名刺あれこれ | 中島基浩公務員試験合格ブログ

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公務員試験講師歴23年、「文系のジェネラリスト・試験のスペシャリスト」の講師中島基浩が、公務員試験受験生に有益な情報を提供します。「語呂合わせで急所をチェック 公務員試験」(文芸社),「全体の奉仕者への道~知って得する!公務員試験のヒント」(GalaxyBooks)発売中。

 講師の中島基浩です。

 

 今日は名刺についてのあれこれを。

 小生が役人だったときに作った29年前の名刺は、いかにも公務員という感じの名刺で、名前と所属課、連絡先などが機械的に書かれている名刺でした。

 E-mailのアドレス付きだったのが、目新しかったです。

 裏面は英語のローマ字で同じような記載がありました。

 せめて、縦書きにするか横書きにするかの選択の余地があったくらいで、同期も含めて上司もこんな感じの名刺でした。

 他の省庁でも、官庁訪問のときに名刺をくれる面接官もいて、しかし、この29年前の名刺とほとんど同じフォーマットの名刺でした。

 

 時が経って、令和の世の中。

 公務員の名刺もかなり様変わりしました。

 中央官庁の名刺は同期の名刺に限って言えば、少しカラフルになった程度。

 同期の地方公務員の名刺はかなり柔らかい印象のものになりました。

 表には富士山の写真が背景にあって、裏にはその地方の名産品などをアピールする名刺をもらいました。

 

 当方が居住する県庁の職員の名刺は、管理職以上が公費、それ以下は自費で名刺を作っているそうです。

 ただ、民間企業の例も参考にして、このルールは見直してみようと、ニュースで報じられていました。

 所属する課の業務次第で、名刺をじゃんじゃん配布するところもあれば、ただ大概の課は名刺を作っても、あまり配布しないというところがほとんどだろうから、そういうとこまで公費で面倒を見るのも微妙な感じがします。

 

 当方の講師業も、名刺は取りあえず作って持っていますが、年間で考えてもほとんど名刺は配りません。

 業者に頼んで名刺を作ってもらいますが、まあ100枚作って500円とちょっとくらいの出費で済みます。

 安い業者があるものです。

 役所にいたときも、100枚作って数千円くらいだったように思えます。

 当然、自腹です。

 役所によっては、配属1日目に自分の机に行くと、自分の名刺がもう既に作られているというところもあるようです。

 私の役所も、それくらい気は回しておいてもいいのにな。

 

 地方上級も終わり、公務員試験の季節も一つ進んだような感じです。

 専門科目まで勉強された方は、面接試験の準備をフルスピードで行いましょう。

 市役所第一志望、B日程、C日程も受験するという方は、B日程、C日程に照準を合わせて、ピーキングしましょう。

 がんばって。