映画「新・極道の妻たち」感想 | リタイアライフのつぶやき

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65才でサラリーマン生活からリタイア。さて、これから何をしていこうか。ブログでつぶやきながら日常生活を報告。参考になれば幸いです。

1月19日、BS松竹東急で映画「新・極道の妻たち」が放送されてました。興味があったので早速みました。

監督 中島貞夫

俳優 岩下志麻 髙嶋政宏 かたせ梨乃

1991年東映映画 114分

内容(Wikipediaより抜粋)

「3月、関西の中規模のヤクザ組織の藤波組二代目霊代・藤波加奈江は、仲間内で若頭・松岡の出所祝いを開く。加奈江は近々、若頭・松岡に三代目を継がせて自身は引退するつもりだったが、数日後、香港旅行に出かけた若頭・松岡が急死し状況が一変する。

若頭・松岡の通夜に大組織・神原組の幹部・角谷孝仁が「故人には、若い頃世話になった」と焼香に訪れるが、加奈江は組の様子を探りに来たと疑う。

加奈江は事前に親しい上層部3人を集めて幹部・宗田義人を三代目にする手はずを整えて幹部会に臨むが、加奈江の実子・直也が突然跡目に立候補する。

跡目の話合いが先延ばしになり直也が気晴らしにコンサートを聞きに行くと、メガネをかけた女子大生・氏家葉子に一目惚れする。“エリート社長”のフリをして交際を始めた直也は、何度目かのデートの後、葉子の部屋で素顔の彼女と男女の関係を持つ。

しかし、翌朝メガネをかけた葉子に背中の刺青を見られた直也は彼女から怖がられ拒絶されてしまう。それでも諦めきれない直也は、後日、葉子にヤクザであることを明かして誠心誠意プロポーズし、彼女に断られるが清々しい笑顔で別れを告げる。

4月になり、直也の誠実さに考え直した葉子は藤波家に訪れ、彼をヤクザから足を洗わせて結婚を認めてくれるよう加奈江に懇願する。

そんな中跡目を継ぐため手柄を立てることに躍起になる直也は、組員に命じて神原組と繋がりのある組長とトラブルになり射殺してしまう。これが火種となり神原組との抗争が勃発し、加奈江は大規模な戦争になる前に角谷に会って休戦を申し出て了承をもらう。しかし加奈江は角谷が藤波組の内情に詳しいことに違和感を感じて組内にスパイの存在を疑い始める。

直也は再会した葉子からヤクザを辞めるよう頼まれるが、自身を跡目に継がせたくない加奈江の指示によるものと疑う。加奈江を問いただしに本宅に訪れた直也は、母にヤクザから足を洗うよう告げられて猛反発する。

加奈江は母としての本音をさらけ出して説得するが、母子の縁を切ってでも極道引退を拒む直也に根負けするも、ヤクザとしての息子の成長を嬉しく思う。

緊急幹部会を開いた加奈江は話し合いで神原組との戦争を決め、宗田は直也に藤波組三代目を継がせる決心をして一致団結する。

戦争を前に先の組長殺しで逮捕状が出た直也は取調べのため警察署に出頭するが、そこに現れた何者かに射殺されてしまう。息子の遺体と対面した加奈江は慟哭するが、その後宗田が角谷を通じて神原組に取り入るため直也を殺したことを知る。

加奈江は宗田に真相を突きつけた後、本人の命で落とし前をつけるよう銃を渡すが、彼は彼女を撃とうとする。しかし加奈江は宗田を試すつもりであえて弾を入れておらず、本心を知った彼女が部屋を出た後、彼を始末するために入ってきた組員の銃から数発の銃声が鳴り響く。

しかし、組員は、殺され逆に加奈江が殺されそうになるが弁護士の桐島が宗田を撃って殺してしまう。最後、重田が加奈江の命を受け機関銃で神原組の角谷を殺すところで終わる。」以上が概略です。

この映画は、「関西を舞台にヤクザ組織の跡目争いに名乗りを上げた息子とその母の愛憎、彼と堅気の女性との恋、その隙をついて組を乗っ取ろうとする敵組織の策略が描かれている。」(Wikipedia)とあるように、岩下志麻と髙嶋政宏の親子の関係が中心になっている。短気で無鉄砲で危ない息子役の髙嶋政宏が非常にいい演技をしていて最後、殺されると思ったら案の定、仲間の裏切りで殺される。怒りに狂った母が仕返しするというヤクザ映画のパターン通りになりました。気の強い女親分が実は、息子のことが心配で毎日が気がかりだという弱い部分をみせます。親子の縁を切ればやっと気が休まるといい、立派なヤクザになったとほめる。最後は、和解しますが殺されるという悲劇が待っていました。

もう一つのテーマとして堅気の女性との恋があり「好きになった人がたまたまヤクザだった。」とどこかで聞いたことのあるせりふが出てきました。結果的には、足を洗えず殺されるという運命でした。なかなか興味深いところもありよかったです。

最後までご覧になりありがとうございます。

 

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