映画「ディファイアンス」感想 | リタイアライフのつぶやき

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65才でサラリーマン生活からリタイア。さて、これから何をしていこうか。ブログでつぶやきながら日常生活を報告。参考になれば幸いです。

2月20日、NHKBSぷプレミアムシネマで映画「ディファイアンス」が放送されてました。興味があったので早速みました。

監督 エドワード・ズウィック

俳優  ダニエル・クレイグリーヴ・シュレイバー

2009年 アメリカ映画 136分

内容(wikipediaより)

「1941年、ドイツ軍がベラルーシを占拠。ナチス親衛隊と地元警察がユダヤ人狩りを始める。

8月、警官に両親を殺されたユダヤ人兄弟、トゥヴィア、ズシュ、アザエルはリピクザンスカの森に逃げ込むと、既に多数のユダヤ人が隠れていてキャンプを構えていた。

トゥヴィアが食料と武器を入手するため訪ねた父の親友コシュチュクに頼まれて他のユダヤ人たちも森へ案内する。

10月、武装して「ビエルスキ・パルチザン」(民衆による非正規軍)と名乗るが、銃撃戦で2人の犠牲者を出し、アザエルも行方不明になってしまう。

食糧不足や不安から同胞の間でいざこざが起き始め、トゥヴィアは皆で生き残ることが復讐だと諭す。

トゥヴィアがコシェチュクに食料をもらいに行くと、2人の女性と一緒にアザエルが匿われ、コシェチュクは納屋に吊るされ死んでいた。次第にズシュはトゥヴィアとの対立を深めていき、キャンプから仲間数人を連れて同地域で活動していた赤軍パルチザンに参加する。

1942年、ある日見張りがドイツ軍の伝令を捕まえるが、伝令が持っていた命令書には森を包囲すると書かれていた。

赤軍パルチザンは敵から逃れるため、ズシュ達の抵抗にもかかわらず撤退を始める。まもなくドイツ軍によるキャンプへの攻撃が始まり、アザエルらがキャンプに残り時間を稼ぐ間、トゥヴィアが仲間を誘導して森の奥へと進むが、大きな沼に直面してしまう。

そこにアザエルが戻ってロープやベルトで全員をひと繋ぎにして、何とか大きな沼を渡り切る。しかし、安心するのもつかの間、戦車を伴ったドイツ軍が待ち構えており、彼らの命を掛けた戦闘が始まった。

辛くも生き残ったトゥヴィア達一行にズシュも加わり、その後2年間は森に残った。新しいキャンプには学校と病院、保育所もあった。追われながらも人数は増え続け、終戦時に生き残った者は1200人もいた。」とあります。

 「基本的には実話に基づいているが、一部に映画的結末を描くための脚色があり、特にエンディングの戦車との戦闘シーンについては原作者も当初は戸惑いを覚えたことを告白している。

また、ビエルスキ兄弟が率いたユダヤ人組織に対する歴史的評価もポーランド内では分かれており、同じポーランド人から略奪することで生き延びた山賊集団ととらえる向きもある。」(wikipediaより)

ストーリーとしては、ハラハラドキドキの場面もあり興味深かったです。時にトゥヴィアが仲間を誘導して森の奥へと進むが、大きな沼に直面してしまい、困ったとき、あの頼りにならなかった三男のアザエルがみんなを鼓舞してわたりきるのです。

最後のドイツ軍との戦闘も絶対絶命の時、仲間を見捨てたと思ったズシュたちソ連軍がやってきて一気にドイツ兵を蹴散らした時には、スッキリでした。

しかし、ロシアとユダヤ人の共通の敵としてドイツがありロシアとユダヤが共に戦っていましたが、食料の調達は、ポーランド(ベラルーシ)農民から奪うものであり、搾取と呼ばれても仕方がない面もあります。しかし、終戦時には1200名が生き乗ったという事実は、重要であると思いました。ナレーションでユダヤ人兄弟のその後が語られます。
三男アザエルはソ連軍に入隊したがその6ヵ月後に戦死しました。次男 ズシュはニューヨークに移住して運送会社を経営しました。
長男トゥヴィアも渡米して兄弟一緒に働いたそうです。

なかなかいい映画でした。

「ディファイアンス」の意味は、「果敢な抵抗」だそうてです。

 

最後までご覧になりありがとうございます。

 

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