですが、X県も三市の取組みを手助けする役割を行い、広域行政という観点でプロジェクトを促進する、といった県ならではの行政も考えられます。

 

 ここでは三市の話を取り上げましたが、県内に潜在している行政ニーズを広域行政という形で充たしていくというのが、県行政ならではの動きです。

 県の行政官としては、プロジェクトのプロデューサーみたいな役割を果たす場合が多いでしょう。

 住民と触れ合いたいから市役所、という方がとても多いです。

 しかし、プロデューサーの役目も面白いと思った方は、都道府県庁を受験されるといいと思います。

 

 来年受験の方は、そろそろ学内講座がこれからスタートもしくは開始したと思われるので、専門科目も勉強されるのがとてもよい一手だと思います。

「憲法とか経済理論とか難しそう」と思われるかもしれませんが、学内講座の講師はこの道のプロなので、専門科目もとてもわかりやすく講義されると思います。

 

 専門科目も受講しようか迷っているという方は、専門科目も受講の一手です。

 確かに専門科目まで勉強すると教養科目に加えて、さらにお金がかかります。

 しかしここで専門科目にお金を出して、地方上級試験に合格された場合は、その生涯給与、県庁職員としての地位・社会的信用、仕事のやりがいなど、見返りとして払った学費以上に膨大なものが得られます。

 

 専門科目の学費は安くはないです。

 しかし、これは投資なのです。

 そして、学費と同じ額の株を買ったとして、リターンはいくらですか。

 よっぽど株の才能がないと、たいていの場合原本割れに終わるでしょう。

 株はうまくいった人はやいやい言いますが、そんなにうまくいきますか。

 株で収益をあげるのは、よっぽどなことです。

 株ははとても難しいです。

 

 確かに、学費には株のような直接の見返りはありません。

 しかし、専門科目の授業料払って、地方上級に合格したら、生涯給与という形で返ってきます。

 生涯給与は二億?、三億?。

 こんなに確実で、膨大な収益を生む株はありません。

 専門科目も受験しなさい。

 一生懸命勉強しなさい。

 その勉強・合格は、二億円やで。

 株や宝くじよりもよっぽど確実な二億円です。

 

 受験に使うお金はすべて投資であり、現在と未来の家族への時空を超えたプレゼントになるのです。

 

 先週、先々週と病院からスマホの一本指入力で、短めな投稿でした。

 幸い、検査の数字に異常はなく、退院いたしました。

 病院でもゆっくりできましたが、やっぱり我が家はいいものです。

 皆さんも、お身体だけはお気をつけください。

 来年受験で勉強スタートの方も、今年受験で筆記試験・面接試験の準備で大変という方も、ぼちぼちいきましょうか。

 がんばって。

 講師の中島基浩です。

 今ニ時間立ち通しの検査を受けています。
 あと十五分くらいですが、しんどなってきました。
 毎日検査です。
 数値は、良くなっています。

 健康はだいじ。
 受験勉強もからだあってのこと。
 面接も健康ならば、いい印象を面接官に与えます。

 今日は、これくらいにしといてください。
 がんばって。

 画像は去年。
 入れ替え戦のときのもの。
 ほんま、よう勝った。

 講師の中島基浩です。

 不養生がたたり、検査入院しています。
 来週も病院からアップします。 

 情をかけるのは私の最大の欠点だったかもしれない。

 野村野球というと、データ野球で冷徹な印象があったのですが、著書を読んでかなり印象が変わりました。

 読んだのは、野村ノートです。

 文庫は格安で手に入るでしょう。
 受験勉強にも、応用可能だと思います。


 ひこにゃん、悪にゃんこ将軍、うーまくんの画像を載せておきました。


 がんばって。

 講師の中島基浩です。

 

 ゴールデンウイークも終わり、いよいよ5月です。

 今年受験の方は、筆記試験の実施も近いでしょう。

 来年受験の方は、学内講座開始の時期でしょう。

 

 今年受験の方は、とにかくラストスパート!。

 無理のない範囲で、目一杯勉強してください。

 とにかく、過去問を解きましょう。

 年次別過去問が手元にある人は、うまく活用しましょう。

 模試替わりに使うのも一案です。

 

 面接試験対策も進めましょう。

 今日(こんにち)の公務員試験は、面接がとても大事です。

 伝手をたどって、模擬面接をしてもらいましょう。

 模擬面接はどんどん失敗しましょう。

 何のことはない、面接は場数を踏めば合格水準に達します。

 新卒応援ハローワークも活用しましょう。

 無料でみっちり教えてもらえます。

 ただはずれのハローワークもあるので、「何かこのハローワークはしっくりこないなあ」と思ったら、あたりのハローワークを引くまで、どんどんハローワークを変えていきましょう。

 

 来年受験の方は、いよいよスタートの季節。

 数的処理から講座が始まる日程がほとんどでしょう。

 そして、数的処理のあまりの難しさに、「こんなんできるようになるだろうか」と不安に思う人が多いでしょう。

 だんだん慣れていけばいいです。

 

 本試験において、数的処理は実質的には半分解ければ充分です。

 また、おいおいわかることだと思いますが、数的処理で高得点を取ったとしても、面接も含めた本試験全体の得点ではあまり意味のないことなのです。

 いわゆるリセット方式というのがあります。

 一次の筆記試験で高得点を取ったとしても、それは二次の面接試験等が受験できるというパスポートの意味合いしかなく、公務員試験全体の合否の判断においては一次試験の得点はリセットされ、二次の面接試験、人物試験の得点のみで合否が決まるというものです。

 またリセットまでは行かなくとも、公務員試験の一次試験と二次試験の配点が、バラエティ番組のようになっている試験種もたくさんあります。

 一次試験が10点で、二次試験が90点といった具合です。

 リセットとか10点の試験種で、数的処理満点とか取ってもあまり意味がないというのが、よくわかると思います。

 

 大局的に見ると、数的処理は半分で十分、文章理解や人文科学、社会科学等で、六割七割くらい取れていれば、一次試験の合格点は超えること、公務員試験の雌雄を決するのは二次試験の面接試験、人物試験であることは、よくよく覚えておいてください。

 

 公務員試験は一次はリセットされるor配点超低い、二次で勝負が決まるということを、来年受験の方と今年受験の方も頭に入れておいてください。

 SPI、SCOAの自治体も受験されると思うので、公務員試験の数的処理を勉強する意味合いは、それほど薄れません。

 しかし、大概の公務員試験においては、数的処理の配点はそんなにないということは、よく意識しておいてください。

 

 SPI、SCOAの試験種は日程が早いところもあるので、今年受験の方も油断せず、しっかりトレーニングしておいてください。

 公務員試験はかなりの長丁場なので、ダッシュしてエネルギーを全部使ってしまうのではなく、淡々と長期戦も辞さないという覚悟で、これからの長い一年を乗り切ってください。

 受験生さんの中には、越年して1月に受験した第一志望の自治体で内定を取った方もいらっしゃいます。

「しんどそう」と思った方もいらっしゃると思いますが、とにかく粘って、夏秋に受けた試験全部落ちたとかありえますが、本当に最後のチャンスまで受験してください。

 試験種によっては、合格者に逃げられてしまい、2月に最終募集するという自治体もあるでしょう。

 とにかくバッターボックスにできるだけ立つこと。

 公務員試験は、言わば延長戦のある野球みたいなものです。

 延長戦があると、六打席、七打席もありえます。

 六打席凡退でも、七打席目にホームランを打てばいいのです。

 

 大丈夫。

 今年受験の方も、来年受験の方も、最後のチャンスと思ってからまだまだチャンスはあります。

 将棋の大山十五世名人の「助からないと思っても、助かっている」という言葉は、公務員試験にもぴったり当てはまります。

 

 いつの間にか室内では、半袖のTシャツ。

 ただ、寒かったらもう一枚羽織りましょう。

 特に、今年受験の方。

 体調は万全に。

 突然の発熱には、本当にお気を付けて。

 がんばって。

 講師の中島基浩です。

 

 先々週からのシリーズです。

 今週は、公務員の匿名の名誉ということを書きます。

 

 ○同業他社の有無=先々週書きました。

 ○民間企業は数字、公務員は言葉=先週書きました。

 ○民間企業は個人プレー、公務員は匿名(とくめい)の名誉

 

▶民間企業は個人プレー、公務員は匿名の名誉

 ユニクロのトップって誰ですか。

 柳井さんです。

 ソフトバンクは。

 孫さんです。

 このほか、楽天なら三木谷さんという感じで、大企業の特にカリスマが感じられる経営者は、芸能人並みの知名度があり、全国に名前が知られています。

 

 一方、公務員はどうですか。

 市長や知事は名前が比較的知られていますが、全国的な知名度と言うと、そこまで有名な人はほとんどいません。

 敢えて言えば、小池都知事であるとか、吉村大阪府知事であるとか。

 ただ、市長や知事、また国の機関で言えば大臣は、選挙をするので、普通の公務員とはかなり違うとも言えます。

 

 ここで民間企業のトップとの比較の対象として適切なのは、国で言えば事務次官、地方で言えば副知事、副市長などでしょうか。

 いずれも公務員試験を受けて入庁し、功成り名を遂げて受験組の中で一番出世した人が、事務次官・副知事・副市長になれます。

 事務「次」官、「副」知事、「副」市長と、あまり偉くなさそうという字が付いているのですが、あにはからんやこの人たちは公務員試験入庁組のトップの中のトップなのです。

 これは、事務「次」官は大臣の「次」という意味であり、「副」は知事や市長が「正」であるためです。

 

 国家総合職で言うと、平均すると二年に一人の割合で、次官が誕生します。

 政治家も巻き込んで、誰を事務次官にするか、派手な人事競争レースが行われる場合もあります。

 同期から次官が出ると、他の同期のメンバーも人事的に恵まれる場合が多いです。

 一方、次官のいない期は人事で冷や飯を食わされるというのが、霞が関あるあるです。

 

 では、ここで質問です。

 財務事務次官のお名前、ご存じですか。

 安倍政権、高市政権でグッと存在感が増した、経済産業事務次官は誰ですか。

 私も知らないです。

 ほとんどの国民も名前は言えないでしょう。

 先ほど例に挙げた、ユニクロやソフトバンク、楽天とはえらい違いです。

 

 私のかなり先輩が著書の中で、「公務員の仕事は匿名の名誉」と言われました。

 また違う先輩は著書の中で、「公務員になったら、私欲は捨てて公務の仕事のことだけ考えたら、一生食べていけるのだから一生懸命公に尽くそう」と記されています。

 

 民間企業はどうかと言うと、わかりやすい例は最近のテレビドラマの「半沢直樹」が典型です。

 ドラマで半沢は自分の裁量でどんどんどんどん動いていって、八面六臂の活躍を見せます。

 公務員では、ちょっと考えられない仕事ぶり、個人プレーぶりです。

 

 民間企業はどちらかと言うと個人プレー、そしてトップは芸能人並みの知名度。

 一方公務員の仕事は匿名というのが、大前提です。

 匿名というのは、ラジオの番組などで「千葉市の匿名希望の方」で出てくる「匿名」です。

 個人名が公開されることは、基本的にありません。

 

 例えば、市街地が整備されて道幅が広がって、車の交通がしやすくなったとしましょう。

 この道って誰が作ったんですか。

 市のお金なら市道、県のお金なら県道、国のお金なら国道。

「市が作ってくれた」と思う市民がほとんどでしょうか。

 しかし、国の予算からお金の補助があった場合は、「財務省の主査が予算を付けてくれた」

 道を広げる時に、そこに住んでいる方は、郊外などに代替地を保証して、立ち退いてもらわないといけないです。

 公務員の数多ある仕事の中でも、難交渉が見込まれる、なかなかタフな仕事です。

「市役所の山田道路課長が交渉してくれた」

 この例で出てきた「市」であり「主査」であり「山田課長」は、あくまで一例です。

 もちろん、道路を実際に工事するのは建設会社の方であり、見方によっては「建設会社の人が道路を作ってくれた」と考える人も、もちろんいるでしょう。 

 多くの市民は「役所が道路を作ってくれた」と思うでしょう。

 民間企業の仕事の際には、「半沢直樹」のようなわかりやすい象徴があるのですが、公務員の仕事の場合はそういうものがないのが特徴と言えます。

 

 先ほどの山田課長は例外的で、公務はほとんど個人名が外には出ません。

 強いて言えば、山田「課長」とある通り、ポジションの名前は出てくるかもしれません。

「山田」というのは、個人名がついでに出てきたような感じで、「課長」というのが、公務では必須の要素なのです。

 役人と言われるように、公務員はまさに「役」の「人」なのです。

「課長」という「役」がとても重要なのです。

 

 いずれにしろ、公務員は「匿名」で仕事をします。

 公務員志望者の皆さん。

「匿名」だけど、それでも仕事しますか。

 正直、仕事で目立ちたいという人は、公務員は物足りないかもしれません。

 一方、匿名は、まさに名誉とも言えます。

 皆さんが公務員になられて、役所で仕事をした成果が、社会などの教科書に載って、五十年後、百年後の国民にも称えられるということも、十分に考えられます。

 しかし、そういう仕事も、まさに匿名だからこその教科書に載る名誉なのです。

 

 そして、公務員は安定しているから受験するという方。

 面接の時に安定を言うのはずばりNGなのでお勧めしませんが、とっかかりとしては安定も全然OKです。

 その代わり、公務員に晴れて合格されたら、勤務中は私利私欲を捨てて、公務に邁進して市民、県民、国民の幸せのために尽くしてください。

 公務員は同業他社につぶされることもありません。

 定年までの好待遇は、いわゆる安定として保証されます。

 安定を私欲のために使うのではなく、公益のために安定は保証されるのですから、その分それに見合うだけの成果を、公務において生み出してください。

 

 ゴールデンウイークです。

 本試験の方は、体調に気をつけて受験してください。

 国家一般職、地方上級、国家専門職など、6月くらいに決戦を控えている方は、このゴールデンウイークを使って、過去問の演習、面接試験の準備などに努めましょう。

 来年受験の方はこのゴールデンウイークで、ガクチカに書けるような体験をされるかもしれません。

 web講座推奨のスケジュールは、おそらくスタートは数的処理から始めるように組んであると思うので、ぼちぼち数的処理を勉強しましょう。

「難しい、こんな問題できるようになるかな」と不安を持つ方がたくさんいるでしょう。

 しかし、難しいと思うのはみんないっしょです。

 だんだん慣れていけばいいです。

 まずはゆっくりゆっくり慣れていく。

 過去問が解ければしめたもの。

 次の単元、その次の単元と進んでいって、できるところを着々と増やしていきましょう。

 がんばって。

 講師の中島基浩です。

 

 先週に全部書きたかったのですが、かなり長くなりそうなので、今週も書きます。

 

 ○同業他社の有無=先週書きました。

 ○民間企業は数字、公務員は言葉

 ○民間企業は個人プレー、公務員は匿名の名誉

 

▶民間企業は数字、公務員は言葉

 民間企業は利益を出す主体です。

 利益は、数字で表されます。

 そして普段の仕事も数字で表される場合が多いです。

 中川さんは前月より10%売り上げが伸びた、○○課は去年より業績が5%伸びた等。

 民間企業の仕事に数字はつきものということからわかるのは、他の人や他の課と業績の比較ができやすいという点にあります。

 1%の売り上げ増につき、1万円給与を増やすなど、業績と自分の給与がリンクするなど、社員のモチベーションにつながる制度を導入したりします。

 

 公務員はどうでしょうか。

 公務員も確かに数字になじむ仕事があったりします。

 例えば、去年より工事数が15%増えた等。

 ただ、数字にはなじみにくい公務独特の仕事がかなりあったりします。

 私の従事していた外交などは、その典型でしょう。

 今般の首相の訪日に際して、相手国との関係を政治的、経済的、文化的に発展させていく等。

 相手国との外交関係の深化というのは、どこから見ても数字の要素は希薄です。 

 

 つまるところ、公務には利益とか売上とか、そういう数字で表せる要素はあまり多くありません。

 民間は数字であり、公務は言葉なのです。

 公務員の仕事というのは、昔の事例ですが「情報通信」なのか「情報・通信」なのかで、延々と当時の通商産業省と郵政省が「・(点)」をつけるかつけないかで、ひたすらケンカを続ける等、たった一言の言葉が、その役所にとって有利な制度になるか、不利な制度になるかが決まるのです。

 公務員にとって言葉というのは、仕事の本質なのです。

 あたかも民間企業にとって数字が仕事の本質であるように。

 

 公務員の目線でこの世の中を見ると、この世は言葉でできているのです。

 民間企業だと、この世は数字でできているように見えるでしょう。

 例えば、経済産業省が中心になって少し前に行っていたエコポイント制度にしろ、国土交通省が進めた交通バリアフリー、総務省の地デジなど、数字の要素もありますが、その本質は言葉でこれらの制度は構成されています。

 公務員が他省と業務の調整などをするときは、まさに言葉のバトルです。

 言葉によって自省の論理・スタンスを構成し、相手の省の論理・スタンスを上回ろうと、ひたすら論戦をします。

 民間企業だと、数字でバッサリ決まってしまうところですが、各省の戦いの場合は、相手も「さはさりながら」とひたすら食い下がるので、とても消耗する戦いでもあります。

 

 民間企業では営業のナンバー1などは、売上の数字などで一目瞭然に決まるでしょう。

 公務員の場合、同期のピカイチなどがどう決まるかというと、ずばり言葉のバトルにとても強い人です。

 このブログの一番最初くらいに書いた記事です。

 「特になし」と答えたら「『特に』ってどういうこと」と上司に訊かれ、面食らったという話ですが、公務員にとっての言葉の大切さを教えてくれたのだと納得したという話です。

 御関心がございましたら、読んでみてください。

 

 長くなりましたので、公務員は匿名の名誉という部分は、次回以降に記します。

 

 夏日になったり、肌寒い日になったり。

 この調子だと、本当に春は完全にスルーされて、いきなり初夏に突入するような勢い。

 体調管理には、本当に気をつけましょう。

 突然の体調不良、発熱で公務員試験本試験を受験できないという事態だけは、ゆめゆめ避けられますように。

 早い試験もありますので、もう公務員試験本試験シーズンですね。

 国家一般職・地方上級を考えられている方は、直前期でしょうか。

 直前期は勉強すればするほど、新しい視点などがわかったりして、実力がどんどんついてくる時期であります。

 ただ、ご無理だけはなさらぬように。

 面接対策は忘れていませんか。

 バランスよく、筆記試験、面接試験の準備をしましょう。

 がんばって。