映画「ボヘミアン・ラプソディー」感想 | リタイアライフのつぶやき

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65才でサラリーマン生活からリタイア。さて、これから何をしていこうか。ブログでつぶやきながら日常生活を報告。参考になれば幸いです。

1月20日、NHKBSで映画「ボヘミアンラプソディー」が放送されてました。

監督 ブライアン・シンガー

俳優 ラミ・ミレック

2018年アメリカ映画 134分

内容(MIHOシネマより抜粋)

「1970年、イギリス、ロンドンのヒースロー空港。インド系移民の若者が荷物の積み下ろし作業の仕事をしていた。彼は自分の名前が嫌いだったため、自らフレディと名乗っていた。

仕事が終わり、フレディは自宅へ帰ると、そのままライブハウスへと向った。ライブハウスではスマイルというバンドが演奏しており、彼らのライブを見たフレディは彼らの演奏に魅了され、ライブ後にスマイルのメンバーを探す。その場に居合わせたメアリー・オースティンという美しい女性から彼らの居場所を聞いたフレディは彼女に一目惚れしてしまう。

スマイルのメンバーであるブライアン・メイとロジャー・テイラーを見つけ、彼らに話しかけるフレディ。聞けば、スマイルのボーカリストがその日限りで脱退してしまい、途方に暮れているのだという。そこでフレディはその場でアカペラを始め、自分を彼らに売り込むのであった。

フレディの並外れた歌唱力に驚いたブライアンとロジャーは彼と組むことを決め、次のライブからは新しいベーシストとしてジョン・ディーコンも参加。フレディがクイーンと命名し、新しいバンドが始動する。

ブティックで働いているメアリーと再会したフレディは彼女と徐々に親密な関係になっていく。その一方でクイーンは音楽の既成概念を打ち破ろうと実験的な試みを重ね、アルバム制作をするため、曲作りに没頭。

やがて、彼らの評判は音楽業界関係者の耳にも届くこととなり、エルトン・ジョンのマネージャーを務めたこともあるジョン・リードが彼らのデモテープを聴き、衝撃を受ける。クイーンの可能性に惚れ込んだリードは彼らのマネージャーとなるのであった。

その後、リードは彼らにもうひとりのマネージャーとしてポール・ブレンターを招き入れるとともに、リードの口利きでクイーンは英国国営放送局BBCのライブ番組に出演。生演奏がNGだったため、仕方なく口パクで披露した「キラー・クイーン」が英国中で話題となり、一気に人気を博していく。

フレディはメアリーにプロポーズをし、全米ツアーへと旅立っていく。アメリカでもクイーンは熱狂的に迎え入れられ、ツアーは大成功。イギリスへと帰国した彼らは名プロデューサーのレイ・フォスターと共に新しいアルバム『オペラ座の夜』を作ることが決まった。

バンドはシングル用の曲として6分超えの大作曲「ボヘミアン・ラプソディ」を制作。長尺かつあまりに実験的すぎるこの曲はプロデューサーの反対に遭いながらも、やがて評価を得、クイーンの人気を世界的なものしていくのであった。

その一方でフレディはマネージャーのポールと親密になっていく。自身の内なるセクシュアリティに葛藤しながらも、フレディはメアリーにバイセクシュアルであることを告げる。しかし、メアリーはフレディに「あなたはゲイよ」と言い放ち、やがて二人は破局してしまう。

1980年代に入り、短髪になったフレディは、自身の住む豪邸でポールと共に知り合いのゲイや取り巻きとともに自堕落なパーティ三昧の日々を送り、バンド・メンバーからも疎まれるようになる。また、この頃、フレディの邸宅でウェイターとして働いていたジム・ハットンとも深い関係になってしまう。

そんなフレディにリードが破格の契約金でソロ・アルバムの話を持ちかけるが、怒ったフレディはリードを解雇してしまうのであった。

フレディはポールにそそのかされて、ゲイ・コミュニティに入り浸りだったが、その頃、同性愛者の間でエイズという病気が流行し始めていた。

更にフレディはついにソロ契約を交わしてしまう。そして、彼はメンバーと衝突し、一時的に彼らと袂を別つのであった。

その頃、クイーンに大規模なチャリティ・イベント「ライブ・エイド」へ出演しないかという話が持ち上がる。ソロに転向したフレディはポールから、その話を聞かされていなかったため、激怒してポールを解雇する。

2枚目のソロ・アルバムを制作していたフレディの体調は急激に悪化。咳き込んで血を吐いたフレディはエイズを患っていることが判明する。ソロ活動をしたことでクイーンの仲間たちと共に音楽を奏でることが、どれほど自分にとって大切なことであったかを痛感させられたフレディはクイーンのメンバーに詫びを入れ、自身がエイズであることも告白する。

復活したクイーンは1985年7月13日、ライブ・エイドが行われるウェンブリー・スタジアムのステージに立ち、伝説となった。」とあります。
この映画は、フレディに焦点を当てて1970年のクイーン結成から1985年のライブエイド出演までを描いています。フレディ自身の内なるセクシュアリティに葛藤しながらも、フレディはメアリーにバイセクシュアルであることを告げますが、女性にとってバイセクシュアルは許せるものではなく破局します。

クイーンが活動した70年代から80年代にかけて、セクシュアルマイノリティであることをカミングアウトしても、好意的に受け止められる時代ではなかったようです。

そのために常に孤独感に苛まれていたようです。

「ボヘミアンラプソディー」の歌詞の本当の意味をしらべてみました。

「Mama, just killed a man(ママ、人を殺してしまったよ)」から始まり、何のことかさっぱりわかりませんでしたが、実は、フレディが自分がゲイてあることを認めたメッセージで異性愛者は死んで新しい本来の自分として生きていくという事で自らのセクシャリティに関する苦悩や葛藤が込められた歌だそうです。

今、時代は変化しLGBTのようなセクシュアルマイノリティでに対する理解や差別のない社会を作ろうとしています。

才能あふれる音楽家てあるフレディは、若くして亡くなりましたが素晴らしい音楽を残しエイズ啓発に貢献し伝説の中に生きていくと感じました。

この映画の中で「we are the champions」、「we will rock you」、「ボヘミアンラプソディー」「キラークイーン」など聞くことができました。

すばらしい映画だと思います。

余談ですがた彼らは親日家であり、特にフレディ・マーキュリーは、自宅に日本庭園を造るほどであったそうです。

最後までご覧になりありがとうございます。

 

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