映画「博奕打ち外伝」感想 | リタイアライフのつぶやき

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65才でサラリーマン生活からリタイア。さて、これから何をしていこうか。ブログでつぶやきながら日常生活を報告。参考になれば幸いです。

2月21日、BS12で映画「博奕打ち外伝」が放送されてました。興味があったので早速みました。

監督 山下耕作

俳優 鶴田浩二 高倉健 菅原文太 若山富三郎 松方弘樹

1972年 東映映画 103分

内容(Movie walkerより)

「明治中期の北九州・若松では、北九州睦会系大室一家組長大室弥八(若山富三郎)と江川組組長江川周吉(鶴田浩二)とは何かにつけて対立していた。

睦会宗家浦田組組長常五郎の後継者は代貸の花井栄次(高倉健)だと衆目の一致するところであったが、常五郎は弥八を二代目に命名した。

栄次は常五郎の隠し子で栄次の二代目襲名による内紛を恐れた常五郎の配慮であった。

事情を知っている周吉は、神尾鉱山の納屋頭として田川行を決意した栄次を見送り、弥八との喧嘩をさけることを誓った。

若松に帰った周吉を待っていたのは夫婦気どりの芸者秀子と大室一家のいやがらせだった。

大室一家代貸の滝(松方弘樹)は、弥八に無断で江川組の縄張りを荒していった。

栄次との約束を守り耐える周吉。そんなある日、周吉の弟鉄次(菅原文太)が若松に戻って来た。現在の組の状態を知った鉄次は単身大室一家に乗り込み騒ぎを引き起こす。

周吉は鉄次を殴り倒し自ら指をつめて弥八に詫びを入れるのだった。しかし滝の暴走は止まらなかった。まず鉄次を闇打ちにし、仲裁に立った浦田、栄次までも惨殺してしまったのだ。

“滝が親分、兄弟分までも殺してしまった”弥人は唖然とするが、滝の親を思う心が弥八の心を動かし“滝よ共に地獄まで落ちよう--”と二人は涙の内に手を握りあった。

弟たちの墓前にドスを突き立て、大室一家に殴り込む決意をした周吉は、弟(菅原文太)、組長、兄弟分(高倉健)(責任をとり自殺した)の弔い合戦に胸中は激しく燃えていた。」以上が概略です。

何と豪華な東映オールスター出演でした。

みんな死んで鶴田浩二だけ生き残りました。周吉は、栄治との約束を守り義理を果たそうとするが滝が壊してしまう。滝の暴走は、親分(宗家)まで殺してしまう。しかしそれは、親分(組長の弥八)に惚れたため親分のためなら渡世の作法も無視するという。任侠道ではなく変な道にそれてしまう滝。それを解った弥八は、「滝よ共に地獄まで落ちよう」と言い、殴り込みにきた周吉に戦わずして殺されてしまう。滝も簡単に殺される。高倉健も戦わずあっさり、腹を斬り(自殺)、そう簡単に死なない主役級がいとも簡単に死んでいきます。悪役は、滝(松方弘樹)一人です。鶴田浩二と松方弘樹の映画でした。この博奕打ちシリーズは、任侠映画の監督である山下耕作がメインとなり鶴田浩二を主演にして、任侠の世界を描いています。今回の「博奕打ち外伝」は、博奕打ちシリーズの最後の作品であり、実録もの「仁義なき戦い」が翌年(1973年公開)ですので任侠映画最後で豪華メンバーかなと思いました。ちなみに昭和残侠伝も1972年で終わり、日本侠客伝も1971年に終わっています。

最後までご覧になりありがとうございます。

 

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